広島大学本部跡地 ひろしまの「知の拠点」再生プロジェクト 地上53階、高さ約178mの超高層タワーマンション建設!
-ひろしまの「知の拠点」再生プロジェクト-
広島市が再公募していた広島大学本部跡地「知の拠点」の再開発事業者が2013年12月9日に正式に発表されました。
当初は、12月3日に広島市と広島大学が共同記者会見を行い発表する予定でしたが、広島市議会への説明が不十分などとして急遽中止となり心配していました。
正式発表が少し遅れましたが、地上53階、地下1階、総戸数665戸の巨大な超高層タワーマンションを中心とする計画の発表がありました。
広島市・公式HP
「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」事業予定者の募集・選定
三菱地所・ニュースリリース(PDF:2013/12/09)
広島大学本部跡地「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」 事業予定者に選定されました
ひろしまの「知の拠点」再生プロジェクトは、広島市中区東千田町一丁目の広島大学本部跡地の再開発プロジェクトです。
プチバブルの2007年に「アーバンコーポレイション」を中心とした企業連合が事業予定者として選ばれました。しかし、事業予定者が民事再生法を申請したため計画が白紙に戻ってしまいました。
今回は、事業予定者が「(代表者)三菱地所レジデンス、(構成者)三井不動産レジデンシャル、広島菱重興産、トータテ都市開発、広島電鉄、社会福祉法人広島常光福祉会、三井住友ファイナンス&リース、広島トヨペット」と大手8社の勢揃いなので間違いなく動き出すと思います。
ひろしまの「知の拠点」再生プロジェクトの概要
◆ 所在地-広島県広島市中区東千田町一丁目1番53、56、60(地番)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-約178m
◆ 敷地面積-37,918.63㎡(施設全体)
◆ 延床面積-ナレッジシェアファーム約6,300㎡、ナレッジシェアプラザ約350㎡、分譲マンション約82,500㎡、ナレッジシェアコミュニティ約4,800㎡、スポーツクラブ約6,900㎡、病院約6,700㎡、カーライフパーク約1,200㎡
◆ 総戸数-665戸(分譲マンション)、111戸(学生・留学生向け賃貸住宅)、その他シニア向け住宅
◆ 事業予定者-(代表者)三菱地所レジデンス、(構成者)三井不動産レジデンシャル、広島菱重興産、トータテ都市開発、広島電鉄、社会福祉法人広島常光福祉会、三井住友ファイナンス&リース、広島トヨペット
◆ 竣工-2015年予定(カーライフパーク)、2016年予定(ナレッジシェアファーム、病院、スポーツクラブ、ナレッジシェアコミュニティ)、2018年予定(分譲マンション、ナレッジシェアプラザ)
◆ 概算事業費-約300億円
配置計画図です。
”ひろしまの「知の拠点」再生プロジェクト”の建設予定地です。
建設予定地内にある「モミジバフウ(アメリカフウ)」の並木です。「配置計画図」を見ると「モミジバフウ(アメリカフウ)」の並木を一部そのまま残すようです。
「モミジバフウ(アメリカフウ)」の並木は広島大学のシンボルでした。移転した東広島市のキャンパスにも大きな並木道があります。
「モミジバフウ(アメリカフウ)」は北米中南部・中米原産の落葉高木樹です。大正時代に日本に入ってきました。街路樹や公園樹としてよく植えられています。
秋の紅葉が美しく、葉はモミジに似ていますが、モミジの葉よりもかなり大いです。モミジの仲間ではありません。
広島大学の「旧:理学部1号館」は保存して残します。
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