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2013年1月

2013年1月31日 (木)

「P&Gジャパン(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)」の本社移転先は神戸・三宮に決定!

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-P&Gジャパン-

 一般消費財大手の「P&Gジャパン(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)」は、六甲アイランドにある本社の移転先を、神戸・三宮に決めたようです。
 移転表明後、従業員の利便性などに配慮して神戸市内を最優先に探していましたが、大型物件が少なく、大阪・梅田なども候補地として挙がっていました。
 
 神戸新聞(2013/01/28)
 P&G本社、移転先は三宮 16年春にも新ビル入居 
 
 移転先は、JR三ノ宮駅南側の「そごう神戸店」の東隣りです。現在は「三井住友信託銀行」の神戸三宮支店となっています。
 土地・建物を所有する「森本倉庫」が、地上12階、地下2階のオフィスビルに建て替え、「P&Gジャパン」は2016年春にテナントで入る見込みです。
 
 六甲アイランドの「P&G日本本社/テクニカルセンター」には、本社機能と研究開発部門があり、約1200人が働いています。
 ここ数年アジア事業の戦略立案部門をシンガポールに移転したことなどで活用していないスペースがかなりあります。
 
 「P&Gジャパン」の神戸市外、兵庫県外へ流出は、神戸市や兵庫県にとって計り知れないダメージになります。
 神戸市は、三宮周辺に新設される高層ビルに入居する企業を対象に、神戸市が賃料を補助、兵庫県が法人事業税の軽減を行う方針を固め、神戸市からの流出を死に物狂いで阻止しました。
 
 
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-P&G日本本社/テクニカルセンター-

 六甲アイランドにある「P&G日本本社/テクニカルセンター」です。「P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)」は、アメリカに本拠を置く世界最大の一般消費財メーカーです。
 
 2011年の売上高が82,559百万ドル、利益が11,797百万ドルです。1$=90円と仮定して、売上高が7兆4300億円、利益が1兆600億円となります。
 日本最大手の「花王」の2011年の売上高が1兆2160億円ですから、売上高で6倍以上の巨大企業です。
 
 「P&Gジャパン」は、「P&G」の日本における子会社です。日本は販売戦略の重要な拠点と位置づけられています。
 ブランドも「ヴィダルサスーン、パンテーン、ファブリーズ、ウイスパー、マックスファクター、SK-Ⅱ、ジレット、ブラウン」他などみんなが知っている超有名ブランドばかりです。「パンパース」も忘れたらいけませんね。
 
P&G日本本社/テクニカルセンターの概要
◆ 所在地―兵庫県神戸市東灘区向洋町中一丁目17
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-最高部131.4m
◆ 敷地面積-約10,919㎡
◆ 建築面積-約2,496㎡
◆ 延床面積-約41,161㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、研究所
◆ 設計者・施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1993年02月
 
 
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-三宮ビル北館-

 「三宮ビル北館」は、「そごう神戸店」の東側にあります。現在は「三井住友信託銀行」の神戸三宮支店が入っています。
 地上12階、地下2階のオフィスビルに建て替えられた後に、「P&Gジャパン」が移転してきます。
 
 「三宮ビル北館」は、「森本倉庫」が所有しています。森本倉庫は三宮周辺に「三宮ビル南館、三宮ビル東館、三宮中央ビル、三宮ビルⅤ、三宮ビルⅣ、三宮国際ビル、三宮グランドビル」などを所有する神戸・三宮の大家さんです。
 
 
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「三宮ビル北館」は、1995年1月17日の「阪神淡路大震災」により座屈(途中階がつぶれる事)し、その後解体されました。
 
 地上2階で暫定的に建て替えられましが、本来の姿ではないため、私はこのビルを見るたびに「阪神淡路大震災」を思い出します。
 
 
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「三宮ビル北館」を南西側から見た様子です。
 
 
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「三宮ビル北館」の南側には、「三宮ビル南館」があります。「三宮ビル北館」が建て替えられるとツインビルになります。
  
 
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-三宮ビル南館-
 「三宮ビル南館」です。同じく「森本倉庫」が所有しています。「ネスレ」の日本法人の「ネスレ日本」の本社が入っています。「ネスレ日本」も神戸市の宝です。
 
 「ネスレ」は、スイスに本社がある世界最大の食品メーカーです。2011年の売上高が94,405百万ドル、利益が10,692百万ドルです。1$=90円と仮定して、売上高が8兆4900億円、利益が9,600億円という巨大企業です。
 
三宮ビル南館の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区御幸通七丁目1‐15
◆ 階数-地上16階、地下4階
◆ 敷地面積-2,855.15㎡
◆ 建築面積-2,064.66㎡
◆ 延床面積-33,709.15㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 設計者・施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1999年02月
 
 
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「三宮ビル南館」の下層階は、店舗となっています。

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2013年1月30日 (水)

三井不動産 「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」の開発着手を発表!

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-三井不動産・次世代型商業施設の開発を加速-
 「三井不動産」は2013年1月28日に、大阪府吹田市のエキスポランド跡地に計画している大型商業施設「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」の開発着手を発表しました。
 
 また、埼玉県富士見市の「(仮称)ららぽーと富士見」、東京都立川市の「(仮称)立川立飛商業施設計画」、大阪府和泉市の「(仮称)ららぽーと和泉」の3ヶ所に計画していた大型商業施設の開発着手もあわせて発表しました。

 三井不動産・ニュースリリース(2013/01/28)
 三井不動産 次世代型商業施設の開発を加速 リージョナル型ショッピングセンター3施設と大型エンターテインメント複合施設の開発に着手
 
 「三井不動産」は、同時に4ヶ所の巨大プロジェクトをスタートさせました。「三井不動産」の資本力は凄いですね!
 
 「アベノミクス」で、日本経済の先行きに明るさが見えてきました。デベロッパーもそれを敏感に感じ取っているのかも知れませんね!
 それにしても何の前触れも無く「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」のいきなりの開発着手には驚かされました。開業は2015年を予定しています
 
-(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業-
 大阪府は、「エキスポランド」跡地の「万博記念公園南側ゾーン活性化事業」について、公募型プロポーザル方式により提案募集を行った結果、2011年12月12日に三井不動産の「The Museum City of Expo21」を選定しました。
 
 公募対象地は、(1)約17.3ha、(2)約10.6ha、(3)約7.9haの3区画で、総合計約35.8haでした。
 (1)は必ず利用することとし、(2)、(3)を区分ごとに一括して加えて利用できるという条件でした。三井不動産の「The Museum City of Expo21」は、(1)約17.3haのみ応募となりました。
 

(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園23-17(一部)
◆ 階数-地上3階、地下1階
高さ-約14.5m~28m(大観覧車約170m)
◆ 敷地面積-約173,000㎡
◆ 建築面積-約90,500㎡
◆ 延床面積-約316,300㎡
◆ 店舗面積-約96,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設
◆ 商業施設の概要-物販約55%、飲食:約10%、サーヒス:約35%(水族館約10,000㎡、教育施設約8,000㎡、複合映画館約5,000㎡、温浴施設約2,000㎡含む)
◆ 店舗数-約300店
◆ 駐車場台数-約4,500台(別途駐輪場台数約1,900台)
◆ 想定利用客数-年間約2,000万人
◆ 開業-2015年予定
 
 周辺では、「ガンバ大阪」の新サッカースタジアムが2013年7月に着工予定、2015年夏の完成を目指しています。万博公園周辺は激変します。

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茶屋町地区地区計画 A-1地区の「ヤンマーグループ新本社ビル」が2013年1月29日に建設着工!

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-茶屋町地区地区計画-
 大阪市は、阪急梅田駅に隣接する東側約2.2hの再開発を計画しています。地区内の東西道路幅を12m広げ、容積率を最大800%に緩和、空き地が多く、10階程度のビルしか建っていない地区を高層化へ誘導します。
 
 第1期再開発は、東西道路南側の約1.6haです。容積率は650~800%になり、大規模なビル建設が可能になります。
  
 再開発区域内は、1・2階は商業、業務などにぎわい施設にする事が条件となっており、マンションも3階以上の部分を住宅にすれば建設可能です。
 
 
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「A-1地区」です。ヤンマーから発表があり、昨日(1月29日)関係者出席のもと、起工式を行い本体新築工事に着工したそうです。
 
 ヤンマー・ニュースリリース(2013/01/29)
 ヤンマーグループ新本社ビルの建設着工について

 写真は、昨年の12月の様子です。先週の月曜日に見た時には「建築計画のお知らせ」が見当たらなかったので着工はもう少し先だと思っていました。
 いきなりの着工には驚きました。「建築計画のお知らせ」を見落としていたのかもしれません。昨日もすぐ近くを歩きましたが、現地に行きませんでした。痛恨のミスですね・・・
 
 「A-1地区」は、地区面積は約3,000㎡で、容積率の最高限度は800%です。2012年4月27日~2012年12月31日までの工期で、「大林組」により「ヤンマー本社ビル地上解体工事」が行われていました。
 
 新本社ビルは、地上12階、塔屋2階、地下2階、延床面積約21,000㎡の「中間免震構造」のオフィスビルになります。建築主の「セイレイ興産」は、ヤンマーのグループ会社です。
 
ヤンマーグループ新本社ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町1-32
◆ 階数-地上12階、塔屋2階、地下2階
◆ 延床面積-約21,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造 
◆ 地震対策-中間免震構造(5階)
◆ 用途-地下2階~地上4階(商業ビルフロア)、5階(中間免震階)、地上6階~最上階(ヤンマーグループ本社オフィス) 
◆ 建築主-セイレイ興産
◆ 竣工-2014年10月予定

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あべのハルカス 2013/01/29 「Hoop」と結ぶ歩行者デッキが姿を現す!

