大阪府庁舎本館南側 「大阪府立成人病センター整備事業」の建設予定地
-大阪府立成人病センター整備事業-
大阪市東成区中道一丁目にある病棟数500床の「大阪府立成人病センター」は、非常に高度な病院で、「特定機能病院」に位置づけられています。
「特定機能病院」はほとんどが大学付属病院です、大学付属病院以外で「特定機能病院」に指定されているのは「国立循環器病研究センター病院」や「国立がん研究センター中央病院」など数えるくらいしかありません。
しかし、「大阪府立成人病センター」は、施設の老朽化、狭隘化が著しく、安全かつ高度ながん医療の展開、先進的医療の専門化、情報化への対応、患者ニーズの多様化に応えることが困難な状況となっています。
そこで建替えが検討されていました。現地建替え案と大手前移転案の2案が検討されていましたが、大手前移転案に決定しています。
落札者も決定し、「竹中工務店グループ」の案が採用されました。整備事業費(入札価格)は、25,842,720千円(施設整備業務20,242,720千円+15年間の維持管理業務600,000千円)となっています。
大阪府 → 大阪府立成人病センター整備事業
大阪府立成人病センター整備事業の概要
◆ 階数-地上13階、地下2階
◆ 敷地面積-約12,800㎡(前面道路歩道拡幅及び街区中通りとして整備する歩行者空間部分の面積約800㎡を含む)
◆ 延床面積-65,273.29㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 開院-2017年03月上旬予定
「大阪府立成人病センター」は、大阪市東成区中道一丁目から移転してきます。
「大阪府立成人病センター整備事業」の建設予定地です。
「大阪府立成人病センター整備事業」の建設予定地を北西側から見た様子です。
「大阪府立成人病センター整備事業」の建設予定地を北東側から見た様子です。
「大阪府立成人病センター整備事業」の敷地の北側には大阪府庁舎の本館があります。大阪府庁舎の新庁舎建設計画はもはや都市伝説化しています。
新庁舎建設計画は30年近く前からありますが、財政危機で一向に動きません。再開発をウォッチングしている私でも、大阪府の方針が府知事が変わるたびにコロコロ変わるので現在の状況がよくわかりません・・・
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