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2013年3月 2日 (土)

梅田一丁目地区 「大阪神ビル&新阪急ビル」の建て替え 高さ約190m、容積率は国内最大級の2000%!

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-梅田一丁目地区-
 阪神百貨店梅田本店が入る「大阪神ビル」と南隣の「新阪急ビル」の建て替えプロジェクトである「梅田一丁目地区」の概要が明らかになりました。

 容積率は国内最大級の2000%に緩和され、高さ約190mと約85mの2段構えの一体型ビルとなります。
 当初言われていたような2棟のツインタワーではなく、「大阪神ビル」側が高さ約190mと約85m、「新阪急ビル」側が高さ約85mとなります。
 
 大阪市・都市計画案及び原案の縦覧(2013/03/01)
 都市再生特別地区の変更(梅田一丁目地区)
 
 容積率は、災害時に一時避難者が使える空間を用意したり、周辺の歩道を広げたりすることで、都市再生特別措置法の特例で緩和され、現在の2倍の国内最大級となる2000%になります。
 
 延床面積は、現在の約15万㎡から約25万㎡と大幅に増えます。新ビルの低層部に「阪神百貨店」が入り、売場面積は現在の約53,000㎡と同程度にする見通しです。
 低層部には大規模会議場を整備します。災害時には会議場などを一時避難者や帰宅困難者に開放し、約2500人を収容します。高層部はオフィスとなります。
 
 ビル東側の御堂筋の歩道の幅を現在の2倍の12mに拡張、カフェなどを設けて憩いの空間を提供します。阪神百貨店の地下1階北側の地下通路は、現在の3倍の幅15m拡幅します。
 
 総事業費は約1000億円で、公共部分に約100億円が当てられる見通しです。2014年度後半に着手し、2023年度の完成を目指します。
 同時に阪神百貨店と阪急百貨店、JR大阪駅を結ぶ「新梅田歩道橋」は耐震化のため大規模改修を行います。
 
 今回は、「阪神梅田駅」の建て替えに着いて触れられていません。「阪神梅田駅」建て替えを行うか、行わないかによって工事の難易度が大きく変わって来るので気になるところです。
 
 
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大阪市の「都市計画案及び原案の縦覧」に中から借用した配置図です。当初言われていたような2棟のツインタワーではなく、高さ約190mと約85mの2段構えになります。
 
  
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阪神百貨店梅田本店が入る「大阪神ビル」です。「大阪神ビル」部分は高さ約190mと約85mの2段構えになります。
 
 
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「新阪急ビル」です。「新阪急ビル」部分は高さ約85mとなります。ビル東側の御堂筋の歩道の幅を現在の2倍の12mに拡張し、カフェなどを設けて憩いの空間を提供します。
 
 
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「大阪神ビル」と「新阪急ビル」の間に走っている道路「広路5大阪駅前線支線2号線」を残し、上空を2階程度(高さ5.5m)の高さでまたぐ形で、高さ約190mと約85mの2段構えの一体型なビルが建設されます。
 
 
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二つのビルに挟まれる道路の上空を利用した例としては、「三越銀座店」があります。2010年9月11日の増床オープンから2つビルが一体的な運用になりましが、間の「あづま通り」の機能はこのように残っています。
 
 2館に分かれる場合、多くの百貨店で採用されている2館をブリッジでつなぐよりはるかに有利な建物構造で、売場が分断されることなく一体的な運用が可能となりメリットが非常に大きいです。
 
 厳密に言うと「三越銀座店」の例は、都市再生特別地区の指定を受け区道の「あづま通り」と三越の土地を等価交換しています。
 そのため間を通る道路は三越の民有地になります。代わりに街区東側の「三原通り」を拡幅しています。
 
 今回は、「大阪神ビル」と「新阪急ビル」の間の道路「広路5大阪駅前線支線2号線」を残したまま道路の上空利用が認められたので、都市再生特別措置法の特例が更に緩和された例になります。
  
 
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前回もUPした私が現地を歩いて推測した「大阪神ビル」の断面図です。「阪神梅田駅」と「大阪神ビル」は基本構造を共有しています。
 
 「阪神梅田駅」の建て替えを行うか、行わないかによって工事の難易度が大きく変わってきます。
 
  
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「阪神百貨店」の地下1階北側の地下道は、「阪神梅田駅」と「阪神百貨店」と一体的な構造物である事が推測出来ます。
 
 地下道は現在の3倍の幅15mに拡幅されます。以前は、各県の物産店が並んでいましたが、現在はほとんど閉店しています。

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