茶屋町地区地区計画 A-1地区の「ヤンマーグループ新本社ビル」が2013年1月29日に建設着工!
-茶屋町地区地区計画-
大阪市は、阪急梅田駅に隣接する東側約2.2hの再開発を計画しています。地区内の東西道路幅を12m広げ、容積率を最大800%に緩和、空き地が多く、10階程度のビルしか建っていない地区を高層化へ誘導します。
第1期再開発は、東西道路南側の約1.6haです。容積率は650~800%になり、大規模なビル建設が可能になります。
再開発区域内は、1・2階は商業、業務などにぎわい施設にする事が条件となっており、マンションも3階以上の部分を住宅にすれば建設可能です。
「A-1地区」です。ヤンマーから発表があり、昨日(1月29日)関係者出席のもと、起工式を行い本体新築工事に着工したそうです。
ヤンマー・ニュースリリース(2013/01/29)
ヤンマーグループ新本社ビルの建設着工について
写真は、昨年の12月の様子です。先週の月曜日に見た時には「建築計画のお知らせ」が見当たらなかったので着工はもう少し先だと思っていました。
いきなりの着工には驚きました。「建築計画のお知らせ」を見落としていたのかもしれません。昨日もすぐ近くを歩きましたが、現地に行きませんでした。痛恨のミスですね・・・
「A-1地区」は、地区面積は約3,000㎡で、容積率の最高限度は800%です。2012年4月27日~2012年12月31日までの工期で、「大林組」により「ヤンマー本社ビル地上解体工事」が行われていました。
新本社ビルは、地上12階、塔屋2階、地下2階、延床面積約21,000㎡の「中間免震構造」のオフィスビルになります。建築主の「セイレイ興産」は、ヤンマーのグループ会社です。
ヤンマーグループ新本社ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町1-32
◆ 階数-地上12階、塔屋2階、地下2階
◆ 延床面積-約21,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-中間免震構造(5階)
◆ 用途-地下2階~地上4階(商業ビルフロア)、5階(中間免震階)、地上6階~最上階(ヤンマーグループ本社オフィス)
◆ 建築主-セイレイ興産
◆ 竣工-2014年10月予定
| 固定リンク
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- これにはビックリ! 大阪のランドマーク的な存在「大阪マルビル」を建て替え 地上30階、高さ約123mの現状建物から高層化する予定!(2022.05.14)
- 阪急阪神ホールディングス 「大阪日興ビル」と「梅田OSビル」の一体開発 「大阪日興ビル」の信託受益権の一部を追加取得!(2022.05.13)
- 大阪企業の希望の星 空調のベンツと呼ばれる「ダイキン工業」 2022年3月期の連結決算 売上高3兆円・営業利益3,000億円突破!(2022.05.11)
- 「大阪三菱ビル」の跡地 地上32階、高さ約147mの「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」 2022年4月27日の建設状況(2022.04.29)
- 阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業 完成予定は2031年度に延期、事業費が694億円増えて2,326億円になる見込み!(2022.03.22)