堺筋本町駅近く 「住友不動産」が3棟のオフィスビルを取得 跡地に分譲マンション建設?
-堺筋本町駅近くのオフィスビル-
「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。
同一区画にあり、北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明の白いビルです。敷地面積は合計で約4000㎡です。
ただ、敷地が「L字型」で開発するには形状が難しいのと南側に「大阪国際ビル」、東側に「りそな銀行大阪本店ビル」があるので眺望の確保が難しそうです。
「建設ニュース」によると、3棟の敷地はいずれも用途地域が商業で、容積率が600%、建ぺい率が80%で、大阪市の船場都心居住促進地区に位置し、住宅を建設する場合、容積率を800%まで割り増すボーナス制度が活用できるそうです。
北西側の「瀧定大阪旧本社ビル」です。閉鎖されて仮囲いで囲まれています。「住友不動産」が「瀧定大阪」から2013年11月29日に取得しています。
南西側の「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」です。「住友不動産」が「新生紙パルプ商事」から2013年12月18日に取得しています。「新生紙パルプ商事大阪支店」として現在も使用されています。
南東側が名称不明の白いビルです。閉鎖されて仮囲いで囲まれています。このビルには、かつて「大和銀行(現りそな銀行)公務部」が入っていたそうです。「住友不動産」が「瀧定大阪」から2013年11月29日に取得しています。
同じ街区の北東側には「りそな銀行備後町別館」があります。余計なお世話ですが、この敷地も加わればかなり敷地の形状が良くなります。
同じ街区の南東側には、雑居ビルが複数棟あります。
「SPP大阪ビル」の北西側にあった「船場サテライトビル瀧定大阪別館」は解体されて「京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産」により地上15階のマンションが建設予定です。ビジネス街のマンション化がどんどん進んでいるようです。
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