広島市 グランクロスタワー広島「(仮称)広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業」 2014年9月8日の建設状況
-グランクロスタワー広島-
豪雨災害があったばかりの広島市に行っていいものか悩みましたが、元気な広島を伝える事が私の出来る復興へのお手伝いと思い行く事にしました。
JR広島駅南口では、「Bブロック、Cブロック」の2ヶ所で大規模な再開発が行われています。
「Cブロック」には、地上46階、塔屋1階、地下1階、高さ(建築物163.07m、軒高162.22m)の「住宅棟」と地上11階、塔屋1階、地下1階、高さ約47mの「商業棟」が建設中です。
「住宅棟」は、広島市の公式HPでは、高さ約166mとなっているので最高部は約166mの可能性があります。住宅部分の正式名称は「グランクロスタワー広島」に決定しています。
グランクロスタワー広島の概要
◆ 計画名-(仮称)広島駅南口Cブロック第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町88番(地番)
◆ 交通-JR山陽本線「広島」駅から徒歩4分、広島電鉄本線「広島駅」駅から徒歩3分
◆ 階数-(住宅棟)地上46階、塔屋1階、地下1階、(商業棟)地上11階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-建築物163.07m、軒高162.22m
◆ 敷地面積-9,680.78㎡(再開発事業全体)
◆ 建築面積-8,541.97㎡(再開発事業全体)
◆ 延床面積-99,923.37㎡(住宅棟57,173.77㎡、商業棟42,749.60㎡)
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(商業棟)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、既成杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅(賃貸住宅5階~13階、分譲マンション14階~46階)、店舗、スポーツ施設、自動車車庫
◆ 総戸数-368戸(非分譲住戸12戸含む、分譲住戸の他に賃貸住宅、商業施設等)
◆ 建築主-広島駅南口Cブロック市街地再開発組合(売主 NIPPO、ミサワホーム中国、旭化成不動産レジデンス)
◆ 設計者・監理者-戸田建設、アール・アイ・エー
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2014年04月14日(起工式)
◆ 竣工-2016年12月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月末予定
◆ 総事業費-約300億円
「Cブロック」の全景です。
敷地東側の「住宅棟」の建設現場です。
「乗入れ構台」が設置されています。
「根切り(掘削)」が行われています。えび茶色の鉄骨は、「山留め壁」を支える「切梁」です。円筒形の地下水位を低下させるための「ディープウェル」も見えます。
敷地西側の「商業棟」の建設現場です。
「三点式パイルドライバ」が2台稼働しています。
3種類の「既製コンクリート杭」が並べられています。「商業棟」の基礎は、「既製コンクリート杭」のようです。
左から「PHC杭(プレテンション方式遠心力高強度プレストコンクリート杭)」、「SC杭(外殻鋼管付き高強度コンクリート杭)」、「プレストレスト高強度コンクリート節杭」です。
櫓(やぐら)見えます。これはもしかして・・・
やはり「温泉井戸」を掘削していました。
西側から見た様子です。
南西側から見た様子です。
通りから「ひろしま駅ビル(ASSE)」が見える今だけの光景です。
南側から見た様子です。
東側から見た様子です。東端に1棟だけ残っています。まだ営業している店舗が一部ありましたが、再開発現場ではよく見かける光景です。
「Cブロック」北側の「マツダスタジアム」へ通じる道路です。
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