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2013年6月 1日 (土)

明石市 地上34階、高さ約125mの「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」

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-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業-

 山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が計画されています。解体工事が始まってからUPしようと思っていましたが、ちょっと前にブログに取り上げてほしいというご要望があったのでUPしたいと思います。
 
 概要は、地上34階、塔屋2階、地下2階、高さ約125m、延床面積約65,559㎡です。いろいろな資料に高さは約125mと書いてありますが、詳細な図面を見ると軒高116.700m+塔屋7.350mを合計すると最高部は124.050mになるようです。
 
 順調に行けば、2013年10月頃から仮設店舗への移転、既存建物の解体除去工事が始まる予定です。 
 
 詳細な図面等 → 施行地区及び設計の概要(PDF28ページ)
 
 組合HP → 明石駅前南地区市街地再開発組合
 
 特定業務代行者に「大林組、野村不動産」が決まっています。マンションの分譲は「野村不動産」により行われます。マンション部分は「プラウドタワー明石」でしょうか?
 
 基礎は、図面を見ると「直接基礎」のように見えますが、「場所打ちコンクリート杭」を描いていないだけかも知れないので分かりません。
 
 超高層棟の中央部分が「立体駐車場」になっています。地震対策として大林組が開発した「DFS構造(連結制振デュアル・フレーム・システム)」を採用する可能性が高いですね。
 
 「DFS構造」は、建物の内側に、心柱となる強固な壁構造物(フリーウォール)を設置、建物外側の住棟部と切り離したうえで、両者を制振装置(ダンパー)で連結する構造です。
 
明石駅前南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部124.050m、軒高116.700m
◆ 施行区域面積-約22,000㎡
◆ 敷地面積-約8,100㎡
◆ 建築面積-約6,940㎡
◆ 延床面積-約65,559㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-約220戸
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合
◆ 特定業務代行者-大林組、野村不動産
 
 
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再開発予定地を地上から見た様子です。
 
 
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南側の国道2号線側から見た様子です。
 
 
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北側にJR線、南側に山陽電鉄が走っているので、再開発されるのは山陽電鉄側になります。
 
 
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北側のJR線、南側の山陽電鉄共に高架化が完了しています。高架下は一体的に整備されています。
 
 幅は、北側のJR線が2面4線、南側の山陽電鉄が2面4線あるので、合計で4面8線となります。幅的には兵庫県内で屈指の大きな駅です。

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