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撮影日2013年1月29日
 2013年1月16日より、竹中工務店の公式HPに「あべのハルカス」ウェブページが開設されています。非常に詳細な内容が分かります。
 
 竹中工務店 → 「あべのハルカス」ウェブページ
  
 
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撮影日2013年1月29日 北側寄りから見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月29日 58階~60階の「展望台」です。塔屋の上はヘリポートになると思われます。
 
 
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撮影日2013年1月29日 南東側から見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月29日 南側寄りから見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月29日
 58階~60階の「展望台」です。公式HPのイメージ図を見ると三層吹き抜け構造で、58階から上はほぼ空洞のように見えますが、屋根がかなりあるように見えます。
 
 
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撮影日2013年1月29日 南側で、「Hoop」と結ぶ歩行者デッキの工事が本格的に行われています。
 
 
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撮影日2013年1月29日 「Hoop」と結ぶ歩行者デッキです。地上に降りる階段もしくはエスカレーターも見えます。
 
 
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撮影日2013年1月29日 歩行者デッキは、「Hoop」の2階と結ばれます。
 
 
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撮影日2013年1月29日 低層部西側の様子です。
 
 
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撮影日2013年1月29日 低層部北側の様子です。
 
 
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撮影日2013年1月29日
 新館北側の外壁の改修工事の様子です。2013年6月にタワー館部分が先行開業し、名称を「あべのハルカス近鉄本店」に変更します。
 
 その後、新館は改修が終わった部分から「ウイング館」として順次オープンする予定です。そして2014年春にグランドオープンします。
 
 
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撮影日2013年1月29日 新館を南東側から見た様子です。東側壁面がピカピカに磨かれて真っ白になりました。
 
 
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撮影日2013年1月29日 東面の北側上にあった赤い近鉄のロゴが撤去されていました。
 
 
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撮影日2013年1月29日 新館の南側です。外壁の大規模な改修工事が行われていましたが、全体が姿を現しました。
 
 
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撮影日2013年1月29日 
 「建築計画のお知らせ」です。何度も数値が書き換えられましたが、これが最終の確定の数値だと思われます。
 
 面積は、敷地面積以外はすべて変更になっています。階数は地上62階、地下6階となっていますが、構造的には地上60階、塔屋1階、地下5階です。

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2013年1月29日 (火)

グランサンクタス淀屋橋 「旧大阪農工銀行ビル」の外壁の一部を「曳家工法」により保存・再利用

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-グランサンクタス淀屋橋-

 「オリックス不動産」は、大阪市中央区今橋三丁目に地上13階、地下1階、総戸数61戸 (店舗1戸含む)のマンション「(仮称)淀屋橋プロジェクト」を建設中です。正式名称は「グランサンクタス淀屋橋」となっています。
 
 公式HP → グランサンクタス淀屋橋
 
 「グランサンクタス淀屋橋」は、歴史的建築物である「旧大阪農工銀行ビル」の外壁の一部を、「曳家(ひきや)工法」により、同じ敷地内のマンション建設地点まで移動し、原形のまま再利用しました。
 
 外壁の一部(全長約30m)を新築マンションの外壁として再生利用するため、「曳家工法」により原形のまま敷地内のマンションの建設地点まで2~4m移動しました。
 
 「旧大阪農工銀行ビル」は、明治・大正期の建築家「辰野金吾」が創立した「辰野片岡建築事務所」の設計により1918年に竣工したものです。
 1929年の改修を経て、約一世紀にわたって大阪の歴史的名建築のひとつとして市民に親しまれてきました。
 
 鹿島建設・プレスリリース(2012/12/10)
 「グランサンクタス淀屋橋」曳家工事完了名建築の壮麗な外壁を「曳家工法」で新築マンションに再生利用
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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建築計画のお知らせです。建築主は「オリックス不動産」、設計者は「IAO竹田設計」、施工者は「鹿島建設」となっています。
 
 
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立面図です。

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2013年1月28日 (月)

「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の空中回廊(立体歩行者専用通路)は、外周約500mで屋根付き!

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-ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田-
 2011年11月に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の北側の駐車場部分に新たな「商業施設」を建設するというニュースが流れました。
 
 そして2012年9月27日に都市計画案「都市再生特別地区の変更」と地区計画原案「大阪鉄道管理局舎跡地地区地区計画」の変更について、公衆縦覧及び意見書を受け付けました。
 
 大阪市・報道発表資料(2012/09/27)
 都市計画案・地区計画原案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します
 
 建築物高さの最高限度は、高層部150m、中層部①90m、中層部②70m、低層部①30m、低層部②15mとなっています。
  
 既存の「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」と新ビル囲むように「立体歩行者専用通路」が建設されます。
 「立体歩行者専用通路」によって地上2階レベル高さで建物を周回出来るようになります。
 
 詳しくは → 立体歩行者専用通路配置図(PDF)
 
-外周約500mの屋根付き空中回廊-
 読売新聞によるとヨドバシカメラの「立体歩行者専用通路」は、梅田店と新ビルの外周約500mで、屋根付きになるようです。
 移動しやすくして国内外からの観光客を呼び込む一方、地上や地下が浸水した時の避難路を確保し、災害に強い街にする狙いもあるようです。
 
 費用は、ヨドバシカメラやグランフロント大阪の開発に関わる企業など、事業者が負担し、新ビル建設費も含めると、総事業費は500億円規模となるようです。
 
 2011年11月の報道では、総事業費は200億~300億円の予定と書かれていましたが、下層階が商業施設の高さ約150mの大規模な超高層ビルを建設すると総事業費は500億円くらいかかるので妥当な線だと思います。 
 
 読売新聞(2013/01/27)
 梅田つながる空中回廊、15年までに整備 
 
 一つ新聞記事に突っ込みどころがありました。 ”サウスゲートビル西側では、15年の完成を目指して日本郵便などが高層ビルを建設予定で(以下省略)”
 ビルヲタは、3年間の暫定的活用により「梅田3丁目計画(仮称)」の完成が2018年~2019年頃に延期になった事をみんな知っています・・・

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仮称)日本生命保険相互会社新東館 2013年1月21日の建設状況

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-(仮称)日本生命保険相互会社新東館-
 「(仮称)日本生命保険相互会社新東館」は、大阪市中央区の本店ビル東館を建て替えるプロジェクトです。
 
 解体工事が終わり、本体工事に着手しています。地上15階、塔屋1階、地下2階、最高高さ80.75mのオフィスビルが建設中です。
 
 
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南東側から見た様子です。外から見るとどの段階まで工事が進んでいるのかさっぱり分かりませんが、工事車両から判断すると地下躯体の構築を行っていると思われます。

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2013年1月27日 (日)

堂島ザ・レジデンス マークタワー 2013年1月21日の建設状況

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-堂島ザ・レジデンス マークタワー-
 
 「(仮称)大阪市北区堂島2丁目マンション新築工事」は、近鉄堂島ビルの西隣にあった「堂島小学校」の再開発計画です。
 
 地上39階、地下1階、高さ138.17m、総戸数269戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は、「堂島ザ・レジデンス マークタワー」となっています。
 
 
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撮影時は、32階部分の躯体工事を行っていました。
 
 
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最高部です。柱にプレキャスト部材を、梁・床にハーフプレキャスト部材を使用しています。床には、「ハーフプレキャストボイドスラブ」が使用されています。
 
 
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敷地西側部分です。「ハーフプレキャストボイドスラブ」が運ばれてきています。


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一瞬ゲートが開きました。大急ぎで撮影したので写真がボケボケですが、荷台に積まれた「ハーフプレキャストボイドスラブ」です。迷惑がかかるといけないので型番は消しました。
 
 
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「ハーフプレキャストボイドスラブ」は、トラス筋付きの「ハーフプレキャスト床」と「EPS(発泡ポリスチレン製)ボイド型枠」を組み合わせた工法です。この上にコンクリートを打設して一体化し「ボイドスラブ」を構築します。
 
 「ボイドスラブ」は、従来のコンクリートスラブより厚さが厚く、スラブ自体で床や天井を支える構造です。剛性や強度、遮音性に優れているといわれています。また住戸内の天井部分に小梁等の突出がないすっきりとした空間となります。
 
 
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西側から見た様子です。
 
 
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南西側から見た様子です。

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(仮称)三井ガーデンホテル大阪中之島 2013年1月21日の建設状況

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-(仮称)三井ガーデンホテル大阪中之島-
 「(仮称)中之島ホテル計画」は、「三井中之島ポケットパーク」跡地に「三井不動産」により、地上16階、塔屋3階、地下1階、高さ68.5mのホテルを建設する計画です。
 
 「(仮称)三井ガーデンホテル大阪中之島」として、客室数271室を予定、開業は2014年春頃の予定です。
 
 
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東側から見た様子です。

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2013年1月26日 (土)

パークタワー梅田 2013年1月21日の建設状況

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-パークタワー梅田-
 「(仮称)大阪市北区扇町2丁目計画」は、大阪市北区扇町の「北野病院」西隣にあった独立行政法人「産業技術総合研究所」跡地に建設中の超高層タワーマンションです。
 
 地上31階、塔屋3階、地下1階、高さ107.455m、総戸数230戸となっています。高さ107.455mは建築物の高さで、塔屋の高さが7.82mあるようなので、最高部は115.275mのようです。正式名称は「パークタワー梅田」となっています。
 
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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「プレキャストコンクリート」の柱を吊り上げていました。底に鉄筋を通す穴が空いている様子が分かります。
 
 
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現場の作業工程によると「19F躯体工事」となっていました。

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JR大阪駅の「フロートコート」 2013年1月21日の解体状況

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-フロートコート-
 「フロートコート」は、大阪駅改良工事による店舗などの機能を代替する施設として、2005年3月1日から営業を開始しています。
 
 大阪駅改良工事がほぼ完了し、2012年6月30日で閉館しました。2012年7月初旬~2013年3月下旬の工期予定で解体工事が行われています。
 
 
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地上から見た様子です。
 
 
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現在は一部がタクシー乗り場となっています。タクシー乗り場の移転計画をめぐってJR西日本とタクシーの業界団体側が大もめにもめています。
 
 JR西日本は、現在の場所から約200m西側の桜橋口の「トラベルコート」を解体し、跡地への移転を検討しています。
 これに対して、タクシーの業界団体側は「遠くなり、客のニーズと合わない」と猛反発しています。
 
 JR西日本は、移転先を変更しない方針で、約40台の待機場所も設け、2013年8月に新しいタクシー乗り場を暫定オープンさせる予定です。

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2013年1月25日 (金)

ジオタワー天六 2013/01/21 外観がほぼ完成!

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-ジオタワー天六-
 
「天六阪急ビル建立替計画」は、「天六阪急ビル」の建て替えプロジェクトです。跡地には地上44階、地下1階、高さ155.5m、総戸数400戸の超高層タワーマンションを建設中です。正式名は「ジオタワー天六」となっています。
 
 
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外観はほぼ完成しています。
 
 
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すでにタワークレーンは解体され、走行式クレーンのみになっています。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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西側から見た様子です。
 
 
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南側の低層部です。この部分には「阪急オアシス」と「りそな銀行」が出店する予定です。
 
 
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北側から見た低層部です。北側のツタの絡まった建物は交番です。
 
 
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交番は建物東側に移転します。建物内に交番があるのでめちゃめちゃセキュリティーが高いタワーマンションですね(笑)。

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(仮称)清和梅田計画 「梅田第一ビルディング」と「旭屋書店」 2013年1月21日の解体状況

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-(仮称)清和梅田計画-
 曽根崎二丁目の「梅田第一ビルディング」と「旭屋書店」の跡地が「(仮称)清和梅田計画」として再開発されます。
 
 地上21階、塔屋1階、地下2階、最高部106.15m(軒高104.05m)の超高層オフィスビルが建設される予定です。
 
 
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地上に到達しています。

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2013年1月24日 (木)

(仮称)毎日放送本社新館建設工事 2013/01/21 ビル本体が最高部に到達!

