収容人員約25,000人の専用球技場「京都スタジアム(仮称)」 公募型プロポーザルの手続きを開始!
-京都スタジアム(仮称)-
関西では、専用球技場の建設と言えばガンバ大阪の「(仮称)吹田市立スタジアム」が注目を集めていますが、京都府でも専用球技場の建設が計画されています。
京都府は2014年9月3日に、京都府亀岡市保津町に計画している専用球技場「京都スタジアム(仮称)基本設計業務」の委託先を選定する公募型プロポーザルの手続きを開始しました。
引用資料 京都府・公式HP(2014/09/03)
京都スタジアム(仮称)基本設計業務に係る公募型技術提案(プロポーザル)の実施について
「京都スタジアム(仮称)」は、サッカーやラグビー、アメリカンフットボールなど高い需要があるものの国際試合や全国的な試合が開催できる施設が京都府内にないことから、青少年の健全育成を図る施設として計画しました。
2012年12月には、初期投資費用が安価なことや京都駅からのアクセスに優れていること、北部地域の活性化につながることなどを評価し、JR亀岡駅北側に位置する保津川沿川の農地を建設地に決めました。
計画によると、スタジアムはピッチ125m×85m程度、収容人員25,000人程度の規模で、基礎・造成工事を除く概算建設費は約100億円を想定しています。2015年度の着工、2016年度の竣工を目指しています。
京都府には、大阪府や兵庫県と違って大規模な専用球技場がありません。そのため専用球技場の建設構想が前からありましたが、最終的にはJR亀岡駅北側に決まりました。
京都駅から亀岡駅までは約20kmで、普通電車で時間にして30分足らずで着きます。しかし、山を越えるので、京都市民からもかなり心理的な距離感があります。
それ以上に大阪府など他の関西圏からの集客はかなり厳しいと思います。初期投資費用が安価という事ですが、集客に苦労するのは間違いありません。この場所の選択が果たして正しかったのでしょうか?
建設予定地は、JR亀岡駅の北約300mの亀岡市の都市公園内(予定)です。周囲はのどかな広々とした田園風景となっています。
2013年9月16日の「台風18号」の時は、「保津川」の氾濫で、このあたり一帯が完全に水没しましたが、その点は大丈夫なのでしょうか?
メインのアクセスとなる駅は、JR嵯峨野線(山陰本線)の「亀岡駅」です。
JR亀岡駅は、嵯峨野線の複線化時に駅舎が建て替えられ、立派な橋上駅舎となりました。島式2面4線の地上駅となっています。
島式2面4線ですが、ホームがあまり広くないので、満員の25,000人入った場合は、かなり混み合いそうです。
2013年9月16日の「台風18号」の時は、「保津川駅」の氾濫により線路が水没し、ホームも水没寸前でした。
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