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2014年7月 7日 (月)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ) 解禁にらみ企業連合でカジノリゾート参入方針!

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-USJ カジノリゾート参入方針-
 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が、カジノやホテル、劇場などを集めた「統合型リゾート(IR)」の運営に参入する方針を明らかにしました。

 朝日新聞デジタル(2014/07/06)
 USJ、カジノリゾート参入方針 解禁にらみ企業連合で

 朝日新聞によると「グレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)」が、朝日新聞のインタビューで明かしたそうです。
 
 「IR運営の企業連合を立ち上げるとき、リーダー的な役割を果たせる」とし、ほかの企業と組んで参入する考えです。

 海外から観光客を呼べるIRは、安倍政権が成長戦略の一つに位置づけています。一方で、ギャンブル依存症や周辺地域の治安悪化といった悪影響への懸念から反対論も根強いです。

● 統合型リゾート(IR)の中でカジノは一部
 私は「カジノ法案」という名称がダメだと思っています。なんかギャンブルのカジノだけを誘致するイメージがあります。
 「ラスベガス」を見たら分かりますが、統合型リゾート(IR)の中でカジノは一部にすぎません。

 かつてカジノの街のイメージが強かった「ラスベガス」ですが、今はカジノは一部に過ぎず、巨大なエンターテイメントシティに変身しています。カジノの比率が高い「マカオ」も急速にエンターテイメントシティ化しています。

● 統合型リゾート(IR)は広大な土地が必要
 統合型リゾート(IR)の開発に関しては、日本の企業は運営ノウハウも無ければ、資金力も到底太刀打ち出来ません。残念ながら完全に外資主導になります。

 「ラスベガス・サンズ」や「MGMリゾーツ・インターナショナル」などの統合型リゾート(IR)を運営する大手は、1ヶ所に数千億円単位で投資します。

 「ラスベガス」や「マカオ」をGoogleマップの空撮写真を見たら分かりますが、いずれの敷地も1辺が500mくらいあります。
 1つの施設で20haくらいの敷地を使用しています。その中に、カジノ、数千室のホテル、劇場、コンベンション施設などを整備しています。

 ラスベガスには、そのような巨大な統合型リゾート(IR)が「マッカラン国際空港」の北側に10ヶ所以上あります。
 ホテル客室数、敷地面積数共に、世界ランキングのトップ10の殆どをラスベガスのホテルが占めています。「ベネチアン/ザ・パラッゾ」は何と7,117部屋、何もかもが桁違いに規模が大きいです。

 さすがに日本では1つの都市に2~3ヶ所が限界だと思いますが、それでも仮に同じ規模の施設を整備するとしたら、最低でも40ha~60haの敷地が必要になります。

 大都市近くで国際空港が近くにあって、なおかつ広大な更地が準備できるのは、大阪市の「夢洲(ゆめしま)」しかないと私は思っています。
 海外のカジノ関係者が、大阪に熱い視線を送っているのは、このような理由があるからだと思われます。


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大阪湾と言えば、南海トラフの巨大地震による津波が心配ですが、このようにかなり嵩上げされて整地されているので大丈夫だと思われます。


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「夢洲(ゆめしま)」に入ると広大な更地が広がっています。この広大な負の遺産を処理出来るのは、かなりの劇薬で副作用も大きいですが、統合型リゾート(IR)しか無いと私は思っています。


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税金を使って埋立に莫大な投資をしたこの広大な更地をそのままにしておく訳にはいきません。

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