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-(仮称)毎日放送本社新館建設工事-
 毎日放送(MBS)が、大阪市北区茶屋町の本社本館に隣接する敷地に新館ビルを建設します。
 
 新館は、分散している一部のスタジオを集約し、最新の機能を備えます。地上15階、塔屋1階、地下1階、高さ88.983m、総事業費は約170億円を予定しています。
 
 新館の竣工が2013年夏、本館1階の改修工事完成が2014年春を予定しています。2014年4月4日午前11時7分9秒を「グランドオープン」と決めたそうです。
 ちなみに11時7分9秒の1179は「MBSラジオ」の周波数1179kHzに合わせたお遊びですね(笑)。
 
 
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塔屋の鉄骨建方が始まり建物の最高部に到達しました。刀で斜めにスパッと切ったような北側に尖った形状がよく分かります。地上15階、塔屋1階があるのは北側の一部です。
 
 塔屋の上にアンテナタワーが3月に立ち上がり、外観はほぼ完成するようです。新館の竣工は2013年夏の予定です。
 
 
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塔屋部分は外気にさらされるので「亜鉛めっき」が施されています。
 
 
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「へリポート」です。離着陸出来ない「R」表示の「ホバリングスペース」になります。
 
 
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北東側から見た様子です。
 
 
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「ACW(アルミカーテンウォール)」内側の板を今まで「ALC(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)」と書いていましたが、「ECP(押出成形セメント板)」が正解のようです。お詫びと共に訂正いたします。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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西側から見た様子です。

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旧ホテルプラザ解体工事 2013年1月15日の解体状況

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-旧ホテルプラザ解体工事-
 営業を終了した「ホテルプラザ」は、「旧ホテルプラザ解体工事」という工事名で、「竹中工務店」により解体工事が行われています。
 
 跡地は「大淀南二丁目地区」として、ホロニクスグループの医療法人「医誠会」により560病床の急性期高度医療病院が建設されます。 
 地上28階搭屋、高さ125.5mの事業棟と地上14階搭屋、高さ74.3mの医療棟で構成される予定です。
 
 
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アップです。
 
 
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前回の撮影とほとんど変化がありません。着工まではこの状態かも知れませんね。

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2013年1月23日 (水)

ダイエー 旧阪急イングス跡に「梅田オーパ」(仮称)の新規オープンを正式発表!

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-梅田オーパ(仮称)-

 1月18日に「ABC-MART梅田ビル」の下層階に入っていた「阪急百貨店イングス館」跡に、ダイエーグループの専門店ビル「OPA(オーパ)」の新規出店が決まった事をブログに書きましたが、「ダイエー」から1月22日に正式発表がありました。
 
 ダイエーグループの100%子会社の「(株)「OPA」は、2013年4月に「梅田オーパ」(仮称)を新規出店します。
 
 ダイエー・ニュースリリース(2013/01/22)
 「梅田オーパ」(仮称)新規オープンについて
   
 新たにオープンする「梅田オーパ」(仮称)は、旧「阪急イングス」として運営されていた商業施設内の地下2階と地下1階の2フロアに出店する予定です。
 
 フロアコンセプトは、 “Mix Casual(ミックス カジュアル)” と位置づけ、トレンドに敏感な20~30代半ばの女性をターゲットに、カジュアルスタイルをベースに、ロック、モード、ガーリー、クールを切り口にした、ファッションや服飾雑貨テナントを約20~30店舗程度導入する計画です。
 
店舗概要
◆ 名称-梅田オーパ(仮称)
◆ 所在地 -大阪府大阪市北区茶屋町1-27
◆ アクセス-阪急線「阪急梅田」駅徒歩1分、JR「大阪」駅徒歩3分
◆ 売場面積-約3,200㎡
◆ 営業時間-11時~21時(予定)
◆ オープン-2013年04月下旬予定
 
 
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仮囲いで囲まれ、下層階が「養生シート」で覆われて改修工事が行われています。「梅田オーパ」(仮称)は、地下2階と地下1階の2フロアなので、地上階にはどこが出店するのでしょうか? 欧米の大手ファストファッションチェーンのウワサもありますが・・・

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ザ・セントラルマークタワー 2013年1月21日の建設状況

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-ザ・セントラルマークタワー-
 北区中津の「世界長ビル」と「ホーコクビル」が解体されて、跡地に超高層タワーマンション「(仮称)北区中津1丁目計画」が建設中です。
 
 概要は、地上37階、地下1階、高さ122.5m、総戸数415戸です。正式名称は「ザ・セントラルマークタワー」となっています。
  
 公式HPには、「屋上機械室2層分を含む37階建、住戸の最上階は35階」と書いてあるので、実質的には地上35階、塔屋2階、地下1階となります。
 
 
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仮囲いが一部透明になっているので覗いてみました。「アースドリル掘削機」での「場所打ちコンクリート杭」の構築が終わり、「掘削工事(根切り)」が始まっています。
 
 更に掘削を行い「場所打ちコンクリート杭」の杭頭部分を掘り出します。地下1階なのでかなり深く掘り下げる必要があります。
 
 
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地下鉄御堂筋線「中津駅」への入口だった場所が見えます。
 
 
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ゲートが開いていました。
 
 
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「三点式パイルドライバ」が復活していました。なんでだろう? と思いましたが、週間の作業工程を見て納得しました。
 
 「三点式パイルドライバ」で、タワークレーンの基礎となる「H形鋼」を建込んでいるようです。
 タワークレーンは2基登場する事が予想されますが、基礎があるタワークレーンは「マストクライミング方式」になります。
 
 
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現場に掲示してある週間の「作業工程」です。「掘削工事、杭工事(タワークレーン用)」が行われています。

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2013年1月21日 (月)

ブランズタワー大阪備後町 2013年1月15日の建設状況

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-ブランズタワー大阪備後町-
 「(仮称)ブランズタワー備後町」の建設現場地は、大阪市中央区備後町一丁目で、日本郵政グループの「大阪東局」のすぐ北側になります。
 
 地上30階、塔屋1階、地下1階、最高部100.27m、総戸数200戸のタワーマンションが建設中です。
 小さな塔屋があるので、塔屋を含めると最高部の高さは約105mになります。正式名称は「ブランズタワー大阪備後町」となっています。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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南西側から見た様子です。

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なんばセントラルプラザ リバーガーデン 2013年1月15日の建設状況

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-なんばセントラルプラザ リバーガーデン-

 「ルネッサなんば地区」で、「(仮称)難波マンション計画」が建設中です。正式名称は「なんばセントラルプラザ リバーガーデン」となっています。
 
 地上25階、地下1階の「A棟」、造地上22階の「B棟」、地上25階、地下1階の「C棟」の3棟で構成されています。
 高さは、設計GL+76.60m(平均GL+74.60m)となっています。総戸数553戸の大規模なマンションになります。
 
 
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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。
 
 
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「安定液タンク」です。
 
 
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仮囲いに掲示してある完成予想図です。

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2013年1月20日 (日)

ブランズタワー南堀江 2013年1月15日の建設状況

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-ブランズタワー南堀江-
 「ルネッサ難波」の少し北側の四つ橋筋沿いの東側に「(仮称)ブランズタワー南堀江」が建設中です。
 
 地上35階、塔屋2階、地下1階、高さ121.700m、総戸数228戸となっています。正式名称は「ブランズタワー南堀江」となっています。
 
 
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南東側から見た様子です。
 
 
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北西側から見た様子です。

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2013年1月19日 (土)

グランフロント大阪オーナーズタワー 2013/01/15

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撮影日2013年1月15日 全景です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 低層部の様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 北館(旧:Bブロック)と結ぶ歩行者デッキが姿を現しました。
 
 
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撮影日2013年1月15日 南東側から見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 「Cブロック」の東側にあった「Aブロック・Bブロック」供用の建設現場事務所が解体されたので視界が広がりました。
 
 
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撮影日2013年1月15日 敷地内でどんどん植栽が行われています。
 
 
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撮影日2013年1月15日 北東側から見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 北側の駐車場棟です。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 この部分には、「Aブロック・Bブロック」供用の建設現場事務所がありました。手前のコンクリートは北館(旧:Bブロック)地下駐車場へのスロープです。この上にも植栽が行われます。
 
 
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撮影日2013年1月15日 北側から見た様子です。

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ファインクォーターシティ 2013年1月15日の建設状況

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-ファインクォーターシティ-
 「(仮称)北区大淀北1丁目PJ」は、「大阪市水道局大淀配水場」の南側に「京阪電鉄、京阪電鉄不動産」により建設中の高層マンションです。
 
 地上20階、高さ60.00m、総戸数377戸で、正式名称は「ファインクォーターシティ」となっています。 
 
 
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アップです。
 
 
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現在は3階くらいでしょうか?

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2013年1月18日 (金)

グランフロント大阪 北館(タワーB & タワーC) 2013/01/15 「グランフロント大阪」のまちびらきが2013年4月26日(金)に決定!

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撮影日2013年1月15日
 「グランフロント大阪」のまちびらきが2013年4月26日(金)に決定しました。「Bブロック」全体の正式名称は「北館」で、超高層棟はサウスが「タワーB」、ノースが「タワーC」となりました。
 
 グランフロント大阪・公式HP(PDF:2013/01/16)
  「グランフロント大阪」のまちびらき日の決定について~「ショップ&レストラン」「ナレッジキャピタル」も同日にオープン~
 

 グランフロント大阪・公式HP(PDF:2013/01/16)
 「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」の開業日および出店店舗の決定について~2013年4月26日(金)のまちびらきにあわせて全266店舗がオープン~
 
 
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撮影日2013年1月15日 「北館・タワーB」です。オフィスのテナントは、2013年4月上旬より順次入居するようです。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 「北館・タワーB」の低層部です。2013年04月26日(金)に「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」、「ナレッジキャピタル」がオープンします。
 
 ちなみに「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」全体では、店舗面積約44,000㎡、266店舗で、初年度2500万人の来場と400億円の売上を目指すそうです。「北館」は、店舗面積約14,000㎡で、58店舗が出店します。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「北館」の低層部を南東側から見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「北館」低層部の東側壁面です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「北館」低層部の南側壁面です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「北館」の「タワーB」と「タワーC」の間です。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 「北館・タワーC」です。オフィスのテナントは、2013年4月上旬より順次入居開始、「インターコンチネンタルホテル大阪」は2013年夏に開業するようです。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「北館・タワーC」の低層部です。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 「北館・タワーC」を北東側から見た様子です。「Cブロック」の東側にあった「Aブロック・Bブロック」供用の建設現場事務所の解体されたので北東側からも見えるようになりました。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「北館」の低層部を北東側から見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「北館」西側の植栽の様子です。

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茶屋町地区地区計画 「A-3地区」は当分解体されず阪急イングス館跡に「OPA」が出店!

