南海本線(泉大津市)連続立体交差事業 Part2・上下線共に高架に移行した「松ノ浜駅」
-南海本線・松ノ浜駅(まつのはまえき)-
南海電鉄の南海本線では、現在3ヶ所で連続立体交差化(高架化)事業が行われています。
(1)諏訪の森駅~浜寺公園駅の2.0km、(2)羽衣駅~高石駅の4.1km、(3)松ノ浜駅~泉大津駅の2.4kmです。
一番工事が進んでいるのが「南海本線(泉大津市)連続立体交差事業」です。南海本線の松ノ浜駅から泉大津駅付近の約2.4kmにおいて鉄道を高架化することにより8ヶ所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図ります。
2008年6月7日に上り線の高架が使用開始されました。そして下り線の高架も2012年8月4日(土)の始発列車から供用開始されました。これにより上下線共に高架移行が完了しました。
現在は周辺工事を行っています。関連工事も含め2015年度の完了予定となっています。
南海本線(泉大津市)連続立体交差事業
◆ 事業名称-南海本線(泉大津市)連続立体交差事業
◆ 延長-約2.4km
◆ 踏切除却数-8ヶ所
◆ 事業主体-大阪府
◆ 事業期間-1995年度~2015年度(予定)
◆ 総事業費-約453億円
2012年8月4日(土)の始発列車から供用開始された「松ノ浜駅」下り線のホームです。
1階の改札内コンコースです。
「松ノ浜駅」下り線のホーム南端から南側を見た様子です。
アップです。この次の「泉大津駅」が少しだけ見えます。
「松ノ浜駅」下り線のホーム南端から北側を見た様子です。相対式2面2線の高架駅に生まれ変わりました。
南側からスタートします。最初に階段があります。東側の壁面はまだ一部工事中です。
上り線の同じ部分です。最終的には、上り線と同じく階段の隣りにエスカレーターが整備されます。
次に待合室があります。
次にエレベーターがあります。
「泉大津駅」の軌道は「L形台座式フローティング・ラダー軌道」でしたが、「松ノ浜駅」の軌道は上下線共に「D型弾性まくらぎ直結軌道」となっています。
「松ノ浜駅」下り線のホーム北端から南側を見た様子です。
「松ノ浜駅」下り線のホーム北端から北側を見た様子です。
アップです。この次は「北助松駅」ですが、手前の「大阪府道38号富田林泉大津線」のオーバーパスをくぐるために地上に降ります。
「北助松駅」の北側には、「泉北北有料道路」の高架もあり、この間の高架工事はほぼ不可能です。
| 固定リンク
« 南海本線(泉大津市)連続立体交差事業 Part1・上下線共に高架に移行した「泉大津駅」 | トップページ | 朝日新聞社・中之島プロジェクト 西地区も着工もが決まり「中之島フェスティバルタワー」とツインタワーに! »
「49 大阪府・その他」カテゴリの記事
- 日本GLP 総延床面積約329,000㎡の複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK 茨木」 「GLP ALFALINK 茨木2」の起工式を2023月3月16日に挙行!(2023.03.26)
- 阪急京都線「摂津市駅」を中心に高架化 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」 2023年2月末時点で用地買収進捗5割弱!(2023.03.21)
- 箕面市 川合・山之口地区及び彩都粟生地区における都市計画等の変更について パブリックコメントの手続きに着手!(2023.03.07)
- 阪急電鉄茨木市駅西口の再々開発計画 超高層タワーマンションが計画されている「茨木市阪急茨木西口駐車場」を事業エリアから除外!(2023.02.28)
- KUZUHA MALL(くずはモール) 2023リニューアル第1弾 ライフスタイルへのアプローチを強化、40店舗がぞくぞくオープン予定!(2023.02.27)
「92 鉄道編・私鉄」カテゴリの記事
- 阪急京都線「摂津市駅」を中心に高架化 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」 2023年2月末時点で用地買収進捗5割弱!(2023.03.21)
- JR西日本が「改良型可動式ホーム柵」の導入 今後、JR西日本が整備していく可動式ホーム柵は、「改良型」での設置を基本!(2023.02.22)
- 福岡市地下鉄 全駅への「クレジットカード」のタッチ決済の導入は地下鉄としては全国初 全3路線・全36駅に拡大し決済ブランドを追加!(2023.01.11)
- 「阪急阪神ホールディングス」の次期社長 「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線」を2031年に開業予定の「なにわ筋線」との同時開業を目指!(2022.12.31)
- 大阪メトロ 大阪公立大学のキャンパス前に新駅「森之宮新駅構想」 新駅のデザインパースを公開 2028年春に開業予定!(2022.12.22)