福岡市の人口が150万人を突破! 博多郵便局建て替え等の「博多駅中央街南西街区開発計画」
-福岡市-
福岡市の推計人口が、2013年5月1日現在で150万人を突破しました。今後も増加を続け、2034年には160万人に達してピークを迎える見通しです。
全国に20ある政令指定都市との比較では、すでに京都市を抜き、6番目の人口規模となっています。今のペースで増加が続くと5番目の神戸市を3~4年後には抜くと見られています。
福岡市の人口増は九州・沖縄からの転入が多いためです。福岡市は九州全体の堰になっており、福岡市がなければ首都圏や関西圏にもっと流出していたと思われます。まさに九州の首都ですね。
私は転勤で半年くらい福岡市に住んでいた事がありますが、海も近く山もあるし、鉄道や空港などの交通の便が良く、商業施設も充実していて非常に住みやすかったです。
他県の支店から来た人が「福岡は美人が多いね!」と言っていましたが、私もそう思いました。それも大きな魅力ですね(笑)。
-博多駅中央街南西街区開発計画-
全国的に市内最大のJRのターミナルに都心が徐々に移転している傾向がありますが、福岡市も例外ではありません。
2011年3月3日には、JR九州の「JR博多シティ」が開業しました。地上10階、地下3階、高さ約60m、延床面積約200,000㎡の巨大な駅ビルです。
全国的に、郵便局は駅前の一等地にありますが、資産の有効活用のために日本郵政グループは積極的に建て替えを進めています。博多駅前にも「博多郵便局」がありますが、建て替えが決まっています。
日本郵便グループとJR九州は、博多郵便局一帯を対象とする「博多駅中央街南西街区開発計画」を計画しています。2棟のビルを計画し、いずれも2016年春の開業を予定しています。
日本郵政グループ・プレスリリース(PDF:2013/04/30)
博多駅中央街南西街区における開発計画のお知らせ
日本郵政グループ・プレスリリース(PDF:2013/04/30)
博多駅中央街南西街区における共同ビルの開発について
日本郵便グループは、現在の「博多郵便局」を建て替えます。敷地面積約5,000㎡に地上11階、地下3階の商業ビルを建設する予定です。
「博多郵便局」と道路をはさんで南側に位置する日本郵便所有地約800㎡と隣接するJR九州所有の博多ビル敷地約2000㎡には、両社が共同ビルを建設します。
規模は地上13階、地下3階で、低層部を商業施設とし、3階以上はオフィスとする計画です。
日本郵便グループとJR九州が再開発するのはピンクの区画の一部です。
今回の再開発は、容積率が1200%(最高限度1,000%+まちづくりの取組みに応じて200%の範囲内で加算)に緩和されたことから、高度利用が可能となり動き出したようですが、福岡空港から近い博多駅周辺は航空法による高さ制限が非常に厳しいです。
「JR博多シティ」の高さが約60mなので高さ60mくらいまでは建設可能と思われますが、容積率が1200%に緩和されても建蔽率を100%に近づけないと容積率1200%は使い切れないような気がします。
日本郵便グループとJR九州の共同ビルは、イメージパースが公開されています。規模は地上13階、地下3階で、低層部を商業施設とし、3階以上はオフィスとする計画です。
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