「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の空中回廊(立体歩行者専用通路)は、外周約500mで屋根付き!
-ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田-
2011年11月に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の北側の駐車場部分に新たな「商業施設」を建設するというニュースが流れました。
そして2012年9月27日に都市計画案「都市再生特別地区の変更」と地区計画原案「大阪鉄道管理局舎跡地地区地区計画」の変更について、公衆縦覧及び意見書を受け付けました。
大阪市・報道発表資料(2012/09/27)
都市計画案・地区計画原案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します
建築物高さの最高限度は、高層部150m、中層部①90m、中層部②70m、低層部①30m、低層部②15mとなっています。
既存の「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」と新ビル囲むように「立体歩行者専用通路」が建設されます。
「立体歩行者専用通路」によって地上2階レベル高さで建物を周回出来るようになります。
詳しくは → 立体歩行者専用通路配置図(PDF)
-外周約500mの屋根付き空中回廊-
読売新聞によるとヨドバシカメラの「立体歩行者専用通路」は、梅田店と新ビルの外周約500mで、屋根付きになるようです。
移動しやすくして国内外からの観光客を呼び込む一方、地上や地下が浸水した時の避難路を確保し、災害に強い街にする狙いもあるようです。
費用は、ヨドバシカメラやグランフロント大阪の開発に関わる企業など、事業者が負担し、新ビル建設費も含めると、総事業費は500億円規模となるようです。
2011年11月の報道では、総事業費は200億~300億円の予定と書かれていましたが、下層階が商業施設の高さ約150mの大規模な超高層ビルを建設すると総事業費は500億円くらいかかるので妥当な線だと思います。
読売新聞(2013/01/27)
梅田つながる空中回廊、15年までに整備
一つ新聞記事に突っ込みどころがありました。 ”サウスゲートビル西側では、15年の完成を目指して日本郵便などが高層ビルを建設予定で(以下省略)”
ビルヲタは、3年間の暫定的活用により「梅田3丁目計画(仮称)」の完成が2018年~2019年頃に延期になった事をみんな知っています・・・
| 固定リンク
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 「古河大阪ビル」の跡地 地上40階、高さ162mの「(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」 2023年6月1日に着工!(2023.06.02)
- 阪急阪神ホールディングス 曽根崎2丁目計画(梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルの共同建替計画)に関する基本協定の締結!(2023.05.28)
- 「大阪三菱ビル」の跡地 地上32階、高さ約147mの「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」 2023年5月16日の建設状況(2023.05.19)
- 大和ハウス工業 2023年3月期の連結決算 売上高4兆9081億円・営業利益4653億円 売上高5兆円突破が目前!(2023.05.14)
- ダイキン工業 2023年3月期の連結決算 売上高3兆9815億円・営業利益3770億円 2024年3月期の連結売上高は4兆1000億円となる見通し!(2023.05.11)