名古屋市 地上25階、高さ約115mの「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」 2014年9月6日の建設状況
-(仮称)新・第二豊田ビル新築工事-
「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」は、「第二豊田ビル」の「西館、東館」を一体的に建て替える再開発プロジェクトです。
「西館、東館」の解体工事が終わり、2014年6月4日に起工式が行われて着工しました。当初は2016年末としていた竣工時期は、2016年6月末に約半年間前倒しされます。
名古屋駅周辺は再開発ラッシュとなっているので、テナント獲得競争の激化により完成時期を早めて、テナントの獲得を少しでも優位に進めるためです。
(仮称)新・第二豊田ビル新築工事の概要
◆ 計画名-名駅四丁目10番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目27番2他
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩6分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.597m
◆ 敷地面積-4,234.26㎡
◆ 建築面積-2,198.93㎡
◆ 延床面積-47,583.21㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設(地下1階~地上1階)、シネマコンプレックス(2階~5階)、オフィス(6階~17階)、ホテル(18階~25階)
◆ 建築主-東和不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月04日(起工式)
◆ 竣工-2016年06月30日予定
「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」の建設現場をミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。
「西館」と「東館」の間にあった道路が西端に付け替えられて敷地か一体化しています。
重機がたくさん稼働しています。
ドイツ「バウアー(BAUER)」社製の自走式掘削機「BG掘削機」です。
「BG-22S」でした。
「オールケーシング掘削機」です。
「オールケーシング掘削機」です。「オールケーシング掘削機」は、全部で4台稼働していました。「地中障害物」の撤去にしては台数が多すぎです。別の用途のようです。
「山留め壁」の芯材の「H形鋼」と「ソイルセメント製造プラント」が見えます。「山留め壁」の構築が行われているようです。
しかし、「三点式パイルドライバ」と「セメントミルクプラント」が見当たりません。一般的な「ソイルセメント柱列壁工法(SMW工法)」とは違う別の工法で「山留め壁」を構築しているようです。
● CRM-P工法(大口径柱列ソイル工法)
「オールケーシング掘削機」で掘削を行い、芯材の「H形鋼」を建て込む、「CRM-P工法(大口径柱列ソイル工法)」が採用されているようです。間違っていたらゴメンナサイ・・・
「CRM-P工法(大口径柱列ソイル工法)」とは、掘削した現場の土砂を再利用して、製造された「ソイルセメント」を利用して、「山留め壁」を構築する工法です。
北東側から見た様子です。「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」の着工に合わせるように西隣の「名駅IMAビル」がリニューアル工事を行っています。
北西側から見た様子です。
「西館と「東館」の間にあった道路が、西端に付け替えられています。
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