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2013年7月14日 (日)

世界遺産「高野山」 壇上伽藍中門の再建「高野山金剛峯寺伽藍中門再建工事」

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-高野山-

 関西の神社仏閣を撮影したり、歴史や仏像を調べるのも私の趣味の1つでのです。ブログを開設しようと考えたこともありますが、「京都を歩くアルバム」という絶対にかなわない物凄いブログがあるので諦めた経緯があります。
 
 「高野山」は、819年頃より「弘法大師空海」が修行の場として開いた日本仏教における聖地です。
 
 普通、お寺といえば一つの建造物を思い浮かべますが、「高野山」という特定のお寺がある訳ではなく、高野山は「一山境内地」と称し、高野山の至る所がお寺の境内地であり、高野山全体がお寺です。
 
 山内に点在するお寺は、「塔頭(たっちゅう)寺院」といいます。現在では117ヶ寺が存在し、そのうち53ヶ寺は宿坊として、宿を提供しています。
 
◆ 高野山金剛峯寺伽藍中門再建工事
 高野山の中心である「壇上伽藍(だんじょうがらん)」の入り口に「中門」がありましたが、長い歴史の中で焼失と再建を繰り返してきました。
 
 今回の再建は8代目に当たり、1843年の焼失から172年ぶりです。高野山開創1200年記念大法会事業の中心に位置する大事業です。
 
 大林組(2013/01/24) 工事の様子
 高野山金剛峯寺伽藍中門再建工事
 
 高野山真言宗総本山金剛峯寺(完成予想図等)
 高野山開創1200年記念大法会記念事業 伽藍中門再建事業について
 
 完成すれば幅25m、奥行き15m、高さ16mの赤い丹塗りの楼門となります。中門は、高野山のヒノキ「高野霊木」などを使い、すでに基本構造が組み上がっています。上棟式が2013年6月15日に行われました。2014末の完成を目指しています。
 
 
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再建工事直前の2010年11月に撮影した「中門」の礎石です。この部分に再建されています。兵庫県からは遠いのでなかなか行けませんが、近いうちに撮影に行こうと思っています。
 
 
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高野山の中心である「壇上伽藍(だんじょうがらん)」です。高野山内の西寄りにあり「金堂、根本大塔、西塔、御影堂」などの立ち並ぶ一画で、「総本山金剛峯寺」が管理しています。「壇上伽藍」の境内は入場無料です。
 
 
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壇上伽藍にある「金堂」です。1926年に焼失後、1932年に再建されました。
  
 
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「金堂」を正面から超広角レンズで撮影した様子です。
 
 
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テレビや観光パンフレットなどよく見る高野山の象徴である壇上伽藍の「根本大塔」です。大林組の施工により1937年に再建されました。
 
 
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パッと見ると分かりますが、「根本大塔」は鉄筋コンクリート造となっています。
  
  
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「総本山金剛峯寺」です。壇上伽藍の東北方にあります。豊臣秀吉ゆかりの寺院で、「豊臣秀次」が自刃した場所としても有名です。「総本山金剛峯寺」の境内は入場無料です。
 
 
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「総本山金剛峯寺」の境内は入場無料ですが、拝観料(大人500円)を支払うと枯山水の庭園などを見る事が出来ます。
 
 
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一の橋から二の橋を経て御廟橋まで、約2kmに渡って参道沿いには20数万の墓石や墓標が立ち並びます。戦国武将や会社の社長など誰もが知っている有名人のお墓がたくさんあります。
 
 更に先の「御廟橋」を渡ると空海入定の地とされる「奥の院」です。「御廟橋」より先は、聖地の中の聖地なので、「撮影禁止、帽子は取る、禁煙、飲食禁止」など色々な制限があります。

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