(仮称)毎日放送本社新館建設工事 2013年2月7日の建設状況
-(仮称)毎日放送本社新館建設工事-
毎日放送(MBS)が、大阪市北区茶屋町の本社本館に隣接する敷地に新館ビルを建設します。
新館は、分散している一部のスタジオを集約し、最新の機能を備えます。地上15階、塔屋1階、地下1階、高さ88.983m、総事業費は約170億円を予定しています。
新館の竣工が2013年夏、本館1階の改修工事完成が2014年春を予定しています。2014年4月4日午前11時7分9秒の「グランドオープン」が決まりました。
ちなみに11時7分9秒の1179は「MBSラジオ」の周波数1179kHzに合わせたお遊びです。
このビルは、大阪市から「企業・大学等立地促進助成制度」を受けています。新館建設・稼動に伴う雇用や税収効果、大阪市内からの情報発信機能の強化、最新の免震構造をもった新館を建設することで、災害時における情報発信機能の維持が主な理由です。
最高部まで到達しています。刀で斜めにスパッと切ったような北側に尖った形状がよく分かります。
塔屋の上にアンテナタワーが3月に立ち上がり、外観はほぼ完成するようです。新館の竣工は2013年夏の予定です。
外気にさらされる部分は「亜鉛めっき」が施されています。
「CFT柱」に「耐火被覆材」を取り付けているようです。一般的な「ロックウール」を吹付けるタイプではなく、火災時の熱により数十倍に発泡して断熱層を形成するタイプだと思われます。
北東側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
南側から見た様子です。南側壁面の4ヶ所の円形の構造物は、スタジオ空調の外気取り込み口です。
南側にはみ出た「へリポート」です。離着陸出来ない「R」表示の「ホバリングスペース」になります。
新館と本館を結ぶ連絡ブリッジです。本館は「耐震構造」、新館は「免震構造」なので地震時の揺れが全く異なります。
そのためジョイント部には工夫がしてあるそうです。両方の接続部が飛行場のボーディングブリッジのようにジャバラ状に伸縮するんでしょうか??
西側から見た様子です。「亜鉛めっき」が施されている位置が東面より2層少ないです。
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