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2013年7月20日 (土)

神戸医療産業都市 理化学研究所 世界初の「iPS細胞」による臨床応用を正式承認!

Koberiken13071
-神戸医療産業都市・理化学研究所-

 「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を使って「加齢黄斑変性」という目の病気の治療を目指す理化学研究所などの臨床研究について、厚生労働相は2013年7月19日、実施計画を正式に承認しました。「iPS細胞」による再生医療の実現へ大きな一歩を踏み出しました。
 
 「iPS細胞」による臨床応用は世界初です。今年度中に患者を選び、患者の皮膚を採取して「iPS細胞」を作製、網膜の働きを助ける網膜色素上皮細胞に分化させて2014年夏にも移植する予定です。
 
 臨床研究は、「理研発生・再生科学総合研究センター」の「高橋政代プロジェクトリーダー」らが計画し、2013年2月末に厚生労働省に申請しました。
 厚生労働省は、世界初の臨床研究で社会的な影響が大きいことから集中的に審議を行い、標準的な審査期間より2ヶ月短い5ヶ月間でのスピード承認となりました。
 
 「iPS細胞」は、あらゆる組織や臓器の細胞を作り出せるため、病気やけがで機能を失った細胞を置き換える再生医療への応用が期待されています。
 2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学の「山中伸弥教授」が2006年にマウスで作製、2007年にヒトで成功してから、わずか6年で臨床応用への道が開かれました。

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