御堂筋 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行大阪ビル) 都市再生特別地区の変更
-伏見町三丁目地区-
「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替える方針です。
都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分(敷地面積約0.4ha)が1400%、別館部分(敷地面積約0.3ha)が1150%に引き上げられました。
大阪市(2014/04/11)
平成26年度の都市計画決定・変更
「本館」は地上21階、高さ約107mの超高層ビルに、「別館」は地上17階、高さ約98mの高層ビルに建て替えられる予定です。
● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。
更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。
伏見町三丁目地・A地区
A地区の「三菱東京UFJ銀行大阪ビル・本館」を北西側から見た様子です。敷地面積約0.4haで、容積率1400%を最大限に生かすと延床面積56,000㎡程度の建物が建設出来ます。建築物の高さの最高限度は107mとなっています。
「三菱東京UFJ銀行大阪ビル・本館」を北東側から見た様子です。
伏見町三丁目地・B地区
B地区の「三菱東京UFJ銀行大阪ビル・別館」を南西側から見た様子です。本館とは道路を挟んで空中デッキでつながっています。
敷地面積約0.3haで、容積率1150%を最大限に生かすと延床面積35,000㎡程度の建物が建設出来ます。建築物の高さの最高限度は98mとなっています。
「三菱東京UFJ銀行大阪ビル・別館」を南東側から見た様子です。
「三菱東京UFJ銀行」の大阪営業部や大阪中央支店は、2013年10月15日より「大阪三菱ビル」の仮店舗に移転しています。
仮店舗の移転先の「大阪三菱ビル」です。このビルも前から建て替えのウワサが絶えませんが、少なくとも「三菱東京UFJ銀行大阪ビル」の建て替えが完了するまでは残る事になります。
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