姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロックの「(仮称)ホテルモントレ姫路」 規模を縮小し、更に開業が1年程度遅れる見通し
-(仮称)ホテルモントレ姫路-
「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。
いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトグループ(構成員=モントレ、アロア、ラムコーポレーション)には、都市型ホテル「(仮称)ホテルモントレ姫路」が建設されます。
当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。
● 規模を縮小し、更に開業が1年程度遅れる見通し
「神戸新聞」によると、昨年12月に姫路市が公表した計画では、地上17階、地下1階、高さ約80mに規模が縮小されていたようです。全く知りませんでした。
更に、全国的な建築資材や人材の不足により、開業が1年程度遅れる見通しだそうです。
神戸新聞(2014/06/10)
JR姫路駅東側の整備完了に遅れ 資材不足など影響
階数と高さが低くなったのは、姫路城との景観の調和を考えてなのか? 建築資材の高騰や人件費の高騰のためなのか? 不明です。
超高層ビルヲタの私ですが、姫路市は「姫路城」あっての姫路市なので、「姫路城」との調和を考えると高さ100mはちょっと高すぎると思っていたので、あまりショックはありませんでした。
それよりも、資材価格高騰や全国的な職人不足がこんなところにまで影響を及ぼしているのがショックです。この状態が東京オリンピックの2020年まで続くんですかね・・・
「(仮称)ホテルモントレ姫路」の当初の完成予想図です。地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90mから地上17階、地下1階、高さ約80mに縮小されたので、外観もかなり変更されると思われます。
引用資料 姫路市公式HP(PDF)
Aブロック ~提案概要及び審査結果(最優秀提案)~
現地を何回も見ていると着工する気配が全くなかったので、遅れているとは思っていました。
「油圧ショベル」が稼働しています。
もう1台の「油圧ショベル」です。
敷地の北西側で何か工事をしていました。
「埋蔵文化財発掘調査」を行っているようです。「埋蔵文化財発掘調査」は、敷地の南側はすでに終わっています。
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