JR西日本 立命館大学の開校やガンバ大阪の新スタジアムなど開業見据え 新快速を茨木駅に停車?
-JR茨木駅-
産経新聞によると、JR西日本が、東海道線(京都線、神戸線)を走る新快速を茨木駅に停車させる検討に入ったそうです。
茨木駅周辺では今後、立命館大学「大阪いばらきキャンパス」の開校、三井不動産の大型複合商業施設のオープン、ガンバ大阪のサッカースタジアムのオープン、大型物流施設の稼働が相次ぐので、輸送力を上げる必要があると判断したようです。
産経新聞(2014/08/16)
新快速、茨木に停まる?JR西が検討 大学・新スタジアムなど開業見据え 強みのスピードと兼ね合いが課題
関係者によると、JR西日本の首脳が茨木市や茨木商工会議所の関係者に対し、2~3年後をめどに茨木駅への新快速の停車を本格的に検討する意向を伝えたそうです。
私としては嬉さ半分、悲しさ半分ですね。茨木駅は乗降客が大幅に増加するので、新快速の停車は時代の要請です。
しかし、新快速は大阪駅-京都駅間を30分でかっ飛ばすのが魅力です。茨木駅に停車すると確実に30分を超えます。福知山線の事故があったので、更なるスピードアップはあり得ません。
私は、今でも阪急の特急が「十三駅、大宮駅、烏丸駅」のみの停車で、京阪間ノンストップ運転を行っていた時代にノスタルジーを感じています。
日本は少子高齢化が進行中なので、こまめに停車して確実に乗降客を確保するのは時代の流れでしかたがないですが・・・
ホームは島式2面4線(他に待避線2線)なので、新快速の停車にはなんら問題はありません。
東海道本線(JR京都線)茨木駅改良計画
JR西日本は、乗降客の利便性向上と茨木市の玄関口としてイメージアップや賑わい創出を図るため、茨木市の協力を得てJR茨木駅をリニューアルします。
今回の新快速を茨木駅に停車させる検討に入ったとの報道前からのプロジェクトですが、新快速を茨木駅に停車を意識しての改良工事だと思われます。
引用資料 JR西日本・プレスリリース(2014/02/24)
東海道本線(JR京都線)茨木駅改良計画について
一番の大きな工事は、北側(京都方面)に橋上駅舎を大幅に拡張する事です。拡張された部分は主に店舗となります。
それ以外にも、改札内へのエスカレーター新設、コンコース改修、旅客トイレ改修などを行います。2017年春にエスカレーター使用開始予定、2018年春に店舗開業予定となっています。
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