清和梅田ビル 2013年11月18日の建設状況
-清和梅田ビル-
曽根崎二丁目の「梅田第一ビルディング」と「旭屋書店」の跡地が「(仮称)清和梅田計画」として再開発されます。
地上21階、塔屋1階、地下2階、最高部106.15m(軒高104.05m)の超高層オフィスビルが建設される予定です。
読者の方からメールを頂きました。「清和総合建物」より公式HPがオープンしているようです。ビルの正式名称は「清和梅田ビル」となっています。
清和総合建物 → 清和梅田ビル(PDF)
公式HPの断面図を見ると最高部の高さが104.29mとなっています。最高部106.15mから変更になった可能性があります。
地震対策として、「ハイブリッド型制震ユニット(梁・ブレース、オイルダンパー)」による制震構造を採用しています。
建物に世界で初めてオフィスビルに組み込んだ機械式立体駐輪場「サイクルツリー」を設置するということでした。
地上1階~2階にかけて立体的に収容棚を配置するということでしたが、1階平面図やフロア図を見ても1階に普通の駐輪場しか見当たりません。
今まで「建築計画のお知らせ」の大雑把な概要しか分かりませんでしたが、正式な数値が発表されているので概要を書いておきます。
清和梅田ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)清和梅田計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎二丁目12番7(地番)
◆ 交通-地下鉄谷町線「東梅田」駅徒歩1分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩2分、地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩5分、阪神「梅田」駅徒歩2分、阪急「梅田」駅徒歩5分、JR「大阪」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩5分
◆ 階数-地上21階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部104.29m
◆ 敷地面積-1,941.27㎡
◆ 建築面積-1,155.06㎡
◆ 延床面積-23,791.29㎡(容積率対象面積21,919.97㎡)
◆ 構造-地上:鉄骨造(柱CFT)、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-制震構造(ハイブリッド型制震ユニット:梁・ブレース、オイルダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-清和綜合建物
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 竣工-2015年03月末予定
アップです。
最高部です。一部は、9階部分(10FL)まで鉄骨建方が行われています。
「花崗岩打ち込みPCカーテンウォール」が準備されています。公式HPを見ると「花崗岩打ち込みPCカーテンウォール」以外に「ACW(アルミカーテンウォール)」も採用されています。
完成予想図を見ると「ACW(アルミカーテンウォール)」は東面中央部の1階~塔屋にかけて採用されるようです。
| 固定リンク
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- JR京橋駅 京橋駅周辺のまちづくり検討調査業務委託 公募型プロポーザルを公告!(2022.06.30)
- 世界で最も住みやすい都市ランキング2022 「ウィーン」が 首位に返り咲き 大阪が10位にランクイン! (2022.06.24)
- これにはビックリ! 大阪のランドマーク的な存在「大阪マルビル」を建て替え 地上30階、高さ約123mの現状建物から高層化する予定!(2022.05.14)
- 阪急阪神ホールディングス 「大阪日興ビル」と「梅田OSビル」の一体開発 「大阪日興ビル」の信託受益権の一部を追加取得!(2022.05.13)
- 大阪企業の希望の星 空調のベンツと呼ばれる「ダイキン工業」 2022年3月期の連結決算 売上高3兆円・営業利益3,000億円突破!(2022.05.11)