京都市 梅小路公園の拡張再整備 供用開始された「すざくゆめ広場 & 市電ひろば」
-梅小路公園の拡張再整備-
京都市は、「JR梅小路社宅」跡地の一部を活用して、京都水族館と鉄道博物予定地を結ぶ、公園の中心にあたる広場の拡張整備っを行っていました。
2014年3月8日(土)に、2つの新広場「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」を開園し、蓄電池車両に改造したチンチン電車の運行を再開しました。
● すざくゆめ広場(約5,700㎡)
大型遊具やカフェの設置により、子どもがのびのびと遊べ、大人も楽しめくつろぐことのできる賑わいと憩いの広場です。
日本で最初に走った路面電車であるチンチン電車を、「GSユアサ」から寄付を受け最新鋭のリチウムイオン電池を動力源に車両改造しました。土曜・休日等に市電ひろばとの間を運行します。
その他にも、大型遊具(全長14mのロングスライダー、高さ6mのロープ型ジャングルジム等)、カフェ(約100席)、市電展示室(明治後期に製造された「広軌1型」を当時の姿に復元)などが整備されました。
● 市電ひろば(約700㎡)
大正・昭和に製造され、「市民の足」として親しまれた市電車両4両の展示やプラットホームの演出が行われています。
市電車両4両は、市電店舗2両(京土産やオリジナルグッズの販売、京都の素材等を使用した軽飲食の提供等に活用)、市電休憩所2両(公園利用者のための無料休憩スペース)となっています。
「再整備エリア拡大図」です。再整備エリアの用地は、「JR梅小路社宅」跡地を活用しました。すべての用地を活用するのでは無く、「JR所有地」としてかなり残ります。
再整備エリアは緑も多いです。
花壇もきれいに整備されています。
大型遊具です。
大型遊具です。
「店舗(カフェ)」です。
「チンチン電車のりば」です。
チンチン電車の軌道です。「軌道緑化」が行われています。チンチン電車は、リチウムイオン電池を動力源に車両改造されているため架線がありません。
「市電ひろば」です。
市電車両4両の展示やプラットホームの演出が行われています。
市電の内部です。
「JR所有地」です。かなり広いです。JR西日本は将来的にこの部分に何を整備するのでしょうか?
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