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-茶屋町地区地区計画-
 大阪市は、阪急梅田駅に隣接する東側約2.2hの再開発を計画しています。地区内の東西道路幅を12m広げ、容積率を最大800%に緩和、空き地が多く、10階程度のビルしか建っていない地区を高層化へ誘導します。
 
 第1期再開発は、東西道路南側の約1.6haです。容積率は650~800%になり、大規模なビル建設が可能になります。
  
 再開発区域内は、1・2階は商業、業務などにぎわい施設にする事が条件となっており、マンションも3階以上の部分を住宅にすれば建設可能です。

 
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-A-3地区-
 「A-3地区」を南西側から見た様子です。地区面積は約7,000㎡で最も広いです。容積率の最高限度は700%です。
 
 「ABC-MART梅田ビル」は、1982年9月に竣工した地上11階、地下2階、延床面積27,128.10㎡のビルです。
 
 下層階に入っていた「阪急百貨店イングス館」が「阪急うめだ本店」に移転したので、私は数年以内に解体されると予想していました。
 しかし、1月15日(写真は約1ヶ月前の様子)に見た時は1階が仮囲いで覆われ、改修工事を行っていたので当分解体されないと思っていましたが、予想通りでした。
 
 ダイエーグループの専門店ビル「OPA(オーパ)」の新規出店が決まったようで、当分解体されなようです。
 
 Fashion News(2013/01/17)
 梅田にOPA出店 阪急イングス館跡地
 
 「OPA(オーパ)」は、2013年4月末を目処に、地下1階から地下2階部分に入る予定だそうです。地上部分のテナントはいろいろウワサが出ていますが、どこが入るのでしょうか?

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2013年1月17日 (木)

グランフロント大阪 南館・タワーA 2013/01/15 「グランフロント大阪」のまちびらきが2013年4月26日(金)に決定!

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撮影日2013年1月15日 
 全景です。窓ガラス掃除用のクレーンがメンテナンス中だったためいつもの場所からは撮影出来ませんでした。

 「グランフロント大阪」のまちびらきが2013年4月26日(金)に決定しました。「Aブロック」全体の正式名称は「南館」で、超高層棟は「タワーA」となりました。
 
 グランフロント大阪・公式HP(PDF:2013/01/16)
  「グランフロント大阪」のまちびらき日の決定について~「ショップ&レストラン」「ナレッジキャピタル」も同日にオープン~
 

 グランフロント大阪・公式HP(PDF:2013/01/16)
 「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」の開業日および出店店舗の決定について~2013年4月26日(金)のまちびらきにあわせて全266店舗がオープン~
 
 
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撮影日2013年1月15日
 低層部の「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」や「パナソニックセンター大阪」も2013年4月26日(金)にオープンします。
 
 ちなみに「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」全体では、店舗面積約44,000㎡、266店舗で、初年度2500万人の来場と400億円の売上を目指すそうです。「南館」は、店舗面積約28,000㎡で、187店舗が出店します。
 
 「南館」の6階にはウワサされていた「紀伊國屋書店」も出店します。すでに「紀伊國屋書店」の公式HPにも載っています。
 
 紀伊國屋書店・プレスリリース(2013/01/16)
 紀伊國屋書店「グランフロント大阪」に新規出店
 
「紀伊國屋書店グランフロント大阪店」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番20号
◆ 店舗面積-1,060坪
◆ 営業品目-書籍、雑誌、CD・DVD、文房具(76.2坪)、カフェ(43.5坪)
◆ 営業時間-10:00~21:00
 
 
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撮影日2013年1月15日
 ノースゲートビルディングから見た様子です。オフィスのテナントは、2013年4月上旬より順次入居するようです。
 
 
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撮影日2013年1月15日 低層部南側の屋上部分です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 屋上庭園は、ほぼ完成しています。
 
 
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撮影日2013年1月15日 低層部を南側から見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 南東側から見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 低層部を北東側から見た様子です。
  
  
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撮影日2013年1月15日 街路樹の植栽が2列になりました。最終的には2列の街路樹の間が正式な歩道になります。
 
 
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撮影日2013年1月15日 現在はビルのすぐ横に仮設の歩道が移設されています。

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うめきた・グランフロント大阪 大阪北口広場 2013/01/15 「グランフロント大阪」のまちびらきが2013年4月26日(金)に決定!

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撮影日2013年1月15日
 全景です。「グランフロント大阪」のまちびらきが2013年4月26日(金)に決定しました。「(仮称)大阪北口広場」の正式名称はまだ決まっていないようです。
 
 グランフロント大阪・公式HP(PDF:2013/01/16)
  「グランフロント大阪」のまちびらき日の決定について~「ショップ&レストラン」「ナレッジキャピタル」も同日にオープン~
 
 グランフロント大阪・公式HP(PDF:2013/01/16)
 「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」の開業日および出店店舗の決定について~2013年4月26日(金)のまちびらきにあわせて全266店舗がオープン~
  
 
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撮影日2013年1月15日
 アップです。「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」も2013年4月26日(金)にオープンします。
 
 ちなみに「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」全体では、店舗面積約44,000㎡、266店舗で、初年度2500万人の来場と400億円の売上を目指すそうです。「(仮称)大阪北口広場」部分は、店舗面積約2,000㎡で、21店舗が出店します。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「(仮称)シンボル建物」です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 恐らくカフェになるであろう地下1階部分がブルーのシートで目隠しされました。
 
 
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撮影日2013年1月15日 歩行者デッキと階段部分です。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 「ノースゲートビルディング」沿いのこの構造物は何でしょうか? 地下空間の空調・換気や冷暖房施設でしょうか?
 
  
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撮影日2013年1月15日 ノースゲートビルディングから見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 「大阪北口広場」の楕円形のステージ状の部分です。「大阪北口広場」のデザインを監修した「安藤忠雄氏」によると広場が水に浮いたイメージになるそうです。
 
 ステージ状の部分に「ピンコロ石」の施工が行われています。一定間隔の穴は、路面埋設型の「埋め込み照明」です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 楕円形残り半分のステージ状部分の工事が始まりました。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 傾斜部分です。一部が黒くなっています。「アスファルト防水」でしょうか? 溢れた水が階段状部分を流れ落ちる仕組みになると思われます。
 
 
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撮影日2013年1月15日 「(仮称)シンボル建物」です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 ノースゲートビルディングの「アトリウム広場」と「Aブロック」を結ぶ歩行者デッキの工事の様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 広場への階段とエスカレーターの工事の様子です。エスカレーター本体が見えるようになりました。
 
 
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撮影日2013年1月15日
 「アトリウム広場」から見た様子です。竣工後はこの仮囲いが撤去され通れるようになります。すでにトンボの羽のような案内板が取り付けられています。 
 
 
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撮影日2013年1月15日 「大阪北口広場」を南西側から見た様子です。
 
 
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撮影日2013年1月15日 西側の歩道で、半分ずつ路面タイル(ブロック?)の施工が行われています。

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2013年1月16日 (水)

大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー 2013/01/15 1基目のタワークレーン登場!

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-大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー-
 本日より、竹中工務店の公式HPに「あべのハルカス」ウェブページが開設されました。非常に詳細な内容が分かります。定点観測していて謎だった部分も良く分かりました。
 
 竹中工務店 → 「あべのハルカス」ウェブページ
 
 本題に戻って、「(仮称)大阪市西区新町1丁目マンション計画」は、大阪厚生年金会館跡地に建設中の超高層タワーマンションです。
 
 地上53階、塔屋3階、地下1階、総戸数874戸(住戸)、高さ189.55mです。正式名称は「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」となっています。
 
 
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前回の撮影から2ヶ月ちょっと経過していますが、1基目のタワークレーンが登場していました。
 
 
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タワークレーンです。
 
 
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南西側から見た様子です。
 
 
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仮囲いの完成予想図がテレビCM風になっていました。ここ最近、このテレビCMがガンガン流れていますね。

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パークタワー北浜 2013/01/15 2基目のタワークレーン登場!

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-パークタワー北浜-
 「(仮称)大阪市中央区北浜東計画」は、中央区北浜東の「大阪大林ビルディング」の西側に建設中の超高層タワーマンションです。
 
 地上41階、地下1階、高さ142.45m、総戸数350戸(販売総戸数345戸、事業協力者戸数5戸含む)となっています。正式名称は「パークタワー北浜」となっています。
 
 
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前回の撮影から2ヶ月ちょっと経過していますが、鉄筋が地上に姿を現していました。
 
 
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ちょっと前に遠くから見た時にタワークレーンが見えたので、「そろそろ撮影に行かなければ!」と思っていました。現地に行くと2基目のタワークレーンが登場していました。

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2013年1月15日 (火)

JR貨物 吹田貨物ターミナル駅新駅 2013年3月に開業!

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-吹田貨物ターミナル駅新駅-

 JR貨物が、2013年3月のダイヤ改正に合わせて、梅田貨物駅の廃止、吹田貨物ターミナル駅新駅および百済駅のリニューアル開業すると発表しました。
 
 JR貨物ニュースリリース(PDF:2012/12/21)
 平成25年3月時刻改正 新しい輸送サービスのご案内
 
 吹田市と摂津市にまたがる「吹田操車場」は、1923年に操業を開始し、当時は日本最大規模を誇る物流拠点として経済活動や国民生活を支える重要な役割を担っていました。

 しかし、鉄道貨物の流れがヤード方式から拠点間直行方式に移り変わるなかで、1984年2月に約60年間にわたる役割が閉じられました。
 
 吹田操車場跡地は、敷地面積496,000㎡です。梅田貨物駅跡地の再開発計画の伴い、貨物を扱う機能は、吹田操車場跡地の「吹田貨物駅」と「百済駅(大阪市東住吉、平野両区)」にそれぞれ半分ずつ移転されます。
 
  吹田貨物駅の事業範囲は、吹田操車場跡地の南側部分で、吹田市と摂津市にまたがる272,000㎡(吹田市域は196,000㎡、摂津市域は76,000㎡)に建設されています。
 
 公式HP → 吹田貨物駅
 
 吹田貨物駅 →  概要・配置図等
 
吹田貨物ターミナル駅新駅の概要
◆ 発着線-2線(延長1,550m)
◆ 留置線-4線(延長2,590m)
◆ コンテナホーム-2面(北側13,300㎡、南側22,300㎡)
◆ 中継コンテナホーム-1面(24,400㎡)
◆ 駅本屋-地上4階(延床面積1,600㎡)
◆ その他
◆ 年間取扱い貨物量-100万トン以内(梅田貨物駅機能の約半分)
 
 
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吹田貨物ターミナル駅新駅の全景です。
 
 
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少し角度を変えた様子です。
 
 
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コンテナホーム南側(22,300㎡)です。
 
 
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東端で最終のアスファルト舗装を行っています。
 
 
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コンテナが数個積まれています。本格運用前の試験でしょうか? 奥に荷さばき上屋、倉庫、駅本屋などが見えます。
 
 
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コンテナホーム北側(13,300㎡)です。
 
 
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コンテナホーム北側の配線です。

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2013年1月14日 (月)

