神戸医療産業都市 県立こども病院建築工事 2014年7月12日の建設状況
-県立こども病院建築工事-
「兵庫県立こども病院」は、1970年に全国で2番目の小児専門総合病院として開院しましたが、老朽化により神戸市須磨区からポートアイランドの神戸医療産業都市に移転する予定です。
新病院の概要は、地上7階、塔屋3階、地下1階、延床面積約35,000㎡で、「免震構造」を採用します。
病床数は290床(小児専門医療192床、総合周産期母子医療センター83床、小児救命救急医療センター15床)で、診療科は現在の26科を継承します。
起工式が2013年11月28日に行われ、2014年2月から本格着工しています。工期は2016年1月29日までの予定で、開院は2016年春を予定しています。
建築主は「兵庫県病院事業管理者」、設計者・監理者は「兵庫県県土整備部、内藤建築事務所」、施工者は「大林組、鴻池組、大鉄工業JV」となっています。
「兵庫県立こども病院」の完成予想図です。西側の「ポートライランド南公園」と一体となった景観になります。
引用資料 兵庫県(2013/04/03)
県立こども病院建替整備基本設計の概要
「各階構成図」です。階数は「ポートライランド南公園」の高さを基準にしているので、東側から見ると地下1階は、1階の高さになります。
「県立こども病院建築工事」の建設現場です。
「山留め壁」が見えます。掘削されています。
北東側から見た様子です。
北側から見た様子です。公共性の高い建物のためか? 「仮囲い」の数ヶ所が透明のアクリル板になっているので、内部を見ることが出来ます。
まあ私も兵庫県で納税しているので、兵庫県民として少しは見る権利はあると思いますが・・・
東側から見た様子です。
鉄筋の配筋が行われています。
南側のゲートが開いていました。南側のこの部分には、「県立こども病院」の付属施設とし「粒子線治療施設」の整備が計画されています。
アップです。奥に「オールテレーンクレーン」が見えます。
「兵庫県立こども病院」へのメインの道路となる「ポートライランド南公園」北側の道路です。
「兵庫県立こども病院」の地下1階は駐車場となりますが台数が多くないので、「ポートライランド南公園」地下の「半地下駐車場」を利用して少ない駐車台数を補うようです。
| 固定リンク
「51 兵庫県・神戸市②」カテゴリの記事
- 「アシックス」の本社が三宮に2028年1月に移転 2024年12月期連結決算が絶好調 今までとは次元が違う新たな成長軌道に入る!(2025.02.17)
- JR垂水駅・山陽垂水駅前 新垂水図書館「(仮称)新垂水図書館・自転車駐車場・ロータリー建設工事」 2025年1月28日の建設状況(2025.02.07)
- 総事業費約870億円 地上32階、高さ約163mの「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」 2025年1月28日の建設状況(2025.02.03)
- JR西日本 ドレスを身にまとった優雅なデザイン 地上30階、高さ約156mの「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」 2025年1月28日の建設状況(2025.02.02)
- JR・山陽電鉄垂水駅前 地上32階、高さ約115mの「プラウドタワー神戸垂水」 2024年1月28日の建設状況(2025.02.01)