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2014年2月14日 (金)

名古屋市 名古屋駅新ビル計画の名称が「JRゲートタワー」に決定! 開業予定は約1年延期

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-JRゲートタワー(名古屋JRゲートタワーホテル)-
 JR東海は、「名古屋ターミナルビル」の建て替え計画を進めています。地上46階、地下6階、高さ211.10m、延床面積265,337.92㎡の超高層ビル「名古屋駅新ビル(仮称)他計画」が建設中です。
 
 2014年2月13日にJR東海の社長会見で、名古屋駅新ビル計画の名称及び開業予定の発表がありました。
 ビル名称は「JRゲートタワー」で、ホテル名称は「名古屋JRゲートタワーホテル」となりました。
 
 JR東海・ニュースリリース(2014/02/13)
 (社長会見)名古屋駅新ビル計画の名称と開業予定について
 
 竣工は2017年2月と、当初計画より約1年2ヶ月遅れ、開業予定は約1年延期になります。オフィス入居開始が2015年末→2016年11月に、タカシマヤおよびホテル開業が2016年春→2017年4月になります。
 
 2012年5月に開業時期を約1年前倒しとすることを発表しましたが、結果的には前倒しの発表はしない方が良かったという事になります。
 
 遅れる原因の具体的な発表はありませんが、一番の原因は地下に「名鉄名古屋本線」走る超難工事のために基礎工事に手間取ったためだと思われます。
 東京オリンピックによる建設需要、東日本大震災の復興需要などにより、技能者不足、資材費や人件費の高騰も一因かも知れません。
  
JRゲートタワーの概要
◆ 計画名-名古屋駅新ビル(仮称)他計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1015番15他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部211.10m
◆ 敷地面積-97,191.00㎡(駅施設全体)
◆ 建築面積-10,492.78㎡
◆ 延床面積-265,337.92㎡(うち名古屋駅新ビル264,903.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-心棒的な役割を担うコアブレースや低層棟外周部及び高層棟コア部への制振部材(オイルダンパー)を配置、屋上に制振装置を配置
◆ 用途-オフィス(15階および26~44階)、商業施設(2~13階)、ホテル(約350室:15階および18~24階)、駐車場、バスターミナル(1階)
◆ 建築主-東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアールセントラルビル(株)
◆ 設計者-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体(大成建設、日建設計、ジェイアール東海コンサルタンツ)
◆ 監理者-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体、ジェイアール東海コンサツタンツ
◆ 施工者-名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事共同企業体(大成建設、鹿島建設)
◆ 着工-2012年09月28日頃
◆ 竣工-2017年02月予定
◆ オープン-オフィス入居開始(2016年11月予定)、ジェイアール名古屋タカシマヤ、ホテル開業(2017年4月予定)
 
 
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敷地北側です(2014年1月6日撮影)。敷地北西側が「高層棟」の建設現場です。写真右側(東側)は、日本郵政グループの「JPタワー名古屋」の建設現場です。

 前回UPした時に ”「高層棟」の竣工とオフィス入居開始は、2015年末を予定しています。あと2年足らずです。この短期間で高さ211.10mの超高層ビルを建設し、内装も完成させる事が本当に可能でしょうか?” と書きましたが予想通り間に合いませんでした。
 
 
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敷地南側の「低層棟」の建設現場です(2014年1月6日撮影)。

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