吹田市 JR岸辺駅「岸辺駅2期工事」 2013年1月4日の建設状況

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-岸辺駅(きしべえき)-
 
「岸辺駅」は、改札口とホームとは階段と地下通路で連絡していましたが、橋上駅舎化工事の1期工事が完成したことにより2012年3月17日から橋上駅舎に生まれ変わりました。
 
 同時に、ホームへの移動手段としてエスカレーターが上下各1基、エレベーターが1基、階段が1ヶ所、上り・下りの各ホームに整備されたためバリアフリーが大幅に改善しました。
 
 更に、2012年4月25日に北交通広場と「南北自由通路」が完成し、長年の大きな課題だった東西に走るJR東海道線を越えた南北の移動が簡単に出来るようになりました。
 南口と北交通広場が「南北自由通路」で結ばれたことで、移動と駅の利便性が飛躍的に向上しました。
 
 現在は、「岸辺駅2期工事」が行われています。南口の旧駅舎を解体してエスカレーターが上下各1基、エレベーターが1基、階段が1ヶ所整備されます。2013年秋の完成予定です。
 
 
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現地に掲示されている配置図です。図面を見るとエスカレーター、エレベーター、階段の設置だけではなく、西側(大阪方面)に橋上駅舎が拡張され、「駅ナカ」の店舗も設置されます。
 
 
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「岸辺駅2期工事」の様子です。
 
 
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西側(大阪方面)に橋上駅舎が拡張されています。
 
 
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「南北自由通路」から見た橋上駅舎の拡張の様子です。
 
 
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ホームから見た橋上駅舎の拡張の様子です。
 
 
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南口側の橋上駅舎の拡張の様子です。
 
 
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南口の旧駅舎を解体したこの部分にエスカレーターが上下各1基、エレベーターが1基、階段が1ヶ所整備されます。
 
 
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「オールテレーンクレーン」がスタンバイしています。

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名古屋市 グランドメゾン池下ザ・タワー 2013年1月9日の建設状況

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-グランドメゾン池下ザ・タワー-
 「(仮称)グランドメゾン池下タワー」は、名古屋市営地下鉄東山線の「池下駅」前にあった愛知厚生年金会館跡地の再開発プロジェクトです。
 
 地上42階、地下1階、高さ152.78m、総戸数354戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は、「グランドメゾン池下ザ・タワー」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。
 
 
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「コンクリートバケット」を吊り上げていました。スターウォーズヲタの私にはどうしても「R2-D2」に見えてしまいます(笑)
 
 
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「グランドメゾン池下ザ・タワー」は、地震対策として「長周期地震動」にも有効な制振構造を採用しています。
  
 1階・2階のエレベーターホールと乗降ロビーを取り囲む壁に「制振壁」を2ヶ所、2階~35階までの各フロアには、「制振間柱」を6ヶ所ずつ設置します。
 
 
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見上げた様子です。

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2013年1月13日 (日)

名古屋市 地上46階、高さ約211mの「名古屋駅新ビル(仮称)他計画」 2013年1月9日の建設状況

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-名古屋駅新ビル(仮称)他計画-
 JR東海は、「名古屋ターミナルビル」の建て替え計画を進めています。地上46階、地下6階、高さ211.10m、延床面積265,337.92㎡の超高層ビル「名古屋駅新ビル(仮称)他計画」が建設中です。
 
名古屋駅新ビル(仮称)他計画の概要
◆ 規模-地上46階、地下6階、高さ211.10m、延床面積265,337.92㎡(うち名古屋駅新ビル264,903.23㎡)
◆ 用途-オフィス(15階および26~44階)、商業施設(2~13階)、ホテル(約350室:15階および18~24階)、駐車場、バスターミナル(1階)
 
スケジュール
◇ 2010年09月末-名古屋ターミナルビル(ホテル・商業施設)営業終了
◇ 2010年12月初旬-名古屋ターミナルビル解体着手、仮設バス停供用開始
◇ 2012年09月28日頃-新ビル建設着手
◇ 2015年末-新ビル竣工、オフィス入居開始
◇ 2016年春-ジェイアール名古屋タカシマヤ、ホテル開業
 
 商業施設のテナントには、大手家電量販店「ヨドバシカメラ」が9~11階への入店が決定しています。
 2~8階にはセントラルタワーズの百貨店「ジェイアール名古屋高島屋」が増床して入り、専門店街を取り入れることを検討しています。
 
 8階には「三省堂書店」が東海地区最大級の売場面積(1フロアあたり)で出店する計画です。12・13階は「タワーズプラザレストラン街」と一体としたレストラン街になる予定です。
 
 
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敷地北西側の「高層棟」の建設予定地です。工事の進行具合を見ると「高層棟」と東側の「低層棟」は分けて建設するようですね。
 
 2015年末の竣工予定まで残り3年を切りました。まだ「場所打ちコンクリート杭」の構築も始まっていない段階なので、非常にタイトなスケジュールになります。
 
 
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「高層棟」の南東部分です。重機で解体工事が行われています。本格着工と言っても「山留め壁」以外は、解体工事と準備工事を行っている段階です。
 
 
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「高層棟」の西側でも解体工事を行っています。
 
 
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「高層棟」の北側部分です。「破砕機」が2台見えます。解体時に発生したコンクリートの塊を一定の大きさに砕きます。
 
 この現場では砕いたコンクリートガラと外部からの搬入土を埋め戻し材として使用し、整地を行うと思われます。
 
 名古屋市の環境アセスメント資料を見ると地上躯体工事と地上躯体工事が同時進行しているので少なくとも「高層棟」の本体工事は、「逆打ち工法」で建設されると思われます。
 
 整地後に、「アースドリル掘削機」が登場して、「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱」の建込みが始まると思われます。
 環境アセスメント資料を見ると「場所打ちコンクリート杭」は、地盤面から70m以上(G.L-70m以上)深くまで構築するようです。
 
 
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「低層棟」の建設予定地です。「低層棟」は、中央の地下1階・地下2階部分を南北に「名鉄名古屋本線」が貫く構造になるので、超難工事になります。
 
 
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「低層棟」の北側部分です。
 
 
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なかなか衝撃的な写真です。「名鉄名古屋本線」の函体が姿を現しています。電車が走っているので絶対に失敗が許されません。
 「名鉄名古屋本線」の函体の防護工事を行いながら丁寧に周囲の地下躯体の解体工事を行っているようです。
 
 「山留め壁」が見えますが、環境アセスメント資料を見ると「山留め壁」は、地盤面から63m(G.L-63m)の深さまで構築されてるようです。
 
 
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既存建物の地下躯体が見えます。「低層棟」は「名鉄名古屋本線」が走っているので、どうやって地下躯体を解体し、建設するのか想像もつきません。
 非常に興味がある建設現場です。私がもし愛知県に住んでいたら毎週撮影に行っていると思います。
 
 環境アセスメント資料を見ると「場所打ちコンクリート杭」は「名鉄名古屋本線」を避けて構築されますが、いったいどうやって構築するのでしょうか?
 
 地下躯体を解体して「梅田阪急ビル」の2期工事のように地下から構築するのでしょうか? それとも1度埋め戻して地上から構築するのでしょうか?
 
 
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「低層棟」の南側部分です。
 
 
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低空頭型の「水平多軸回転式掘削機」です。「BMX掘削機」のように見えますが、「EMX掘削機」かも知れません。
 
 「水平多軸回転式掘削機」は、「RC地中連続壁」もしくは「CRM-W工法(掘削土再利用連壁工法)」の構築に使用されます。
 
 
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地上から見た様子です。
 
 
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正式な計画名は「名古屋駅新ビル(仮称)新設他工事 名鉄線函体防護工事」と非常に長い名称です。「函体」は「かんたい」と読みます。四角い箱状のものを指します。
 
 「建築計画の概要」は撤去されていました。名古屋市の建設現場は本体着工すると撤去する場合が多いです。

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名古屋市 ヴィークタワー名古屋東別院 2013年1月竣工!

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-ヴィークタワー名古屋東別院-
 「名古屋都市計画大井町1番南第一種市街地再開発事業」は、名古屋市営地下鉄名城線の「金山駅」の一つ手前の「東別院駅」のすぐ西側の再開発プロジェクトです。
 
 地上29階、地下0階、高さ99.88m、総戸数211戸(非分譲住戸6戸含む、他に非分譲店舗4区画)のタワーマンションが建設されました。正式名称は「ヴィークタワー名古屋東別院」です。
 
 
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建物は完成しています。すでに全戸完売したようで、公式HPは閉鎖されています。当初計画通りなら2013年1月竣工予定、2013年3月入居開始予定です。
 
 
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北西側から見た様子です。
 
 
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下層階の様子です。地震対策として2階と3階の間に「免震層」を設け、「積層ゴム」と「オイルダンパー」を設置しています。
 
 
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敷地北側に立体駐車場「プロパーク東別院」が整備されています。

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2013年1月12日 (土)

MUSEたかつき ジオタワー高槻ミューズガーデン 2013年1月4日の建設状況

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-ジオタワー高槻ミューズガーデン-

 「MUSEたかつき(ミューズたかつき)」は、「(仮称)JR高槻駅北東地区開発事業」のタウンネーミングです。
  
 竣工した集合住宅Aの「ジオタワー高槻ミューズフロント」に続き、「(仮称)JR高槻駅北東地区開発事業集合住宅B建設工事」の工事が本格的に行われています。
 
 「集合住宅B」は、地上42階、塔屋2階、地下0階、高さ142.23m、総戸数477戸となっています。「ジオタワー高槻ミューズフロント」より1階高いです。
 
 「(仮称)JR高槻駅直結タワーマンションプロジェクト第2弾」として、公式HPがオープンしていましたが、正式名称が「ジオタワー高槻ミューズガーデン」に決まりました。建築主は、「阪急不動産、関電不動産」となっています。
  
  
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比較的ゆっくり上に伸びています。
 
 
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一部は「鉄骨造(S造)」である事が分かります。駐車場321台の内、304台は建物中央の空洞部分にタワーパーキングを設置してその部分に収容するようなので、多くはタワーパーキングの鉄骨だと思われます。
 
 
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この鉄骨は建物本体の構造物のようです。「ジオタワー高槻ミューズガーデン」は、地震対策として制振構造が採用されます。
 
 制振装置には、「低降伏点鋼ダンパー」と呼ばれる「間柱型」および「ブレース型」の2種類が採用されます。二股に分かれた鉄骨の先にブレース型の制振装置を取り付けると思われます。
 
  
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東側から見た様子です。
 
 
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南側から見た様子です。南側のタワークレーンは建物の外にあるので、「マストクライミング方式」になります。
 
 
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西側から見た様子です。この部分には歩行者デッキと接続する「デッキ棟」が建設されます。デッキ棟は「フロントガーデン」という名称になるようです。

