建て替えへの準備? 阪神百貨店梅田本店の屋上遊園地 2014年2月28日に閉園へ!
-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」は、阪神百貨店梅田本店が入る「大阪神ビル」と南隣の「新阪急ビル」の建て替えプロジェクトです。
概要は、地上38階、地下4階、高さ約190m、延床面積約257,000㎡で、2014年度に現在のビル解体に着手、2023年度をめどに完成を目指す予定です。
阪急阪神ホールディングス(PDF:2013/03/27)
梅田1丁目1番地計画について(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)
昨年の3月以降ニュースが無かったのと「JR大阪三越伊勢丹」の大幅縮小に見るような梅田の競争激化、東京オリンピックによる建設需要や東日本大震災の復興需要などにより、技能者不足、資材費や人件費の高騰などにより、再び阪神百貨店梅田本店の建て替えが都市伝説になってしまうのかと心配していました。
「阪神百貨店梅田本店」の屋上遊園地は、2014年2月28日に建て替えの準備に入るため閉園されるようです。都市伝説にはなっていないようです。ホッとしました。
みんなの経済新聞ネットワーク(2014/02/13)
阪神梅田本店、屋上遊園地を閉園へ-50年の歴史に幕 /大阪
スーパーゼネコンの方に教えて頂きましたが、技能者不足や資材費や人件費の高騰は、私たちが想像しているより遥かに深刻なようです。
そのため採算性のいい首都圏のプロジェクトを優先する傾向にあるそうです。なんとかこの逆風を突破して着工にこぎ着けて欲しいです。
梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 階数-地上38階、地下4階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,100㎡(両敷地間の道路上空を含む)
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 施設構成-百貨店ゾーン(地下2階~地上9階、延床面積約100,000㎡)、オフィスゾーン(地上11階~38階、延床面積約133,000㎡)、カンファレンスゾーン(地上11階、延床面積約3,000㎡)、その他(駐車場、共用通路等:延床面積:約21,000㎡)、地上10階は機械室
◆ 竣工-2023年予定
「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」は、阪神百貨店梅田本店が入る「大阪神ビル」と南隣の「新阪急ビル」の建て替えプロジェクトです。
阪神百貨店梅田本店が入る「大阪神ビル」です。「大阪神ビル」部分は高さ約190mと約85mの2段構えになります。
「阪神百貨店梅田本店」の屋上遊園地は、2014年2月28日に建て替えの準備に入るため閉園されるようです。
新しくなる阪神百貨店は、フロア数11層 (地下2階~地上9階)で、延床面積約100,000㎡です。売場面積は現在の約53,000㎡と同程度になります。
私は前は、売場面積を増やすべき!だと思っていましたが、今の梅田の激烈な競争を見ていると売場面積の現状維持は賢明な選択だと思います。
「新阪急ビル」です。「新阪急ビル」部分は高さ約85mとなります。ビル東側の御堂筋の歩道の幅を現在の2倍の12mに拡張し、カフェなどを設けて憩いの空間を提供します。
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