JR西日本 2016年春オープン予定の「京都鉄道博物館」 2014年3月6日の建設状況
-京都鉄道博物館-
JR西日本は、2014年1月31日にJR京都駅近くの梅小路公園内に建設する「京都鉄道博物館」の安全祈願祭を行いました。オープンは2016年春の予定です。
1972年開業の梅小路蒸気機関車館と合わせた延床面積は約30,435㎡です。さいたま市にあるJR東日本の鉄道博物館を上回り、国内最大規模となります。
京都鉄道博物館の詳細(2013/11/19) 詳細な図面等
公園施設設置許可申請について(梅小路公園・(仮称)京都鉄道博物館)
● 京都鉄道博物館の詳細
「京都鉄道博物館」の建設現場は、JR京都駅から西に約1.5kmです。「梅小路蒸気機関車館」の西側にある「へ」の字にような形をした土地です。
「梅小路蒸気機関車館」の西側にエントランス棟とプロムナード棟、本館、屋外上屋を整備します。
収蔵車両数は50両程度(SL23両、新幹線6両、電気機関車4両、ディーゼル機関車4両など)で、車両数、展示スペースともに国内最大級です。総事業費は約70億円(うち設計費と建設工事費は約36億円)を予定しています。
「梅小路蒸気機関車館」も扇形車庫の耐震補強工事を実施するほか、蒸気機関車の動態保存環境を改善するため新しい整備施設(SL専用検修庫)を設けます。
営業時間は、10時~17時30分、休館日は水曜日を予定しています。開館当初の入場料金は大人1000円(子供500円)を予定しています。
年間来館者数は「交通科学博物館」の29万人、「梅小路蒸気機関車館」の30万人に対し、80万人を想定しています。
「京都鉄道博物館」の完成イメージ図です。
「京都鉄道博物館」の配置図です。
「京都鉄道博物館」の全体レイアウト図です。
仮囲いで囲まれ本格的に工事が始まっています。写真の沢山の白い点は降っていた雪です。さすが超雨男・・・(涙)
西側の道路まで仮囲いで囲まれています。この部分にあった「おもいやり駐車場」は閉鎖されました。
写真見右側の高架橋は、日本貨物鉄道の「京都貨物駅」と「嵯峨野線(山陰本線)」を結ぶ貨物支線の「梅小路高架橋」です。
「京都鉄道博物館」の建築計画の概要です。計画名は「梅小路博物館(仮称)新築他工事」となっています。設計者・施工者は「大成建設」です。
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