福岡市 九州一の高さを誇る地上45階、高さ約149mの超高層タワーマンション「(仮称)照葉超高層タワーマンション計画」
-(仮称)照葉超高層タワーマンション計画-
庶民まではまだ恩恵が届かない「アベノミクス」ですが、建設業界に関しては効果絶大で、超高層ビルのプロジェクトも首都圏・近畿圏・名古屋圏に続き、他の政令指定都市にも波及してきました。史上空前の勢いの広島市に続き、札幌市や福岡市でも動き出そうとしています。
「西日本鉄道、NIPPO、住友不動産」は3社共同で、福岡市東区のアイランドシティ地区に、住居系では九州一の高さを誇る超高層分譲マンション「(仮称)照葉超高層タワーマンション計画」の建設に着手します。
西日本鉄道・ニュースリリース(PDF:2013/12/12)
九州一の高さを誇るタワーマンションがアイランドシティに誕生!「(仮称)照葉超高層タワーマンション計画」本格始動!
九州一高い超高層ビルは、宮崎県のシーガイアにある「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」の高さ約154mですが、超高層タワーマンションに限ると北九州市にある「小倉D.C.タワー」の高さ145.777mになります。
(仮称)照葉超高層タワーマンション計画の概要
◆ 所在地-福岡県福岡市東区香椎照葉三丁目26番30
◆ 交通-西鉄バス「アイランドシティ中央公園」バス停から徒歩約4分
◆ 階数-地上45階建
◆ 高さ-約149m
◆ 敷地面積-約7,484㎡
◆ 延床面積-37,546.52㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造(積層ゴム、滑り支承、パッシブロックダンパー)
◆ 用途-1階(エントランスホール、多目的ルーム、キッズルーム、駐車場、駐輪場、フォレストガーデン)、2階(スタディールーム、防災備蓄倉庫、会議室)、19階(ウンジ・ゲストルーム)、3階~44 階(分譲マンション)
◆ 総戸数-285戸
◆ 建築主-西日本鉄道、NIPPO、住友不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年02月予定(本体工事着工)
◆ 竣工-2016年02月予定
◆ 入居開始-2016年03月予定
● 福岡市の航空法での高さ制限
福岡市は、「福岡空港」が近いので航空法での高さ制限が非常に厳しく、全国の政令指定都市の中で一番厳しいです(景観により厳しい京都市を除く)。
「アイランドシティ地区」も福岡空港の「制限表面区域」に入っていますが、「アイランドシティ地区」の東側はギリギリ「延長進入表面」から外れているので、高さ約149mの超高層タワーマンションの建設が可能です。航空機が離着陸する空路である「延長進入表面」に入るとより高さ制限が厳しくなります。
国土交通省・大阪航空局:福岡空港事務所(PDF)
福岡空港の制限表面区域図
「福岡市東区香椎照葉三丁目26番30」を地図で見ても正確な場所が分かりませんでした。完成予想図を見ると超高層タワーマンションの「アイランドタワースカイクラブ」と賃貸マンションの「アイランドシティインフィニガーデン」の間の海沿い遊歩道の少し北側のようです。
| 固定リンク
« 豊中市 地上51階、高さ約185mの「よみうり文化センター(千里中央)再整備事業」 2014年3月着工! | トップページ | 姫路市 「(仮称)姫路ターミナルビルディング」の準備工事が始まる! »
「81 福岡県」カテゴリの記事
- 福岡市の「シーサイドももち地区」 福岡タワーの西側 地上20階、客室数229室の「プリンスホテル」 2026年春開業予定! (2023.11.29)
- 博多コネクティッド 延床面積約75,678㎡の大規模オフィスビル「西日本シティ銀行本店本館建替えプロジェクト」 2023年11月17日に起工式を挙行!(2023.11.21)
- 福岡国際空港 福岡空港国内線複合施設及び既存ターミナルビル増改築工事 2024年4月に着工!(2023.11.16)
- 福岡市 地上18階、高さ88.20m、延床面積約62,950㎡の「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」 2023年10月6日に起工式を挙行!(2023.10.10)
- 福岡都心に緑地広場を望むオフィスビルが誕生 九州電力が本店を置く渡辺通二丁目地区で「(仮称)渡辺通二丁目プロジェクト」が始動!(2023.09.28)