名古屋市 「名古屋鉄道」と「近畿日本鉄道」が、名古屋駅を共同で再開発!
-名古屋鉄道と近畿日本鉄道の名古屋駅-
「名古屋鉄道」と「近畿日本鉄道」の名古屋駅を共同で再開発するというウワサはかなり前からあり、浮かんでは消える都市伝説のような構想でした。
しかし、2027年のリニア中央新幹線(リニアモーターカー)の東京・品川~名古屋間開業までに、再開発されそうな雰囲気になってきました。
読売オンライン(2013/09/13)
名鉄・近鉄、名駅を一体化
「名鉄百貨店」や「近鉄パッセ」などが入居する老朽化した両社の駅ビルを取り壊し、共通の新ターミナルを建設する構想です。更に、地下の同じ階に両私鉄のホームを設置し、新たなバスターミナルも設ける構想です。
鉄道インフラを維持しながら地下駅の移動が伴うプロジェクトなので難工事になります。今まで日本のゼネコンが経験したことがないような超難工事になる事が予想出来ます。
最低でも工期が10年くらいかかる事が予想されます。「近鉄パッセ」はまだしも建て替え期間中に売上が本店集中型の「名鉄百貨店」の営業は? などクリアすべき問題もたくさんあります。
手前が「近鉄パッセ」、奥が「名鉄百貨店本店メンズ館」です。新ターミナル建設の際には、「名古屋鉄道」と「近畿日本鉄道」の所有地の一部を換地する案も浮上しているようです。現在は、近鉄の土地が名鉄の間に挟まれるいびつな配置になっています。
南東側から見た様子です。写真はちょっと古く「名鉄百貨店ヤング館」があった頃の写真です。現在はこの部分に、ヤマダ電機の「LABI名古屋」が入っています。
「名鉄百貨店ヤング館」は閉館し、跡地の地下1階~5階の6フロアは、営業面積約12,000㎡の「LABI名古屋」となっています。
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