理化学研究所発生・再生科学総合研究センター&先端医療センター病院 「iPS細胞」からから網膜細胞 世界初の移植手術実施!
-iPS細胞からから網膜細胞 世界初の移植手術実施-
神戸市の「理化学研究所発生・再生科学総合研究センター」と「先端医療センター病院は、2014年9月12日、「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」から作った網膜の細胞を、目の難病「加齢黄斑変性」の患者に移植する臨床研究の手術を行ったと発表しました。
日本経済新聞(2014/09/12)
世界初iPS手術、目の難病に実施 理研と先端医療財団
様々な組織や臓器の細胞に変化させられる「iPS細胞」を用いた再生医療は世界初です。京都大学の「山中伸弥教授」が生み出した「夢の細胞」は、2006年の誕生から8年で、本格実用に向け新たな段階に入りました。
理化学研究所の「高橋政代プロジェクトリーダー」らが移植用細胞の作製、先端医療センター病院の「栗本康夫・眼科統括部長」らが移植手術を担当しました。
「STAP細胞」のねつ造疑惑による大混乱で、「高橋政代プロジェクトリーダー」は、ツイッターに「まだ始まっていない患者さんの治療は中止も含め検討する」と投稿しして、その後にすぐ削除する程動揺していましたが、ちゃんと神戸で研究を続けていたんですね。
理化学研究所は、「CDB(発生・再生科学総合研究センター)」について、半分程度の規模に縮小することなどを盛り込んだ改革案を、文部科学省に提出しています。
私は「改革は必要だけれど規模を縮小する必要があるのか?」と怒り心頭ですが、これを機に復活の道を歩んで欲しいです。神戸市にとっても久しぶりに明るいニュースでした。
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