大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー 2013年5月20日の建設状況
-大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー-
「(仮称)大阪市西区新町1丁目マンション計画」は、大阪厚生年金会館跡地に建設中の超高層タワーマンションです。
地上53階、塔屋3階、地下1階、総戸数874戸(住戸)、高さ189.55mです。正式名称は「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」となっています。
販売は好調なようで、1ヶ月くらい前のニュースで「販売初月から5ヶ月間で契約戸数648戸となった」と伝えられていました。
北西側から見た様子です。撮影時は7階部分の躯体を構築中でした。
南西側から見た様子です。「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」の場所打ちコンクリート拡底杭は、地盤面から約55mにある「洪積砂質土層」に貫入し、建物を支持しています。
そのうち特に大きい重量を支える必要がある34本は、大林組が開発した「ナックル・パイル(節付き拡底杭)」を採用しています。
南東側から見た様子です。「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」は、地震対策として大林組が開発した「DFS構造(連結制振デュアル・フレーム・システム)」を採用しています。
建物の内側に、心柱となる強固な壁構造物(フリーウォール)を設置、建物外側の住棟部と切り離したうえで、両者を制振装置(ダンパー)で連結する構造です。
内側と外側の揺れ方が異なる箇所で制振するため、効率良く揺れのエネルギーを吸収します。
| 固定リンク
「32 大阪市・中部②」カテゴリの記事
- withコロナに対応した新時代のオフィスビル 地上21階、高さ101.732mの「本町サンケイビル」 2021年8月末竣工!(2021.01.20)
- 超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業 地上36階、高さ約128mの「プレミストタワー靱本町」 概要が決定!(2021.01.10)
- 地上31階の超高層ビルに建て替え 「心斎橋プラザビル(新館・本館・東館)、心斎橋フジビル」の4棟 「心斎橋フジビル」の解体工事が本格化!(2021.01.05)
- 大阪城南側の「NTT西日本本社ビル、NTT西日本馬場町ビル」 超高層ホテルに建て替え 建物高さの最高限度が102m!(2020.12.25)
- 大阪市 「難波宮跡公園(北部ブロック)の整備検討に向けたマーケットサウンディング(市場調査)」の結果を公表!(2020.12.13)