近畿大学「東大阪キャンパス」 近畿大学史上最大の約400億円を投じて大規模にキャンパス整備!
-近畿大学-
私が子供の頃は、私の田舎の高知県では「近畿大学」と言えばちょっと怖い大学というイメージがありました。
近畿大学が、「嗚呼!!花の応援団」に登場する「南河内大学」のモデルとも言われ、印象があまりにも強烈だったからです。
「嗚呼!!花の応援団」は、極めてお下劣なギャグ漫画でしたが、当時大ヒットしました。今ならクレームが殺到して即連載中止になるような内容が満載でした(笑)。
「がきデカ」といい1970年代は規制が緩かったですね。私は当時「がきデカ」が大好きでした。
今でも「こまわり君」はもちろん「西城くん、モモちゃん、ジュンちゃん、福島、亀吉」の名前と顔が普通に思い出せます。
● 2014年度の大学一般入試の志願者数が日本一
その「近畿大学」ですが、近年ブランド価値が急上昇しています。従来から私立大学としては珍しく理系が強く、研究開発志向の強い大学でした。
最大の成功例が世界初の完全養殖に成功した「近大マグロ」です。グランフロント大阪と東京・銀座に出店してすっかり全国ブランドになりました。
その効果もあったのか2014度の大学一般入試の志願者数は、前年度より7462人増えて10万5890人となり、「早稲田大学」や「明治大学」を抜いて初めて日本一になりました。東京以外の大学が日本一になるのは初めてです。
● 近畿大学史上最大の約400億円を投資
近畿大学のメインキャンパスは「東大阪キャンパス」です。6つあるキャンパスの中で最も大きく、敷地面積469,280.93㎡、学生数約2万2千人(大学全体では約3万1千人)、文系5学部(法学部、経済学部、経営学部、文芸学部、総合社会学部)、理3学部(理工学部、建築学部、薬学部)と短期大学部を持つキャンパスです。
その「東大阪キャンパス」を2020年の完成を目指し、大規模整備を行います。新たなシンボルとなる11階建てのタワー棟や3学部(法学部、文芸学部、外国語・国際系学部)の新校舎、図書館などを新たに建設します。
「外国語・国際系学部(名称未定)」は、近畿大学14番目の学部として、2016年4月の開設を構想しています。入学定員は500人を想定しています。
2025年に迎える大学創立100周年を見据え近畿大学史上最大規模の約400億円を投じ、日本でも屈指の教育・研究環境を誇るキャンパスとなります。
引用資料 近畿大学・新着情報(2014/07/18)
近畿大学東大阪キャンパス整備計画「超近大プロジェクト」始動!
東大阪キャンパス整備の概要
◆ 計画名-近畿大学東大阪キャンパス整備計画
◆ 所在地-大阪府東大阪市小若江三丁目4-1
◆ 敷地面積-469,280.93㎡(東大阪キャンパス全体)
◆ 延床面積-約85,000㎡
◆ 構造-鉄骨造 (Ⅰ期工事)
◆ 設計者-NTTファシリティーズ(文芸学部新棟、外国語・国際系学部<名称未定>棟、 図書館棟、インターナショナルフィールド、ナレッジフィールド、オープン・キャリアフィールド、アメニティフィールド等)、安井建築設計事務所(法学部新棟)
◆ 工期 -2013年09月~2020年03月予定
◆ 総事業費-約400億円
工事スケジュール(予定)
◆ 2014年09月-文芸学部新棟完成
◆ 2015年10月-法学部新棟完成
◆ 2016年04月-外国語・国際系学部(名称未定)棟完成
◆ 2017年04月-図書館棟、インターナショナルフィールド、ナレッジフィールド、オープン・キャリアフィールド、アメニティフィールド完成(Ⅰ期工事完了)
◆ 2018年09月-実験・実習棟、語学棟、食堂完成(Ⅱ期工事完了)
◆ 2020年03月-整備計画終了
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