阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業 Part3:「淡路駅」周辺 2014年7月26日の建設状況
-淡路駅(あわじえき)-
「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」は、東淀川区の「淡路駅」を中心とした阪急電鉄京都線3.3kmと千里線3.8kmの合計7.1kmを高架化し、17ヶ所の踏切を無くし、都市計画道路などの交差道路を整備するプロジェクトです。
駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。
1997年1月に用地買収に着手し、2008年9月に工事に着工しました。計画では2018年度に高架に移行、2020年度に事業完了と非常に息の長い工事になります。
駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。
新しい「淡路駅」は、4層構造の島式2面4線の高架駅になる予定です。駅の高さは約30mになります。
現在の「淡路駅」の手書きの配線図です。京都線と千里線の上りと下りが3ヶ所で平面交差する非常に複雑な配線となっています。そのため「淡路駅」に到着する前の電車は信号待ちが頻発します。
改良後の「淡路駅」の手書きの配線図です。下りと(4階)と上り(3階)が立体交差になり「淡路駅」のネックだった頻発する信号待ちは解消されます。
「おおさか東線(城東貨物線)」の東側の踏切から東側方向を見た様子です。「おおさか東線(城東貨物線)」東側の京都線は、約700mが高架橋になり、その先(東側)の約300mが盛土になるようです。
アップです。
「おおさか東線(城東貨物線)」の東側の踏切から西側方向を見た様子です。
建設中の高架橋です。このあたりは上に京都線の下り線、下に京都線の上り線が走る2層構造になるようです。
「阪急電鉄京都線」の南側で、「おおさか東線(城東貨物線)」をオーバーパスします。
北側から見た建設中の高架橋です。
このあたりで、「阪急電鉄京都線」が「おおさか東線(城東貨物線)」をオーバーパスします。
新設された「東淡路商店街」のアーケードです。新しい「淡路駅」は、駅全体が南東側に移動するので、アーケードも南東側に移築されました。アーケードの西側では、新しい「淡路駅」はの工事が行われています。
新設された「東淡路商店街」のアーケードの南側は、アーケードの本体が先に完成して、まだ両側に建物が建っていません。
新しい「淡路駅」の工事の様子です。駅全体が現在の「淡路駅」の南東側に移動します。「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」は、「直上施工」、「別線施工」、「仮線施工」の3工法で工事が行われますが、淡路駅部分は「別線施工」が採用されます。
ゲートが開いていました。この部分に新しい「淡路駅」の高架橋が建設されます。
「淡路駅」の南西側の踏切の西側から見た様子です。
橋脚の工事が行われています。
線路上空に足場が設けられています。「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」は、「直上施工」、「別線施工」、「仮線施工」の3工法で工事が行われますが、この部分は、現在の千里線を横断するので「直上施工」が採用されます。
隙間から「淡路駅」を見た様子です。現在の「淡路駅」は、配線がややこしいので高架工事も難しそうですね。
「淡路駅」南西側(崇禅寺駅方)の京都線の高架工事の様子です。
建設中の高架橋です。ここ数年間ほとんど変化がありません。
「淡路駅」南側(柴島駅方)の千里線の工事の様子です。
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