阪神電鉄 西改札口が完成し、すべての工事が完了した「阪神本線三宮駅改良工事」 Part2:ホーム編

-阪神本線三宮駅改良工事-
阪神三宮駅は、2013年春の完成を目指して、総額約153億円(駅改良工事約130億円、地下通路約7億円、歩行者デッキ約16億円)をかけて大規模な改良工事を行っていました。
西改札口が完成してすべての工事が2013年3月20日に完了しました。写真は、供用開始のすぐ後に撮影したのですが、パソコンが逝ってしまったので今までUP出来ませんでした。
写真が多いのでコンコースとホームの2回に分けてUPします。Part2ではホームの様子をUPします。
阪神電気鉄道・ニュースリリース(PDF:2013/01/28)
阪神三宮駅改良工事が3月20日に完了!
阪神本線三宮駅改良工事の概要
◆ 工事内容-東改札口の新設、西改札口の改築、駅排煙設備の新設、駅構内配線の変更、エレベーターの新設
◆ 総事業費-約153億円(周辺工事含む)
◆ 工期-2007年10月6日~2013年3月20日

ホーム西端に階段があります。

階段の奥にエレベーターがあります。

西端の階段とエレベーターからは、乗り場まで少し歩く必要があります。

東側の、上下2基のエスカレーターと階段です。

手前の天井になんとなく「阪急」をイメージする照明があります。これも「阪急阪神ホールディングス」の影響?

レンガ調のパネルで美装化されてめちゃめちゃ綺麗になりました。

「発車票」です。

ホーム中央のドーム屋根部分です。ドーム屋根部分を残すと聞いた時、ギリシア神話の「ケンタウロス(馬の首から上が人間)」のようにならないか心配でしたが、新旧がうまくマッチして違和感がありませんでした。

ホーム中央のドーム屋根部分は、間接照明で照らされています。

ホーム天井を覆っていた無数のケーブル類は、この部分にほぼ隠されました。

ホームの柱です。

既存の柱は、レンガ調のパネルで美装化されました。柱上部は間接照明で照らしています。

柱の照明です。これもなんとなく「阪急」をイメージします。

すべてのホームに、関西私鉄では初めての「発光式列車案内表示器」が取り付けられました。

3番線(下り線)には、木製のベンチが設置されています。

軌道の移動時には、「バラスト軌道」となっていましたが、「バラスト」と「まくら木」をコンクリートで固めて簡易な「スラブ軌道」に駅構内の軌道はすべて変更されました。

ホーム東端のホーム再延長部分です。この部分の天井はむき出しになっています。

ホーム再延長部分はフェンスで入れません。阪神本線は、輸送人員的に6両編成で全く問題無いですが、近鉄奈良線・阪神なんば線と本線間を直通運転する快速急行は6・8・10両編成で運転され、8・10両編成の車両は、尼崎駅で解放作業を行っています。
ホームの再延長の長さから考えられるのが、近鉄奈良線・阪神なんば線と本線間を直通運転する快速急行の8両編成化です。
ただし阪神電鉄はこのような情報を一切公表していません。そのため現時点では私の全くの妄想です。
更に、快速急行の停車駅である「魚崎駅、芦屋駅、西宮駅(阪神車10両・近鉄車8両対応済)、甲子園駅(工事中)」のホームの長さを8両編成に対応するよう延長する必要があります。
「魚崎駅」は8両化が可能だと思いますが、「芦屋駅」はホーム両端に踏切があり、高架化しないと8両化は不可能なように見えます。
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