明石市 明石駅前南地区第一種市街地再開発事業 2014年9月25日の建設状況
-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業-
山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が計画されています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。
概要は、地上34階、塔屋2階、地下2階、高さ116.975m、延床面積66,057.83㎡です。大きな塔屋があるので、最高部の高さは125m近くあります。
引用資料 再開発組合公式HP
明石駅前南地区市街地再開発組合
用途は共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)となっています。 総戸数は216戸(うち199戸を分譲)です。
特定業務代行者に「大林組、野村不動産」が決まっています。マンションの分譲は「野村不動産」により行われます。
明石駅前南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目1199-2他
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 建物高さ-軒高116.975m
◆ 敷地面積-8,097.42㎡
◆ 建築面積-7,036.07㎡
◆ 延床面積-66,057.83㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-216戸(うち199戸を分譲)
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合(特定業務代行者 大林組、野村不動産)
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所・大林組設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月06日(起工式)
◆ 竣工-2017年01月31日予定
黄色の部分が「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の範囲です。
「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の全景です。
本格的に工事が行われています。
東側の建物は、再開発区域には含まれません。
敷地東側部分です。既存建物の地上躯体解体はすべて終わっています。
1台目の「TRD工法機」です。「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築しています。
地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、 鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。
「ノースゲートビルディング」や「グランフロント大阪」の建設現場で見かけましたが、超高層タワーマンションの建設現場で「TRD工法」が採用されるのは非常に珍しいです。
「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。手前の池のような部分は、「TRD工法」により注入されたセメントミルクによりソイルセメントが余剰分としてあふれだした分を貯めた泥土です。泥土は、敷地内で固化されて適切に処分されます。
TRD工法機で使用した「チェーンソー型のカッター」をダンプトラックで敷地外に運び出していました。
工事用車両は、敷地外に出る時に周辺の道路を汚さないように「高圧洗浄機」でタイヤに着いた土砂を高圧で噴射する水の力で落とします。
2台目の「TRD工法機」です。
3台目の「TRD工法機」です。「TRD工法機」は全部で3台稼働しています。
3台目の「TRD工法機」を別角度から見た様子です。
敷地西側部分です。
「オールケーシング掘削機」です。地中障害物の撤去を行っています。
「アンギラス杭打機」です。
西側の建物は、再開発区域には含まれません。
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