P&Gジャパンの本社となる「森本倉庫三宮ビル北館」 2014年9月1日の建設状況
-森本倉庫三宮ビル北館-
一般消費財大手の「P&Gジャパン(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)」は、六甲アイランドにある本社の移転先を、神戸三宮に建設中の「森本倉庫三宮ビル北館」に決めています。
地上13階、地下2階、高さ62.036mのオフィスビルが建設中です。建築主は「森本倉庫」、設計者・施工者は「竹中工務店」となっています。
「三宮ビル北館」の南側には、「三宮ビル南館」があります。「三宮ビル北館」が建て替えられるとツインビルになります。
全景です。
「乗入れ構台」が設置されています。
工事は「順打ち工法」で行われています。
地下の掘削を行っています。えび茶色の鉄骨は、「山留め壁」を支える「切梁」で、本体の構造物ではありません。
「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「山留め壁」が見えます。
鉄筋が置かれています。掘削工事が終わり、地下躯体の構築が行われているようです。
北西側から見た様子です。
このプロジェクトとは全く関係ないですが、「STAP細胞」をめぐる問題で、理化学研究所は、「CDB(発生・再生科学総合研究センター)」について、半分程度の規模に縮小することなどを盛り込んだ改革案を、文部科学省に提出しました。
名称を「多細胞システム形成研究センター(仮称)」に変更して、解体的な出直しを行います。
シニア研究者を中心とした中核プログラム、及びセンター長直轄のセンター長戦略プログラムは廃止し、先端技術支援開発プログラムは理研全体の支援機能を共通運用し効率化するため、他のセンターへ移管します。理研全体として研究者の雇用は確保します。
新聞等には書いていませんが、要するに「CDB」で行っていた研究の半分を理化学研究所の関東地区の研究所(つくば市、和光市、横浜市など)に移転するという事でしょうね・・・ 関西(神戸)で育った技術なのに本当に悔しいですね・・・
「神戸医療産業都市」の拠点施設だっただけに、「神戸医療産業都市」へのダメージは計り知れません。
街を歩いていても外国人観光客が激増して「統合型リゾート(IR)」の誘致にまい進する大阪市、外国人観光客の増加や「iPS細胞研究」という成長エンジンを手にした京都市に比べて神戸市は活気が無いように感じます。
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