京都市 梅小路公園の拡張再整備 2014年3月8日にオープンした「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」
-梅小路公園の拡張再整備-
京都市は、「JR梅小路社宅」跡地の一部を活用して、京都水族館と鉄道博物予定地を結ぶ、公園の中心にあたる広場の拡張整備っを行っていました。
2014年3月8日(土)に、2つの新広場「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」を開園し、開園式典を開催するとともに、蓄電池車両に改造したチンチン電車の運行を再開しました。
京都市・公式ホームページ(2014/02/05)
平成26年3月8日 梅小路公園に新広場がオープンします!
京都市・公式ホームページ → 梅小路公園再整備
● すざくゆめ広場(約5,700㎡)
大型遊具やカフェの設置により、子どもがのびのびと遊べ、大人も楽しめくつろぐことのできる賑わいと憩いの広場です。
日本で最初に走った路面電車であるチンチン電車を、「GSユアサ」から寄付を受け最新鋭のリチウムイオン電池を動力源に車両改造しました。土曜・休日等に市電ひろばとの間を運行します。
その他にも、大型遊具(全長14mのロングスライダー、高さ6mのロープ型ジャングルジム等)、カフェ(約100席)、市電展示室(明治後期に製造された「広軌1型」を当時の姿に復元)などが整備されました。
● 市電ひろば(約700㎡)
大正・昭和に製造され、「市民の足」として親しまれた市電車両4両の展示やプラットホームの演出が行われています。
市電車両4両は、市電店舗2両(京土産やオリジナルグッズの販売、京都の素材等を使用した軽飲食の提供等に活用)、市電休憩所2両(公園利用者のための無料休憩スペース)となっています。
「再整備エリア拡大図」です。再整備エリアの用地は、「JR梅小路社宅」跡地を活用しました。すべての用地を活用するのでは無く、「JR所有地」としてかなり残ります。
拡張再整備エリアの様子です。オープン2日前の3月6日に撮影しました。すべての写真はフェンスの金網越しに撮影しています。
拡張再整備エリアの工事は、大和ハウチュ(笑)もとい「大和ハウスグループ」により行われました。「大和ハウスグループ」はいろいろ手がけていますね。
工事名は「梅小路公園にぎわい施設新築工事」、設計者・施工者は「大和リース(株)」となっています。
「チンチン電車のりば」です。
「市電保管庫」です。
「店舗(カフェ)」です(白い点は降っていた雪)。
大型遊具です。
大型遊具です。
北側から見た様子です。
管理者は京都市ではなく「ジェイアール西日本総合ビルサービス」となっています。前の報道では、JR西日本と京都市は、梅小路公園の「鉄道博物館」の用地と「JR梅小路社宅」の用地を交換するとなっていましたが、土地の所有者はそのままなのかも知れません。そのあたりの事はよく分かりません・・・
「市電ひろば」です。
路面に全盛期の「京都市電」の路線図が描かれています。
「JR所有地」です。かなり広いです。JR西日本は将来的にこの部分に何を整備するのでしょうか?
| 固定リンク
« もと大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地 「住友不動産」が地上52階の超高層タワーマンションを建設! | トップページ | あまがさき緑遊新都心 大規模再開発プロジェクト「尼崎D.C.グランスクエア」 2014年3月6日の建設状況 »
「61 京都府」カテゴリの記事
- 「任天堂」の過去の商品の展示と体験ができる施設 「任天堂資料館(仮称)」の名称が「ニンテンドーミュージアム(Nintendo Museum)」に決定!(2023.09.17)
- 京都市伏見区 「イオン伏見店」跡地 「東急不動産」の商業一体型分譲マンション「ブランズ伏見桃山」の開発が始動!(2023.09.12)
- 興行不毛の地である京都市 「京都府立大学下鴨キャンパス」に1万人規模の収容人数を想定するアリーナ機能を持つ体育館を建設する構想(2023.07.09)
- 京都のハイテク企業十傑(10社) 2023年3月期の連結決算 「ニデック(旧:日本電産)」と「京セラ」が初めて売上高2兆円突破!(2023.06.19)
- 京都府京田辺市 シーアールイー 延床面積155,878.19㎡の大型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」を着工!(2023.05.04)