京都市 梅小路公園の拡張再整備「市電ひろば(仮称)、チンチン電車の動態保存、すざくゆめ広場(仮称)」
-梅小路公園の拡張再整備-
JR西日本は、京都市の梅小路公園内に国内最大級の「鉄道博物館」に建設しますが、「鉄道博物館」の建設予定地は、京都市の土地のため代替地として「梅小路公園」の北側にあるJR西日本の「JR梅小路社宅」の約10,000㎡を廃止して京都市に提供する予定です。
京都市は、「JR梅小路社宅」跡地を活用して、京都水族館と鉄道博物予定地を結ぶ、公園の中心にあたる広場を拡張整備する事になりました。
京都市・公式ホームページ → 梅小路公園再整備
梅小路公園の拡張再整備の概要
(1) 「市電ひろば(仮称)」の整備
約700㎡の「市電ひろば(仮称)」などを整備して、年式の異なる市電車両7両を展示 します。1両は常設展示、6両はコンシェルジュ機能や貸店舗として活用する予定です。
(2) チンチン電車の動態保存(改良・移設)
現在、架線方式で運行している日本最古のチンチン電車を、京都のものづくりの力を生かし、地球環境にも優しい最新鋭の蓄電池(EV化)を動力源とするチンチン電車に改良します。さらに公園内の運行にふさわしい緑化軌道(軌道敷の緑化)に整備します。
(3) 「すざくゆめ広場(仮称)」の整備
JR西日本の「鉄道博物館」の建設を契機に、現在の「ふれあい広場(鉄道博物館建設予定地内)」の広さに相当する面積約5,700㎡の広場を整備します。広場には、「芝生広場、大型遊具(市内最大規模)、休憩施設(カフェ)」等が整備されます。
拡張再整備の用地は、「JR梅小路社宅」跡地を活用します。すべての用地を活用するのかと思っていましたが、「JR所有地」としてかなり残るようです。JR西日本は将来的にこの部分に何を整備するのでしょうか?
現地に掲示してあった「大型遊具のイメージ図」です。
現地に掲示してあった「新たな広場のイメージ図」です。
「JR梅小路社宅」跡地です。
別角度から見た様子です。
現在の「チンチン電車」は、「梅小路蒸気機関車館」の西側を走っていまが、拡張整備される部分に移設されます。
地球環境にも優しい最新鋭の蓄電池(EV化)を動力源とするチンチン電車に改良し、公園内の運行にふさわしい緑化軌道(軌道敷の緑化)を整備します。
「おもいやり駐車場」は、JR西日本の「鉄道博物館」の建設用地になるので閉鎖されます。代替の駐車場はどこに確保するのでしょうか?
現在でも駐車場不足ですが、代替の駐車場が無いと「鉄道博物館」のオープン後には、間違いなく駐車場不足になります。
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