大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー 2013年8月27日の建設状況
-大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー-
「(仮称)大阪市西区新町1丁目マンション計画」は、大阪厚生年金会館跡地に建設中の超高層タワーマンションです。
地上53階、塔屋3階、地下1階、総戸数874戸(他に店舗1戸)、高さ189.55mです。正式名称は「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」となっています。
7月14日付で ” 「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」全戸完売いたしました。多数のご来場ありがとうございました。” となっています。凄いですね!
全景です。
撮影時は、「18階躯体工事」となっていました。
中央部分が空洞である事が分かります。地震対策として大林組が開発した「DFS構造(連結制振デュアル・フレーム・システム)」を採用しており、中央部分には「タワーパーキング」が設置されます。
大林組が積極的に採用している「DFS構造(連結制振デュアル・フレーム・システム)」の概念図です。法隆寺の五重塔からヒントを得ています。
建物の内側に、心柱となる強固な壁構造物(フリーウォール)を設置、建物外側の住棟部と切り離したうえで、両者を制振装置(ダンパー)で連結する構造です。
内側と外側の揺れ方が異なる箇所で制振するため、効率良く揺れのエネルギーを吸収します。
北西側から見た様子です。
南東側から見た様子です。
全戸完売しています。数値ヲタクの私的には、竣工後の完売の方が助かります。多くの物件では実際の竣工時期や入居開始時期がかなりの確率で変更になります。また場合によっては建築面積や延床面積が変更になる事もあります。
完売すると公式HPはトップ画面だけになるので変更になっても反映されません。ただ「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」は物件概要の画面だけ残してくれているので助かります。
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