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2013年6月15日 (土)

国立循環器病研究センター JR岸辺駅北口の旧国鉄吹田操車場跡地へ移転が決定!

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-独立行政法人国立循環器病研究センター-

 「国立循環器病研究センター」は、名称のとおり循環器を専門とする日本最先端の医療機関です。
 
 医療技術は非常に高く、循環器に関しては「大阪大学医学部附属病院」と共に日本の双璧を成しています。そのため日本国内のみならず、海外からも患者が訪れます。

 循環器の中でも特に高度なのが心臓移植と肺移植ですが、「日本臓器移植ネットワーク」が認定する病院は極めて少なく、心臓が全国で9施設、肺が全国で8施設です。
 その中でも心肺同時移植可能施は、「大阪大学医学部附属病院、国立循環器病研究センター(心肺同時移植のみ)、東北大学病院」の3施設しかありません。 
 
  日本臓器移植ネットワーク → 移植可能施設
 
 その「国立循環器病研究センター」も建物の老朽化のほか、施設増設で敷地が手狭になったため移転を検討していました。
 移転に当たっては、吹田市の旧国鉄吹田操車場跡地と箕面市の箕面船場地区が激烈な誘致合戦を展開していました。
 
 結果は、2013年6月11日に吹田市の旧国鉄吹田操車場跡地への移転建て替えが決定しました。
 
 国立循環器病研究センター・プレスリリース(2013/06/12)
 国立循環器病研究センターの建替整備について
 
 吹田市
 国立循環器病研究センターの吹田操車場跡地への移転建て替え決定と取組経過
 
 吹田市(PDF全22ページ:移転候補地等)
 国立循環器病研究センター吹田操車場跡地への移転の御提案
 
 新施設は地上13階、延床面積約114,700㎡(病院約79,000㎡、研究所・研究開発基盤センター約35,700㎡)で、現在の77,146㎡よりかなり広くなります。ベッド数550床、外来患者数は1日当たり約700人を見込んでいます。
 
 今後は「UR都市機構」との間で土地の譲渡契約条件を協議し、2013年度末までの契約締結と用地引き渡しを目指し、2015年度内に一部着工し、2018年度内の移転開業を予定しています。
 
 
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「国立循環器病研究センター」の移転予定地は、JR岸辺駅の「北交通広場」の東側の「コア街区(5街区)」になります。敷地面積は約31,000㎡です。
 
 
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-吹田市民病院の移転-

 吹田市は旧国鉄吹田操車場跡地に、「国立循環器病センター」の誘致と共に「吹田市民病院」の移転計画も進めています。
 
 現在の「吹田市民病院」は、老朽化が進んでいます。大きな累積赤字をかかえていますが、旧国鉄吹田操車場跡地への移転はほぼ確定のようです。
 
 「吹田市民病院」の移転予定地は、JR岸辺駅の「北交通広場」の西側の「コア街区」になります。敷地面積は約27,000㎡です。
 「国立循環器病センター」と「吹田市民病院」は、JR岸辺駅の北交通広場を跨いだ「空中回廊」で結ばれ、診療科連携が行われる予定です。

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