学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2014/07/02 「逆打ち工法」の採用が判明!
-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-
大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。
計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。
学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定
「三点式パイルドライバ」が1台だけになりました。「ソイルセメント柱列壁工法」による「山留め壁」の構築がほぼ終わったようです。
たくさん並べられていた山留め壁の芯材となる「H形鋼」が一切無くなり、敷地が整地されています。
敷地東側部分です。
奥に敷地を整地する小松製作所のモータグレーダ「GD405A」と手前に敷地を締め固める酒井重工業の振動ローラ「TW502-1」が見えます。
「逆打ち工法」を採用
私の密かな楽しみの1つに「逆打ち工法」か「順打ち工法」のどちらを採用するかがあります。
隣りのヤンマー新本社ビル(仮称)が「順打ち工法」だったので、「順打ち工法」を採用すると予想していましたが、「逆打ち工法」でした。
写真は、「構真柱(こうしんちゅう)」を組み立てる回転台です。「構真柱」を組み立てる台が登場したので、「逆打ち工法」を採用する事が分かります。
● 構真柱(こうしんちゅう)
「逆打ち工法」では、「場所打ちコンクリート杭」の構築と共に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みますが、建込む前に「構真柱」を組み立てる必要があります。
敷地に余裕があると「構真柱」を寝かして組み立てますが、敷地に余裕が無い場合は掘削孔を掘って垂直に組み立てます。
この現場は寝かして組むようです。「構真柱」の溶接は高い精度が要求されるので、溶接作業が行いやすいよう回転させながら行います。
これは「グランフロント大阪 北館・タワーB」の「構真柱」の組み立ての様子です。このような感じで作業を行います(撮影日2010年10月29日)。
北側のゲートが開いていました。
「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」の北側部分は、東西道路(市道工業学校表通線)の拡幅工事と電線類の地中化工事が行われています。
街路灯のポールが姿を現していました。
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