学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2014年7月14日の建設状況
-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-
大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。
計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。
学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定
「ソイルセメント柱列壁工法」による「山留め壁」の構築がほぼ終わり、次の工程に移っています。
「アースドリル掘削機」が登場しました。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。この現場は「逆打ち工法」を採用しているので、同時に「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みます。
構真柱(こうしんちゅう)
「逆打ち工法」では、「場所打ちコンクリート杭」の構築と共に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みますが、建込む前に「構真柱」を組み立てる必要があります。
敷地に余裕があると「構真柱」を寝かして組み立てますが、敷地に余裕が無い場合は掘削孔を掘って垂直に組み立てます。
この現場は寝かして組んでいます。「構真柱」の溶接は高い精度が要求されるので、溶接作業が行いやすいよう回転させながら行います。
地下工事は見た目が地味なので、ビルヲタにも人気はイマイチですが、何をしているのか分かってくると非常に面白いです。私は今は地上の工事よりも地下の工事の方が好きです。
「表層ケーシング」と「鉄筋かご」が並べられています。
「拡底バケット」があるので、「拡底杭」である事がわかります。更に表面にスパイラル状の線が入っている鋼管が置いてあるので、「鋼管コンクリート杭」である事が推測出来ます。
「ガイド管」は、このブログにも何度も登場してしていますが、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込む時に使用します。
西端にまだ「三点式パイルドライバ」が1台残っていました。
「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」の北側部分は、東西道路(市道工業学校表通線)の拡幅工事と電線類の地中化工事が行われています。
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