(仮称)清和梅田計画 2013/06/13 1階床にコンクリートの打設!
-(仮称)清和梅田計画-
曽根崎二丁目の「梅田第一ビルディング」と「旭屋書店」の跡地が「(仮称)清和梅田計画」として再開発されます。
地上21階、塔屋1階、地下2階、最高部106.15m(軒高104.05m)の超高層オフィスビルが建設される予定です。
アップです。
先行している南東側では、1階床にコンクリートが打設されました。
「開口部」です。エレベーター・エスカレーター・階段等を設置する「開口部」とは別に工事用の「開口部」があります。
地下階の工事を行うためです。「開口部」から重機を入れて、地下は旧躯体を解体しながら下に向かって構築していきます。
今までは特殊な工法で建設されましたが、これからは「逆打ち工法」と全く同じになります。地上は上に向かって構築し、地下は下に向かって構築していきます。
南西側でも、1階床の鉄骨建方が行われ、1階床の「デッキプレート」の取り付けが行われています。
「デッキプレート」の上に鉄筋が準備されています。この後は鉄筋の配筋が行われ、コンクリートが打設されます。1階床が完成すると重機等が乗入れる「作業床」として使用されます。
1階床が完成すると重機等が乗入れる「作業床」として使用できるので、南側のゲートが復活します。
少しずつ北側の旧躯体の1階床の解体が行われています。
旧躯体を残して建込まれた地下階の「CFT柱」がよくわかります。旧躯体に小さな「開口部」を開けて建込まれたことが分かります。
「CFT柱」を建込むシーンは見る事が出来ませんでしたが、「逆打ち工法」でも「順打ち工法」でもないこのような特殊な工法はめったに見る事が出来ないので貴重でした。
既存建物の基礎を再利用する場合は、通常なら地下階を先に解体して「順打ち工法」で建設すると思いますが、ほぼ敷地いっぱいに建設するので、重機が稼働できるスペースを確保するために旧躯体の1階床をあえて残したのだと思われます。
| 固定リンク
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 大阪に本社があるライバル企業 大和ハウス工業 VS 積水ハウス 2023年期は、「大和ハウス工業」が売上高5兆円超、「積水ハウス」は3兆円超(2023.11.14)
- 大阪の超高収益企業「キーエンス」 東淀川区に研究所を増築 2023年7月〜9月期の連結決算は約3年ぶりの減益(2023.10.29)
- 大阪北逓信病院の跡地 地上38階、高さ約141mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中崎1丁目計画」 「建築計画のお知らせ」を掲示!(2023.09.16)
- 「茶屋町地区地区計画」の第三弾 「茶屋町B-2・B-3地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可 再開発事業が本格始動!(2023.09.14)
- 大阪北逓信病院の跡地 「東急不動産」が、地上38階、高さ約141mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中崎1丁目計画」を建設!(2023.09.08)