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2014年11月18日 (火)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 2014年11月17日の建設状況

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体が1/5を補助)
◆ 工期(予定)-2011年度~2016年度


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南側から見た大規模にリニューアル工事が行われている阪神電気鉄道「甲子園駅」です。


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約2ヶ月半ぶりの撮影ですが、大屋根の骨組みが完成していました。


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大屋根の骨組みが完成したのに伴い、ここで稼働していた「タダノ」のオールテレーンクレーン「AR-5500M」が撤退していました。


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大屋根を見上げた様子です。


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南側に拡幅された部分です。


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隙間の部分に本設の「下り降車ホーム」が設置されます。


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北側から見た様子です。


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北側に拡幅された部分です。


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上り線ホームから見た大屋根です。


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仮設の「上り降車ホーム」がすべて撤去されていました。軌道の移設とホームの拡幅は、上り線から先に行うようです。


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北側のこの部分に「1番線」の軌道が移設されます。


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現在の「1番線」の軌道は、「上り線ホーム」となります。


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現在の「上り線ホーム」はかなり狭いですが、北側に拡幅される事により広くなります。


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下り線ホームから見た大屋根です。仮設の「下り降車ホーム」はまだ撤去されていません。


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仮設の「下り降車ホーム」の下の基本構造は完成しているようです。この部分に「4番線」の軌道が移設されます。


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ホーム東端から東側を見た様子です。すぐ東側では「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」が行われています。2つの事業は一体的に行われています。


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すでに下り線のレールが敷かれています。「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」は、下り線の高架橋がほぼ完成してつながっています。

 阪神電気鉄道では、「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」と「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」の2ケ所で高架工事が行われています。

 当初は、「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」の方が見た感じでは2年程工事が先行していましたが、「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」の方が猛烈に追い上げ逆転しています。 

 「太陽のSEASON」が過ぎて長距離を歩いても汗をかかなくなったので、近いうちに「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」と「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」の建設状況を撮影してUPしたいと思っています。

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