JR西日本 三ノ宮駅を大規模再開発 高さ約160mの超高層ビル建設!
-JR三ノ宮駅を大規模再開発-
朝日新聞などの報道によると「JR西日本」は、JR三ノ宮駅を再開発する方針を固めたそうです。
駅南側の広場を利用し、「三宮ターミナルビル」を高さ160m前後の超高層複合ビルに建て替える予定です。
朝日新聞(2013/03/11)
JR三ノ宮駅、再開発へ 高さ160m商業ビル計画
梅田の「大阪神ビル&新阪急ビル」に続き、都市伝説化していたプロジェクトが動き出しました。「アベノミクス」による最近の円安、株高と無関係では無いと思います。
実体経済が回復している訳ではありませんが、「景気は気から」といいます。私自身、日本経済の先行きに対して久しぶりに高揚感を感じます。
事業費は約400億円で、2021年度の完成を目指します。「JR西日本」は、3月13日に発表する「中期経営計画」に構想を盛り込む予定です。3月13日には、おぼろげな完成イメージ図を見る事が出来るかも知れません。
「三宮ターミナルビル」は、地上11階、地下2階です。「ポートピア81」が開催された1981年に開業しました。
ビル南側の「三宮駅前広場」は、敷地面積約12,300㎡でタクシー乗り場などとして利用されています。
-神戸市の高さ規制-
神戸市は、中心部約10平方キロ内に建設されるビルの高さや幅を条例で規制しています。
高さは、「ポーアイしおさい公園」から見て六甲山の稜線を上回らないように基準を設けています。
今回の再開発が実現するには、高さ規制の特例措置が必要な可能性が高いです。更に駅前広場上空に建物を建設するには都市計画の変更、また現在800%の容積率を緩和する事も必要です。
京都や奈良の高さ規制は非常に重要ですが、神戸市に導入する意味があるのか? と私は最初から反対でした。高さ規制が神戸市の発展を阻害すると危惧したからです。
特例措置が認められると高さ規制は形骸化します。逆に認められないと高さ規制により神戸市は自らの発展を自らが一部放棄する事になります。
それに花火大会以外は、ほとんど人が歩いていない「ポーアイしおさい公園」からの景観にどれほど重要な意味があるのか? と私は今でも思っています。
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