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MUSEたかつき ジオ高槻ミューズEX 2013年1月4日の建設状況

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-ジオ高槻ミューズEX-
 「MUSEたかつき(ミューズたかつき)」は、「(仮称)JR高槻駅北東地区開発事業」のタウンネーミングです。西武百貨店の東隣に「複合棟A」が建設中です。地上16階、塔屋1階、地下1階、高さ50.0m、総戸数172戸(店舗区画除く)です。
  
 「複合棟A」は、「商業・業務」に分類され、飲食、物販、サービスおよび共同住宅で構成されます。共同住宅部分の正式名称は「ジオ高槻ミューズEX」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。
 
 
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南東側から見た様子です。共同住宅は先に竣工した「商業棟」を「”レ”の字型」に囲みます。
 
 
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南西側から見た様子です。

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2013年1月11日 (金)

名古屋市 名駅三丁目27番地区開発計画のうち建築工事 「大名古屋ビルヂング & ロイヤルパークイン名古屋」の2013年1月9日の解体状況

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-大名古屋ビルヂング-
 名古屋駅前のランドマークとして半世紀の歴史を歩んだ「大名古屋ビルヂング」は、2012年9月30日に閉館しました。
  
 隣接するホテル「ロイヤルパークイン名古屋」と一体的に再開発され、地上34階、塔屋1階、地下4階、高さ約180mの超高層ビルに建て替えられます。
 
 延床面積は約147,000㎡で、名古屋駅と直結する地下も含めた地下1階~地上4階の低層フロアには約13,000㎡約の商業施設を設け、7階~33階には約65,000㎡の賃貸オフィスを整備します。
 
 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2012/11/28)
 「大名古屋ビル・ロイヤルパークイン名古屋建替計画」建物名称及び計画概要決定「大名古屋ビルヂング」の名称を継承し、2015年10月竣工予定中部圏の玄関口となる名古屋駅前に地上34階建タワーを開発
   
 すでに解体工事に着手し、2013年5月に本体工事に着工し、2015年10月の竣工を目指します。
 
 仮囲いには、「建築計画の概要」はまだ掲示されていませんでしたが、他の告知板を見ると、計画名は「名駅三丁目27番地区開発計画のうち建築工事」となっていました。
 
 「労災保険関係成立票」を見ると事業期間は解体工事を含め2012年9月18日~2015年10月31日予定、建築主は「三菱地所」、設計者・監理者は「三菱地所設計」、施工者は「清水建設」となっていました。
  
名駅三丁目27番地区開発計画のうち建築工事の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅三丁目27番地他
◆ 階数-地上34階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-約180m(建物高さ)
◆ 敷地面積-約9,150㎡
◆ 延床面積-約147,000㎡(指定容積率1400%)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(7階~33階)、店舗(地下1階~地上4階)、地域冷暖房施設
◆ 建築主-三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2013年05月予定
◆ 竣工-2015年10月31日予定
 
 
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ミッドランドスクエアの展望台「スカイプロムナード」から見た様子です。私の一眼レフカメラは「バリアングル」対応で無いので、思いっきり手を伸ばして何度も失敗しながらカンで撮影しました。
 
 こう言っては失礼かも知れませんが、「スカイプロムナード」の造りは有料の展望台としては最悪の部類に入ります。
 屋根が無いのは我慢するとして、ガラス面からの距離が離れすぎです。パノラマ撮影や直下の撮影はまず不可能です。ガラス面に接写出来ないので夜景撮影でも光が映り込みます。
 
 いつ行ってもガラガラで貸し切り状態です。せっかくのJR名古屋駅前の好立地と名古屋一の高さの眺望を生かしていません。
 せめて池袋の「サンシャイン60」のように4方向のガラス1枚分だけでもせり出して接写出来るポイントを設けて欲しいです。
 
 ビルのガラス面に保護フィルターを貼ったらレンズがガラスに当たってもガラスにはキズが付きません。ビルのオーナーさん是非とも改善をお願いします!
 
 
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全景です。本格的に解体工事が始まっています。名古屋市の環境アセスメント資料を見ると「構真柱工事」があるのと地上躯体工事と地上躯体工事が同時進行しているので本体工事は、「逆打ち工法」で建設されます。
 
 
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「ロイヤルパークイン名古屋」はかなり解体されています。
 
 
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「大名古屋ビルヂング」も本格的に解体工事が始まっています。
 
 
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正式な計画名は「名駅三丁目27番地区開発計画のうち建築工事」と長い名称です。

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JR大阪駅の「フロートコート」 2013年1月7日の解体状況

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-フロートコート-
 「フロートコート」は、大阪駅改良工事による店舗などの機能を代替する施設として、2005年3月1日から営業を開始しています。
 
 大阪駅改良工事がほぼ完了し、2012年6月30日で閉館しました。2012年7月初旬~2013年3月下旬の工期予定で解体工事が行われています。
 
 
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かつて商業施設だった2階部分です。
 
 
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別角度から見た様子です。跡地は南側駅前広場として再整備される予定です。いつかここに1階が交通広場の超高層ビル「イーストゲートビルディング」を建てて欲しいと妄想していましたが、ここにビルを建てると圧迫感がありすぎるので駅前広場のままで良いような気がします。
 
 
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撮影場所の「サウスゲートビルディング」の南東端から先の歩行者デッキまで、歩行者デッキが延長される予定です。

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2013年1月10日 (木)

名古屋市 名駅一丁目計画(仮称)新築工事 「名古屋中央局名古屋駅前分室」の2013年1月9日の解体状況

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-名駅一丁目計画(仮称)新築工事-
 
日本郵政グループは、JR名古屋駅前の「名古屋中央局名古屋駅前分室」跡地の再開発計画を行っています。
 
 それに伴い「名古屋中央郵便局名古屋駅前分室・ゆうちょ銀行名古屋駅前店等」の機能は、2012年10月9日(火)から近隣のビルに移転しました。 
 建物の解体工事は2012年10月からは開始されており、2013年夏頃に新ビル建設に着手する予定です。
 
 跡地には、地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ約200m、延床面積約179,000㎡の巨大なオフィスビルが建設される予定です。
 
 日本郵政グループ・プレスリリース(PDF:2012/03/26)
 名駅一丁目計画(仮称)の建設着手の決定について
 
 仮囲いには、「建築計画の概要」はまだ掲示されていませんでしたが、他の告知板を見ると、計画名は「名駅一丁目計画(仮称)新築工事」となっていました。
 
 「労災保険関係成立票」を見ると事業期間は解体工事を含め2012年10月1日~2015年11月30日予定、建築主は「日本郵政(株)、名工建設」、設計者・監理者は「日本設計」、施工者は「竹中工務店」となっていました。
 
 JR名古屋駅前では、JR東海、日本郵政、三菱地所により高さ約220m、高さ約200m、高さ約180mの超高層ビルをほぼ同時に3棟建設するというビッグプロジェクトが動き出しています。
  
「名駅一丁目計画(仮称)新築工事」の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号他
◆ 階数-(高層棟)地上40階、塔屋1階、地下3階、(低層棟)地上11階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約200m
◆ 敷地面積-約12,177㎡
◆ 延床面積-約179,000㎡
◆ 用途-オフィス、商業施設、郵便局、バスターミナル
◆ 建築主-日本郵政(株)、名工建設
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2012年10月(解体工事)、2013年夏頃予定(本体工事)
◆ 竣工-2015年11月30日予定
 
 
Nagoyajp13012
本格的に解体工事が行われています。隣りの「名工建設」の建物も足場の設置が始まっています。
 
 「名古屋中央郵便局名古屋駅前分室・ゆうちょ銀行名古屋駅前店等」の機能は、2012年10月9日(火)から「名古屋大同生命ビル」および「JRセントラルタワーズ」に移転済みです。
 
 
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北西側から見た解体工事の様子です。
 
 
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アップです。
 
 
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「名古屋中央局名古屋駅前分室」を南東側から見た様子です。
 
 
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「名古屋中央局名古屋駅前分室」を北東側から見た様子です。

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(仮称)清和梅田計画 「梅田第一ビルディング」と「旭屋書店」 2013年1月7日の解体状況

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-(仮称)清和梅田計画-
 曽根崎二丁目の「梅田第一ビルディング」と「旭屋書店」の跡地が「(仮称)清和梅田計画」として再開発されます。
 
 地上21階、塔屋1階、地下2階、最高部106.15m(軒高104.05m)の超高層オフィスビルが建設される予定です。
 
 
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あと少しです。 
 
 
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アップです。
 
 
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別角度から見た様子です。
 
 
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重機でバリバリ解体しています。すでに一部は地上に到達しているように見えます。

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2013年1月 9日 (水)

うめきた・グランフロント大阪 大阪北口広場 2013/01/07 完成形が見えてきました!

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撮影日2013年1月7日 全景です。
 
 
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撮影日2013年1月7日
 「大阪北口広場」の楕円形のステージ状の部分です。「大阪北口広場」のデザインを監修した「安藤忠雄氏」によると広場が水に浮いたイメージになるそうです。
 
 
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撮影日2013年1月7日
 ステージ状の部分に「ピンコロ石」の施工が行われています。一定間隔の穴は、路面埋設型の「埋め込み照明」です。
 
 ステージ状の部分以外は、大きめの路面タイルの施工が行われています。山積みされた「ピンコロ石」と比べるとかなり大きいですね。
 
 
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撮影日2013年1月7日 傾斜部分です。上の池から溢れた水が傾斜部分を流れ落ちる仕組みだと思われます。
 
 
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撮影日2013年1月7日 傾斜部分が階段状になりました。この部分を水が流れ落ちます。
  
 
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撮影日2013年1月7日
 ノースゲートビルディングの「アトリウム広場」と「Aブロック」を結ぶ歩行者デッキの工事の様子です。
 
 
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撮影日2013年1月7日 広場への階段とエスカレーターの工事の様子です。
 
 
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撮影日2013年1月7日 広場への階段部分も路面タイルの施工が行われています。施工面に敷く砂が写真右側に積まれています。
 
 
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撮影日2013年1月7日 シンボル建物の外観が一部姿を現しました。
 
 
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撮影日2013年1月7日 シンボル建物を西側から見た様子です。この部分もすでに街路樹の植栽が行われています。
 
 
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撮影日2013年1月7日 シンボル建物の西面です。
 
 
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撮影日2013年1月7日 完成模型にもありましたが、「ノースゲートビルディング」沿いのこの構造物は何でしょうか?
 
 
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撮影日2013年1月7日 街路樹越しの「グランフロント大阪」は新鮮で萌えです!
 
 
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撮影日2013年1月7日 「ノースゲートビルディング」沿いにもこのように街路樹の植栽が行われています。
 
 
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撮影日2013年1月7日 西側の歩道で、半分ずつ路面タイルの施工が行われています。
 
 
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撮影日2013年1月7日 
 路面タイルの下には、鉄筋が配筋され、コンクリートを打設し、施工面に砂を敷きたたき締めます。その上に路面タイルが敷かれます。
 
 
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撮影日2013年1月7日 東側の「ヨドバシカメラ」側は、路面タイルのデザインが異なります。

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2013年1月 8日 (火)

本当に実現可能? 天王寺~難波間に「LRT(次世代型路面電車)」 2015年度着工へ!

