阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業 2013年5月中旬 Part2:「淡路駅」周辺
-淡路駅(あわじえき)-
「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」は、東淀川区の「淡路駅」を中心とした阪急電鉄京都線3.3kmと千里線3.8kmの合計7.1kmを高架化し、17ヶ所の踏切を無くし、都市計画道路などの交差道路を整備するプロジェクトです。
駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。
1997年1月に用地買収に着手し、2008年9月に工事に着工しました。計画では2018年度に高架に移行、2020年度に事業完了と非常に息の長い工事になります。Part2として「淡路駅」周辺をUPします。
駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。
新しい「淡路駅」は、4層構造の島式2面4線の高架駅になる予定です。駅の高さは約30mになります。
現在の「淡路駅」の手書きの配線図です。京都線と千里線の上りと下りが3ヶ所で平面交差する非常に複雑な配線となっています。そのため「淡路駅」に到着する前の電車は信号待ちが頻発します。
改良後の「淡路駅」の手書きの配線図です。下りと(4階)と上り(3階)が立体交差になり「淡路駅」のネックだった頻発する信号待ちは解消されます。
現地に掲示してあった「城東貨物線」の東側の京都線の工区図(5工区)です。約700mが高架橋になり、その先(東側)の約300mが盛土になるようです。
京都線の工事の様子です。「城東貨物線」の東側を東側方向を見た様子です。
「城東貨物線」の東側を西側方向を見た様子です。1年前には無かった高架橋が姿を現していました。
工区図を見るとこのあたりは上に京都線の下り線、下に京都線の上り線が走る2層構造になるようです。
「城東貨物線」です。複線化・旅客化工事が行われており、このあたりに新駅が建設される予定です。1年前には行われていなかった工事が始まっていました。
「東淡路商店街」のアーケードがあった場所です。解体工事がどんどん進んで更地が増えています。
新しい「東淡路商店街」のアーケードです。新しい「淡路駅」は、駅全体が少し南東側に移動するので、アーケードも南東側に移築しました。
まだアーケードも短く、店舗数も少なく、お客さんもあまりいません。他の場所に引っ越した店舗や住民も多いようで、元の賑わいに戻るのはかなり厳しいと思いますが、頑張ってほしいです。
「淡路駅」を西側から見た様子です。見るからに配線がややこしい事がわかります。これが信号待ち頻発の原因です。
「淡路駅」の西側に鉄骨の橋脚が2本姿を現していました。
「淡路駅」西側の京都線の高架工事の様子です。この2年間ほとんど変化がありません。
| 固定リンク
「92 鉄道編・私鉄」カテゴリの記事
- なにわ筋線 「南海本線」との分岐・合流部分 当初計画から変更して「高欄嵩上げ」と「フルシェルター設置」 2025年1月10日の状況(2025.01.31)
- なにわ筋線 「なにわ筋線」で唯一の橋梁 「国道25号(芦原杭全線)」をオーバーパスする橋梁 2025年1月10日の状況(2025.01.28)
- なにわ筋線 「盛土構造」から「橋梁構造」に変更して圧迫感を低減した「国道25号(芦原杭全線)」の北側 2025年1月10日の状況(2025.01.25)
- なにわ筋線 難波パークス通り 鉄道構造物構築のため「阪神高速1号環状線」の橋脚の架け替え 2025年1月10日の状況(2025.01.22)
- なにわ筋線 難波パークス通り「掘割区間」の北端 「Zepp なんば大阪」のあたりで地上に姿を現す 2025年1月10日の状況(2025.01.20)
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 積水ハウス 2025年1月期の連結業績 売上高が4兆円を突破 アメリカ「M.D.C.ホールディングス」の買収により売上高が急増!(2025.03.10)
- 大阪駅前地下道東広場改築その他工事 「古くなった地下構造物」が新しく生まれ変わる 「東広場」が激変 2025年3月4日の建設状況(2025.03.06)
- インバウンド人気の大阪の百貨店3店舗 2025年2月度 阪急梅田本店が前年同月比3.8%増、高島屋大阪店が前年同月比1.3%減、大丸心斎橋店が前年同月比10.6%増(2025.03.04)
- 「淀川大堰閘門」が2025年3月16日に開通! 京都から万博会場の夢洲まで船で行くことが可能に! 災害時の緊急物資の輸送にも役立つ!(2025.02.06)
- 淀川河川敷十三エリア魅力向上事業 十三の「淀川河川敷」に約30軒並ぶ「屋台エリア(淀川つつみ市 ミナモ十三)」 2025年4月下旬に一部先行開業!(2025.02.05)