広島駅改良工事 広島橋上駅新築他工事(南北自由通路&橋上駅舎) 2014年1月10日の建設状況

-広島橋上駅新築他工事-
「広島橋上駅新築他工事」は、「自由通路新設工事(延長180m、幅15m)、橋上駅舎新設工事、既存跨線橋撤去工事、新幹線高架下改修工事」等が含まれます。工期は、2012年年4月1日~2017年8月31日の予定です。
広成建設(2012/05/30) 完成後の平面図等
広島駅自由通路整備工事 安全祈願祭
現在の改札内の「跨線橋」を撤去して広島駅を橋上駅舎化します。橋上駅舎には延長180m、幅15mの南北自由通路が併設されます。
将来的には、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。

骨格が分かるようになってきました。

アップです。鉄骨は更に右側(東側)に伸びます。

巨大な「クローラークレーン」が稼働しています。

構台の上に巨大な「クローラークレーン」が載っています。クレーン業界世界3位のドイツの「リープヘル社(LIEBHERR)」製の「WingLift2000」です。
後ろに巨大な「カウンターウェイト(つり合いを取るための重り)」を載せています。「カウンターウェイト」が無いと吊り上げ時に前に倒れてしまいます。
派手な色の塗装ですが、名古屋に本社を置く「ミック」のクレーンです。「ミック」はクレーン作業全般を行う会社で、全国各地の工事現場で活躍しています。

「跨線橋」から見た様子です。橋上駅舎本体は、南側のひろしま駅ビル「ASSE」とは接続されない事が分かります。「ASSE」とは2ヶ所の通路(乗換通路、自由通路)で接続されます。

ホーム1番のりばから見た様子です。橋上駅舎本体は、2番のりば(可部線の可部方面、山陽線の宮島口・岩国方面)の上空までとなっています。
ひろしま駅ビル「ASSE」は、将来的には建て替えが検討されています。新しい駅ビルは、1番のりば(山陽線の宮島口・岩国方面、可部線の可部方面)を越えて線路の上空まで張り出すためだと思われます。

橋上駅舎は、もっと手前(東側)まで伸びてきます。

橋上駅舎の北側部分です。

北側部分は、山陽新幹線の駅舎と完全に接続されます。

ホームから見た様子です。

柱が太いです。

階段部分でしょうか?

「跨線橋」東側の山陽新幹線の駅舎手前で「アースドリル掘削機」が稼働しています。何の工事でしょうね?
将来的には、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定ですので、「場所打ちコンクリート杭」を前もって構築しているのかも知れません。

現在の「跨線橋」です。改札内のため南北に自由に抜ける事が出来ません。南北に抜けるには「地下自由通路」を通る必要があります。

現在のJR広島駅は、新幹線口(北口)と南口の連絡が不便です。一応狭い「地下自由通路」がありますが、地元の方以外はあまり知らないと思います。
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