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-天王寺~難波間にLRT-
 読売新聞の1月7日の記事によると大阪府と大阪市が、大阪・アベノからミナミ、御堂筋を通ってキタ、新大阪までをつなぐ「LRT(次世代型路面電車)」の新路線の計画づくりに着手するそうです。
 
 読売新聞・オンライン(2013/01/07)
 天王寺~難波 次世代型路面電車15年度着工へ 

 先行整備する天王寺~難波間約3kmについて、近くルート調査を開始、官民の費用負担などの枠組みをまとめたうえで、2014年度に運行事業者を公募で決めるそうです。
 「あべのハルカス」前を起点に天王寺動物園内や新世界を通る観光電車を目指し、2015年度着工、2018年度開通が目標のようです。

 ”動物園内に路面電車を走らせ、車窓からゾウやシロクマなどの動物を観覧できるほか、観光客が増加している通天閣や堺筋の日本橋・電器街を結び、南海難波駅に接続する。 ” と夢のようなお話ですが、本当に実現可能でしょうか?

 読売新聞の路線図を見ると「あべのハルカス→天王寺公園→天王寺動物園→国道25号線→堺筋線→なんさん通→南海難波駅」となっています。
 
 そもそも来園者がたくさんいる「天王寺動物園」内に電車を走らせて安全性が確保出来るのか? 動物へのストレスは? 南北の幹線の「堺筋線」の渋滞対策は? 狭い「なんさん通」に軌道を設置するのはどうみても不可能・・・ など突っ込みどころが満載です。

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滋賀県大津市 COCOLAS(ココラス)大津の「プラウドタワー大津」 2013年1月4日の建設状況

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-プラウドタワー大津-
 
JR大津駅前では、「大津駅西第一土地区画整理事業」が進行中です。その中のJR大津駅に近い南東側の2,600.04㎡に「大津西地区第一種市街地再開発事業」が建設中です。
 
 地上29階、高さ96.01m、総戸数181戸(非分譲20戸含む)の共同住宅と店舗・サービスで構成される高層ビルになります。
 
 タワーマンション部分の正式名称は「プラウドタワー大津」となっています。売主は「野村不動産、大成建設」です。2013年11月下旬の竣工予定までまだ1年近くありますが、すでに全戸完売しています。
 
 関西での「野村不動産」のタワーマンションは竣工前の完売が連続しており、いつもながら「野村不動産」の営業力の凄さに驚かされます。
 
 なお2012年7月23日~9月7日まで施設全体の名称の一般公募が行われ「COCOLAS(ココラス)大津」に決定しています。
 「湖都(CO)」であり「古都(CO)」である大津の中心で、私たち(US=AS)が楽しく暮らせる拠点(Life And Shopping)になることを目指し「CO・CO・LAS」=「COCOLAS」(ココラスおおつ)となりました。
 
 
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この日は雪が降っていました。
 
 
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別角度から見た様子です。

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2013年1月 7日 (月)

JR東海、新大阪駅の新幹線・27番線 2013年3月16日から供用開始!

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-新大阪駅の新幹線・27番線-
 HPやブログの感想をメールで送って頂いた方には、余程の事が無い限り返信しています。
 神戸に関して1月5日にメールを頂いた「ezweb」の方への返信メールがエラーで帰ってきました。そのため返信は出来ません。この場でメールのお礼を申し上げます。
 
 本題に戻って、現在JR東海は、阪急電鉄が新大阪連絡線の用地として確保していた土地を一部転用して2つのプロジェクトを進めています。
  
(1)26番線の北側に相対式1面1線のホームを増設して27番線を新設する。
(2)博多方面にある2本の引き上げ線を新たに2本追加して4本に増設する。
 
 JR東海は、2013年3月16日にダイヤ改正を実施すると発表しました。ダイヤ改正に合わせて、新大阪駅の新幹線・27番線も2013年3月16日から供用開始します。
 
 今回のダイヤ改正に先立って最新の「N700A」車両6編成を、700系車両に代えて投入します。
 
 JR東海・ニュースリリース(PDF:2012/12/21)
 平成25年3月ダイヤ改正について
 
 
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27番線新設工事 その(2)
 それでは、新大阪駅のホーム西端からスタートします! 写真は、26番線ホーム西端から西側(博多駅側)を見た様子です。
 
 
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27番線新設工事 その(3) ホーム西端部分です。
 
 
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27番線増設工事 その(4) 26番線ホーム西端から東側(東京駅側)を見た様子です。
 
 
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27番線新設工事 その(5) 
 27番線には、新大阪駅で初めて可動柵タイプの「ホームドア」が設置されます。残念がら当面は、20番線~26番線は工事の対象外です。

 JR東海は、東海道新幹線の駅ホームへ可動柵タイプの「ホームドア」設置を進めています。
 現在工事中の「東京駅、新大阪駅」をはじめ、利用者の多い「のぞみ」停車駅を対象に、新型可動柵の設置を検討しています。

 「300系」の引退で扉の位置がほぼ統一された事、更にコスト低減が可能な新型可動柵のメドが立ったためです。「京都駅、名古屋駅」にも設置を検討しているようです。
 
 
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27番線新設工事 その(6) 26番線の落下防止柵です。
 
 
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27番線新設工事 その(7)
 まくらぎが「FFU(ガラス長繊維強化プラスチック発泡体)」の「合成まくらぎ」を使用していいます。
 
 このばくらぎは、「分岐器」付近のよく使用されます。この軌道は何軌道という名称でしょうか?
 
 
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27番線新設工事 その(8)
 26番線他は「スラブ軌道」となっています。27番線の軌道はコンクリートでかさ上げされているので、ホームの位置もその分だけ高くなっています。
 
 
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27番線新設工事 その(9) 架線の位置もかさ上げ分だけ高くなっています。
 
 
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27番線新設工事 その(10) 発車標です。
 
 
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27番線新設工事 その(11) 「新大阪阪急ビル」の南側あたりです。
 
 
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27番線新設工事 その(12) 「新大阪阪急ビル」を過ぎたあたりです。
 
 
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27番線新設工事 その(13) 26番線ホーム東端から西側(博多駅側)を見た様子です。
 
 
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27番線新設工事 その(14) ホーム東端部分です。

 
 
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27番線新設工事 その(15) 26番線ホーム東端から東側(東京駅側)を見た様子です。
 
 
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27番線新設工事 その(16) アップです。

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2013年1月 6日 (日)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ) ハリー・ポッター「The Wizarding World of Harry Potter」 2013年1月4日の建設状況

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-The Wizarding World of Harry Potter-

 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」は、450億円を投じて、2014年夏頃の開業を目指して「ハリー・ポッターの魔法の世界(The Wizarding World of Harry Potter)」を建設中です。
 
 売上高が1000億円程のUSJとしては450億円は破格の投資です。バックに「ゴールドマン・サックス」がいるからこそ可能だった巨額投資だと思います。
 
 建設場所は、平面駐車場として使用している15haの一部を使用します。駐車場が狭くなるために、西側の駐車場を立体化しました。
 
 「ハリー・ポッターの魔法の世界(The Wizarding World of Harry Potter)」は、2010年6月18日にフロリダ州の「ユニバーサル・オーランド・リゾート」内の「アイランド・オブ・アドベンチャー」に新設されて大人気となっています。
 
 ユニバーサル「ハリーポッター魔法の世界」見学してきました~!特集」
   
 空撮動画(YouTube:1分29秒)
 ハリー・ポッターのテーマパーク「The Wizarding World of Harry Potter」を空撮
 
  ハリー・ポッターの導入は世界3番目、アメリカ以外では初めてとなります。開業後は、入場者数が1000万人を超すと見込んでいます。

 本家の「ユニバーサル・オーランド・リゾート(米・オーランド)」は、アイランド・オブ・アドベンチャー7,674,000+ユニバーサル・スタジオ6,044,000=13,718,000人です。ぜひともこれに近い数字を目指してほしいです。
 
テーマパーク別2011年入場者数ランキング
01 マジックキングダム(ディズニー:米・オーラント)    17,142,000
02 ディズニーランド(米・アナハイム)           16,140,000
03 東京ディズニーランド(日本)            13,996,000
04 東京ディズニーシー(日本)             11,930,000
05 ディズニーランド・パーク(フランス)                10,990,000
06 エプコット(ディズニー:米・オーラント)         10,825,000
07 ディズニー・アニマルキングダム(米・オーランド)   9,783,000
08 ディズニー・ハリウッド・スタジオ(米・オーランド)    9,699,000
09 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(日本)          8,500,000
10 アイランド・オブ・アドベンチャー(米・オーランド)     7,674,000
 
 
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赤線部分が現地を歩いて確認した工事エリアです。誤差はあると思いますが、ほぼ正確だと思われます。
 東側の平面駐車場をすべて使用するかと思っていましたが、かなり平面駐車場を残しています。工事エリアは約4haくらいでしょうか?
 
 フロリダの場合は、敷地面積が約20エーカーとなっています。1エーカーが約0.4haなので、約8haです。
 フロリダのハリーポッターエリアは、もともとあった「ドーリング ドラゴンズ」というローラーコースターを再利用したエリアが約半分、新規に建設したメインのエリアが約半分です。
 
 ここからは私の推測ですが、工事エリアが約4haなので、ローラーコースターは設置しないのではないでしょうか?
 残った平面駐車場部分に設置する事も考えられますが、位置的に「日新製鋼、ハリーポッター、立体駐車場」の屋根がモロ見えていまい、一気に夢の世界から現実に引き戻されてしまいます。
 
 ちなみにフロリダのハリーポッターエリアのローラーコースター「ドラゴンチャレンジ(旧:ドーリング ドラゴンズ)」は、2台(ブルーとオレンジ)のライドが同時に出発して、交差したり、回転したりする絶叫マシンです。
 
 USJには、ジェットコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」があるので充分ではないでしょうか?
 あくまでも私の予想なので、ローラーコースター「ドラゴンチャレンジ」に類するものが建設される可能性もあります。
 
 
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東側から見た様子です。
 
 
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東側の「バス ストップ」越しに見た様子です。「バス ストップ」から建物が丸見えなので高い木で隠すのでしょうか?
 
