広島駅改良工事 広島橋上駅新築他工事(南北自由通路&橋上駅舎) 2013年9月9日の建設状況
-広島橋上駅新築他工事-
「広島橋上駅新築他工事」は、「自由通路新設工事(延長180m、幅15m)、橋上駅舎新設工事、既存跨線橋撤去工事、新幹線高架下改修工事」等が含まれます。工期は、2012年年4月1日~2017年8月31日の予定です。
広成建設(2012/05/30) 完成後の平面図等
広島駅自由通路整備工事 安全祈願祭
現在の改札内の「跨線橋」を撤去して広島駅を橋上駅舎化します。橋上駅舎には延長180m、幅15mの南北自由通路が併設されます。
将来的には、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。
ホームから見た工事の様子です。鉄骨が姿を現しています。
鉄骨の柱です。
「建入れ直し治具」です。「建入れ直し治具」を取り付けると柱はすぐに自立します。溶接が完了すると「建入れ直し治具」は取り外されます。
柱の基礎です。使用されている駅のホーム上での改良工事では、いつも知らない間に柱が出現します。
終電から始発の間に工事が行われているので、私たちが工事をしている様子を見かける事はほとんどありません。
この柱の基礎は「場所打ちコンクリート杭」となっています。かなり深く掘削され、「鉄筋かご」が建込まれ、コンクリートが打設されています。
北側部分です。
巨大な「クローラークレーン」が稼働しています。
構台の上に巨大な「クローラークレーン」が載っています。クレーン業界世界3位のドイツの「リープヘル社(LIEBHERR)」製の「WingLift2000」です。
後ろに巨大な「カウンターウェイト(つり合いを取るための重り)」を載せています。「カウンターウェイト」が無いと吊り上げ時に前に倒れてしまいます。
派手な色の塗装ですが、名古屋に本社を置く「ミック」のクレーンです。「ミック」はクレーン作業全般を行う会社で、全国各地の工事現場で活躍しています。
「クローラークレーン」が巨大なので、「無限軌道」の幅がめちゃめちゃ広いです。「無限軌道」の事を一般に「キャタピラー」と呼びますが、「キャタピラー」は米国キャタピラー社の登録商標です。ヤマハの「エレクトーン」と同じですね。
将来的には、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。
現在の「跨線橋」です。改札内のため南北に自由に抜ける事が出来ません。南北に抜けるには「地下自由通路」を通る必要があります。
現在のJR広島駅は、新幹線口(北口)と南口の連絡が不便です。一応狭い「地下自由通路」がありますが、地元の方以外はあまり知らないと思います。
JR広島駅の地下1階には、「地下改札口」と「地下連絡通路」があり、地下からもホームに上がれますが、地元の方以外はあまり知らないと思います。
(おまけ)
JR広島駅は、「H&M」広告だらけでした。中四国初の出店となる「H&M広島店」が2013年9月21日(土)にオープンします。
所在地は、広島駅に比較的近い広島市中区堀川町7-6、売場面積は約2,000㎡、6フロアで構成される予定です。
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