JR東海 東海道新幹線の最高速度 2015年春から、時速270kmから285kmにUP!
-東海道新幹線の最高速度アップ-
昨日、各テレビ局が報道しましたが、JR東海は、東海道新幹線の最高速度を2015年春から、現在の時速270kmから285kmに15km引き上げる変更認可を国土交通省に申請したと発表しました。
1時間に1本の割合で走らせる計画で、東海道新幹線の最高速度が速くなるのは23年ぶりです。東京-新大阪間は現在、最速で2時間25分ですが、2~3分短縮できる見通しです。
JR東海・ニュースリリース(2014/02/27)
(社長会見)東海道新幹線の速度向上について
速度向上等の概要
1.最高速度 : 285km/h (現行:270km/h)
2.対象車両 : N700A及びN700系(改造)
3.営業運転開始時期 : 平成27年春(予定)
4.運行計画 : 平成27年春の時点では、おおよそ毎時1本の285km/h運転を目指します。 その後、車両更新と改造工事の進展に合わせて、段階的に拡大する計画です。
JR各社のニュースリリースはいつも淡泊なので今回もこれだけしか分かりません(笑)。もっと詳しく教えてほしいです。
スピードアップされる区間は不明ですが、線形がほぼ直線である滋賀県湖東部が中心になるとと思われます。
過去に、米原駅-京都駅間の直線が長い一部区間を対象に、N700系「のぞみ」を時速330kmで営業運転することを検討していると報じられたことがあります。
実際に、2009年11月16日には、JR東海主催の「高速鉄道シンポジウム」に参加した各国の政府関係者が乗車した試験列車で、米原駅-京都駅間で時速330kmの運転が行われました。
● 海外への新幹線売り込みにはイメージが重要
今回のスピードアップは、2~3分短縮なので時間短縮効果はほとんどありません。航空機に対抗する上でのイメージアップ作戦だと思われます。
出来れば、米原駅-京都駅間は、早朝の1本だけでいいので時速330km運転をして欲しいです。
「新幹線、TGV、ICE」などの高速鉄道のイメージは営業最高速度が一人歩きします。新幹線の輸出には高速であるというイメージが大切です。
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