 
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北西側から見た様子です。仮囲いにはUSJのイメージキャラクターは描かれていましたが、「建築計画のお知らせ」や工期などなど一切掲示されていませんでした。
 
 USJの外周道路沿いにも見当たりませんでした。夢を売る商売なので特例で掲示しなくてもいいのかも知れません。
 
 
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北側の車道からかなりスペースがあります。この部分に木をたくさん植えて隠すのかも知れませんね。
 
 
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奥が新たに建設された立体駐車場です。
 
 
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残った平面駐車場です。奥が「日新製鋼」の工場です。この部分にローラーコースター「ドラゴンチャレンジ」に類するものが建設される可能性もありますが、私は将来の拡張を見越して、そののまま平面駐車場として残すと予想します。

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阪急うめだ本店 「2013年新春」バージョンのショーウィンドウ

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二期棟の先行オープンにより本格的に稼働した7面の大型「ショーウィンドウ」です。2013年新春バージョンとなっています。
 
 本当はこれを新春に取材した第一号にしようと思っていましたが、1月4日に思いがけないビッグなお年玉が2つあったので、昨日は急遽変更しました。
 
 
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ショーウィンドウ その(1)
 
 
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ショーウィンドウ その(2)
 
 
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ショーウィンドウ その(3)
 
 
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ショーウィンドウ その(4)
 
 
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ショーウィンドウ その(5)

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2013年1月 5日 (土)

今度こそ本気? 「大阪神ビル(阪神百貨店)」&「新阪急ビル」の一体的な建て替え 事業費は1000億円規模!

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-大阪神ビル&新阪急ビル-

 昨日の帰り、電車が来る前に駅の売店の新聞を眺めていると朝日新聞の夕刊の1面に「阪神百貨店梅田本店建て替えへ」と載っていました。
 「大阪神ビル」と「新阪急ビル」の建て替えは、毎年報道されては尻すぼみに消える都市伝説のようなニュースなので「またか!」と思いつつも新聞を買ってしまいました。
 
 じっくり読むと今回は今までと様子が違います。「阪急阪神HD」は、2012年12月28日に、改正都市再生特別措置法に基づいて、大阪市に容積率緩和を求める要請書を提出したそうです。
 3月までに開かれる予定の市都市計画審議会で都市計画決定されれば、再開発が動き出ようで、早ければ2014年度にも再開発を始めるそうです。
 
 朝日新聞(2013/01/04)
 阪神百貨店梅田本店建て替えへ 完成まで10年程度
 
 「阪急阪神HD」は、容積率を1000%から約1800%に緩和するよう求めているようで、高さは航空法の高さ制限の限度である約190mになる見込みです。
 「大阪神ビル」と「新阪急ビル」は一体的な再開発が行われ、間の道路は1階と2階は道路として通り抜けられる空間を確保し、道路の上の3階以上はビルになるようです。
 
 更に驚いた事に、「大阪神ビル」と基本構造を共有している「阪神梅田駅」も老朽化のため耐震化を高めるため建て替えを検討しているそうです。
 そのため完成には10年程度かかる大事業になり、事業費は最大1000億円規模を見込んでいるようです。
 
大阪神ビル&新阪急ビルの一体的な建て替え
◆ 高さ-約190m
◆ 容積率-約1800%
◆ 着工-早ければ2014年度
◆ 工期-10年程度
◆ 備考-阪神梅田駅も建て替えを検討
◆ 事業費-最大1000億円規模
 
 
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「大阪神ビル(阪神百貨店)」&「新阪急ビル」が一体的に建て替えられます。
 
 
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「新阪急ビル」です。「朝日新聞」には書いていませんでしたが、先に「新阪急ビル」が建て替えられ、下層階に「阪神百貨店」を移設して全館グランドオープンまでは、現在の半分以下の売り場面積で営業する事が予想されます。

 
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「大阪神ビル」です。売り場面積の減少を少なくするために「梅田阪急ビル」のよう東西を1期・2期に分けて解体・建設する可能性もあります。
 
 いずれにしても「大阪神ビル(阪神百貨店)」の建て替えは、想像を絶する超難工事になります。電車を走らせながら「阪神梅田駅」の建て替えをどのように行うのか想像もつきません。
 
 救いは、「阪神梅田駅」と「大阪神ビル」は基本構造を共有していますが、完全には重なっていない事です。
 地下2階の「阪神梅田駅」の上に「大阪神ビル」が載っているようなイメージがありますが、「阪神梅田駅」は基本的には北側の道路の地下にあり、「阪神梅田駅」の南側に「大阪神ビル」が建っています。
  
 ただし「阪神百貨店」の地下1階食料品売り場だけは、北側部分が「阪神梅田駅」の上にあります。
 「阪神百貨店」の地下1階を歩くと北側と南側で天井の高さが違います。北側の天井が低い部分が道路の下の「阪神梅田駅」の上で、天井が高い部分が「大阪神ビル」の部分です。
 
 
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間の道路は1階と2階は道路として通り抜けられる空間を確保し、道路の上の3階以上はビルになるようです。
 
 
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二つのビルに挟まれる道路の上空を利用した例としては、「三越銀座店」があります。2010年9月11日の増床オープンから2つビルが一体的な運用になりましが、間の「あづま通り」の機能はこのように残っています。
 
 2館に分かれる場合、多くの百貨店で採用されている2館をブリッジでつなぐよりはるかに有利な建物構造で、売場が分断されることなく一体的な運用が可能となりメリットが非常に大きいです。
 
(追記)
 厳密に言うと「三越銀座店」の例は、都市再生特別地区の指定を受け区道の「あづま通り」と三越の土地を等価交換しています。
 そのため間を通る道路は三越の民有地になります。代わりに街区東側の「三原通り」を拡幅しています。
 
 「大阪神ビル」と「新阪急ビル」の間の道路は、等価交換しないようなので「道路の上空利用が認められれば全国で初めて」という事になるようです。

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2013年1月 4日 (金)

南海本線(泉大津市)連続立体交差事業 Part2・上下線共に高架に移行した「松ノ浜駅」

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-南海本線・松ノ浜駅(まつのはまえき)-
 南海電鉄の南海本線では、現在3ヶ所で連続立体交差化(高架化)事業が行われています。
 
 (1)諏訪の森駅~浜寺公園駅の2.0km、(2)羽衣駅~高石駅の4.1km、(3)松ノ浜駅~泉大津駅の2.4kmです。
 
 一番工事が進んでいるのが「南海本線(泉大津市)連続立体交差事業」です。南海本線の松ノ浜駅から泉大津駅付近の約2.4kmにおいて鉄道を高架化することにより8ヶ所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図ります。
 
 2008年6月7日に上り線の高架が使用開始されました。そして下り線の高架も2012年8月4日(土)の始発列車から供用開始されました。これにより上下線共に高架移行が完了しました。
 
 現在は周辺工事を行っています。関連工事も含め2015年度の完了予定となっています。
 
南海本線(泉大津市)連続立体交差事業
◆ 事業名称-南海本線(泉大津市)連続立体交差事業
◆ 延長-約2.4km
◆ 踏切除却数-8ヶ所
◆ 事業主体-大阪府
◆ 事業期間-1995年度~2015年度(予定)
◆ 総事業費-約453億円
 
 
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2012年8月4日(土)の始発列車から供用開始された「松ノ浜駅」下り線のホームです。
 
 
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1階の改札内コンコースです。
 
 
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「松ノ浜駅」下り線のホーム南端から南側を見た様子です。
 
 
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アップです。この次の「泉大津駅」が少しだけ見えます。
 
 
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「松ノ浜駅」下り線のホーム南端から北側を見た様子です。相対式2面2線の高架駅に生まれ変わりました。
 
 
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南側からスタートします。最初に階段があります。東側の壁面はまだ一部工事中です。
 
 
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上り線の同じ部分です。最終的には、上り線と同じく階段の隣りにエスカレーターが整備されます。
 
 
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次に待合室があります。
 
 
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次にエレベーターがあります。
 
 
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「泉大津駅」の軌道は「L形台座式フローティング・ラダー軌道」でしたが、「松ノ浜駅」の軌道は上下線共に「D型弾性まくらぎ直結軌道」となっています。
 
 
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「松ノ浜駅」下り線のホーム北端から南側を見た様子です。
 
 
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「松ノ浜駅」下り線のホーム北端から北側を見た様子です。
 
 
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アップです。この次は「北助松駅」ですが、手前の「大阪府道38号富田林泉大津線」のオーバーパスをくぐるために地上に降ります。
 
 「北助松駅」の北側には、「泉北北有料道路」の高架もあり、この間の高架工事はほぼ不可能です。

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2013年1月 3日 (木)

南海本線(泉大津市)連続立体交差事業 Part1・上下線共に高架に移行した「泉大津駅」

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-南海本線・泉大津駅(いずみおおつえき)-

 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張って更新する予定ですのでよろしくお願い致します。
 
 南海電鉄の南海本線では、現在3ヶ所で連続立体交差化(高架化)事業が行われています。
 
 (1)諏訪の森駅~浜寺公園駅の2.0km、(2)羽衣駅~高石駅の4.1km、(3)松ノ浜駅~泉大津駅の2.4kmです。
 
 一番工事が進んでいるのが「南海本線(泉大津市)連続立体交差事業」です。南海本線の松ノ浜駅から泉大津駅付近の約2.4kmにおいて鉄道を高架化することにより8ヶ所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図ります。
 
 2008年6月7日に上り線の高架が使用開始されました。そして下り線の高架も2012年8月4日(土)の始発列車から供用開始されました。これにより上下線共に高架移行が完了しました。
 
 現在は周辺工事を行っています。関連工事も含め2015年度の完了予定となっています。
 
南海本線(泉大津市)連続立体交差事業
◆ 事業名称-南海本線(泉大津市)連続立体交差事業
◆ 延長-約2.4km
◆ 踏切除却数-8ヶ所
◆ 事業主体-大阪府
◆ 事業期間-1995年度~2015年度(予定)
◆ 総事業費-約453億円
 
 
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2012年8月4日(土)の始発列車から供用開始された「泉大津駅」下り線のホームです。
 
 
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屋根の一部に「太陽電池パネル」が取り付けられています。
 
 
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2階の改札内コンコースです。
 
 
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「泉大津駅」下り線のホーム南端から南側を見た様子です。
 
 
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アップです。この次は「忠岡駅」ですが、途中で高架は終わり地上に降ります。
 
 
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「泉大津駅」下り線のホーム南端から北側を見た様子です。島式2面4線の高架駅に生まれ変わりました。
 
 
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南側からスタートします。最初に階段があります。
 
 
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次にエレベーターがあります。
 
 
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次に待合室があります。
 
 
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次にエスカレーターがあります。
 
 
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軌道は、上下線共に「L形台座式フローティング・ラダー軌道」となっています。
 
 
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「泉大津駅」下り線のホーム北端から南側を見た様子です。
 
 
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「泉大津駅」下り線のホーム北端から北側を見た様子です。
 
 
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アップです。この次の「松ノ浜駅」までずっと高架が続きます。
 
 
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東側の外壁はまだ工事中です。
 
 
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東側から見た様子です。外壁が工事中である事が分かります。
 
 
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橋脚にお化粧板が取り付けられています。高架下には商業施設が整備されるのでしょうか?

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