吹田市 ガンバ大阪「(仮称)吹田市立スタジアム」 2014年4月25日の建設状況
-(仮称)吹田市立スタジアム-
万博記念公園に「ガンバ大阪」が、新スタジアムを建設しています。新スタジアムは、吹田市が万博記念機構から借りた土地に、ガンバ側のスタジアム建設募金団体が建設し、吹田市に寄付する予定です。
建設予定地の地下に旧日本海軍の弾薬庫跡とみられる大空洞が見つかったり、寄付金の募集が、12月中旬の段階で約27億円不足など心配しましたが、2013年12月15日(日)に「スタジアム起工式」が無事行われ着工されました。
着工で勢いづいたのか寄付金の不足も残り約10億3000万円(2014年4月26日現在)まで減っています。下記のホームページでは、建設の状況も見る事が出来ます。
みんなの寄付金でつくる日本初のスタジアム!
現地に掲示してある「労災保険関係成立票」を見ると工期が2015年9月30日までとなっているので、2015年秋の完成予定は変更がないようです。
(仮称)吹田市立スタジアムの概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園23番1 他2筆
◆ 階数-地上6階
◆ 高さ-約40m
◆ 敷地面積-約90,000㎡
◆ 延床面積-約66,355㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 収容人員-約40,000人
◆ 建築主-スタジアム建設募金団体
◆ コンストラクション・マネジメント業務-安井建築設計事務所
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年12月15日(スタジアム起工式)
◆ 竣工-2015年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
新スタジアムの完成予想図です。約40,000人席のすべてを屋根で覆います。構造は「鉄筋コンクリート造、鉄骨造」です。
世界で初めて超軽量免震屋根架構「3Dトラス構造」を採用しています。Jリーグの試合だけでなく、国際試合も開催できる仕様になります。
「南第2駐車場、球技場、アメリカンフットボール場」が建設用地になります。ただし、現地を見ると「アメリカンフットボール場」はそのまま運営されており、「アメリカンフットボール場」より南側に仮囲いが設置されていました。
上の新スタジアムの完成予想図を見ても手前に「アメリカンフットボール場」が見えるので、「アメリカンフットボール場」は残すようです。
「(仮称)吹田市立スタジアム」の建設現場が見えてきました。ちょっと古いですが「ワクワクテカテカ」です(笑)。
南西側から見た建設現場です。クローラークレーンが3台見えます。本格的に工事が始まっています。手前は「南第1駐車場」です。
仮囲いに「鯉のぼり」がありました。「The 香里園タワー(香里園かほりまち)」の建設現場もそうでしたが、「竹中工務店」は鯉のぼりが好きですね。
北西側にゲートがあります。
ゲートから見た建設現場です。
撮影しているとクローラークレーンの巨大なクローラーの片方が運ばれてきました。警備員の方が親切で、300トンのクローラークレーンの搬入だと教えてくれました。
これだけでは分かりませんが、最大吊上能力300トンの「KOBELCO マスターテック 7300」でしょうか?
すぐにもう片方のクローラーが運ばれてきました。間近で見ると非常に大きいです。
光の映りこみが酷いですが、北東側の仮囲いの一部が透明になっていたので覗いてみました。
早くもバックスタンドの基礎部分が姿を現しています。超高層ビルのように深く掘削したり、「場所打ちコンクリート杭」を構築する訳ではないので、工事が早いですね。
少し東側に角度を変えた様子です。
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