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2014年12月

2014年12月31日 (水)

加古川市 (仮称)加古川中央市民病院建設整備事業 2014年12月29日の建設状況

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-(仮称)加古川中央市民病院建設整備事業-

 いろいろあった2014年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。

 兵庫県加古川市は、「加古川西市民病院(405床)」と「加古川東市民病院(198床)」を統合して、2016年秋に病床数603床の「(仮称)加古川中央市民病院」を開院する予定です。

 引用資料 → (仮称) 加古川中央市民病院について

 高層部は「ダブル十字型」の平面形状となっています。最近の大規模な病院は、高層部が「ダブル十字型」の病院が非常に多いです。
 それにしても前述の「岡山市立市民病院」にあまりにも外観が似ていたので不思議に思って設計者を確認すると同じ「久米設計」でした。

(仮称)加古川中央市民病院建設整備事業の概要
◆ 所在地-兵庫県加古川市加古川町本町439番地外
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-最高部約49m
◆ 敷地面積-29,037.17㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約48,000㎡(病院棟+講堂棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-基礎免震構造+制震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-603床(救急病床14床、E-ICU12床、G-ICU14床、HCU16床、NICU15床、GCU25床、MFICU6床を含む)
◆  診療科-(28診療科)総合内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科*、糖尿代謝内科、腎臓内科、神経内科、小児科、外科、消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、整形外科、形成外科、リハビリテーション科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、産婦人科、泌尿器科、脳神経外科、放射線科、麻酔科、精神・神経科、歯科口腔外科、病理診断科、救急科
◆ 建築主-(地方独立行政法人)加古川市民病院機構
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年03月19日(起工式)
◆ 竣工-2016年06月末日予定
◆ 開院-2016年秋予定


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「(仮称)加古川中央市民病院建設整備事業」の建設現場は、JR加古川駅の北西側で、一級河川「加古川」の南側です。「ニッケ(日本毛織)」の工場跡地です。


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「配置図」です。


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「(仮称)加古川中央市民病院建設整備事業」の建設現場です。このブログで加古川市のプロジェクトをUPするのは今回が初めてとなります。


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クローラークレーンの「ジブ」が折りたたまれています。すでにお正月休みに入っていました。


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躯体が地上に姿を現しています。


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隙間から内部を覗いてみました。


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北西側から見た様子です。


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堤防の先は、一級河川の「加古川」です。

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岡山市 新 岡山市立市民病院(2015年5月7日開院予定) 2014年12月29日の建設状況 

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-岡山市立市民病院-
 岡山市は、全国的に見ても高度医療に非常に恵まれた都市です。基本的に医学部は各県に1大学ですが、岡山県には「岡山大学、川崎医科大学」の2大学あります。人口が200万人以下で、医学部が2大学あるのは「栃木県、石川県、岡山県」だけです。

 特に岡山大学医学部は医療技術が高く、高度な病院の証である「日本臓器移植ネットワーク」の移植施設に、心臓(国内10施設)、肺(国内11施設)、肝臓(国内26施設)、小腸(国内13施設)、腎臓(中国四国23施設)に「岡山大学病院」が指定されています。特に「肺」に関しては世界トップクラスで、肺移植手術の回数は日本でダントツ1位です。

 岡山市には、病床数200床超の医療機関が17ヶ所あるようですが、医療機器の大型化などで病院施設が手狭となったり、老朽化などにより、相次いで建て替えや移転が行われいています。
 東日本大震災を受け、建物自体に免震構造や耐震構造を採用するなど、南海トラフを震源とする大地震発生が懸念される中、危機意識の高まりも反映されています。

● 岡山市立市民病院の移転
 岡山市の拠点病院である「岡山市立市民病院」は、現在は岡山市北区天瀬にありますが、岡山操車場跡地に移転します。病床数は現在とほぼ同じ400床で、2015年5月7日に開院予定です。

 引用資料 → 地方独立行政法人 岡山市立総合医療センター

岡山市立市民病院の概要
◆ 計画名- 岡山市立市民病院新築工事
◆ 所在地-岡山県岡山市北区北長瀬表町三丁目20番101他(市有地)
◆ 階数-地上8階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部36.85m
◆ 敷地面積-約18,584㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約7,000㎡(病院本体)
◆ 延床面積-約33,000㎡(病院本体)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-GL-24m付近より出現する洪積砂礫層を支持層とする「頭部鋼管巻き場所打ちコンクリート杭」
◆ 地震対策-基礎免震構造(積層ゴム支承、鋼製履歴系ダンパー、粘性系オイルダンパーなど)
◆ 用途-病院
◆ 病床数-400床(一般387床、結核病床7床、感染症病床6床)
◆  診療科-(基本とする標榜診療科18科)内科、小児科、心療内科(精神科)、神経内科、外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、皮膚科、泌尿器科、リウマチ科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、救急科
◆ 建築主-岡山市病院事業管理者
◆ 設計者・監理者-株式会社久米設計・株式会社宮崎建築設計事務所特定建設コンサルタント業務共同企業体
◆ 施工者-戸田建設株式会社・広成建設株式会社・蜂谷工業株式会社特定建設工事共同企業体
◆ 着工-2013年02月08日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2015年01月26日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開院-2015年05月07日予定


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配置図です。


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南東側から見た様子です。


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高層部は「ダブル十字型」の平面形状となっています。最近の大規模な病院は、高層部が「ダブル十字型」の病院が非常に多いです。使いやすい形状なんでしょうね。


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名称は「岡山市立市民病院」です。


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南西側から見た様子です。基礎工法は、GL-24m付近より出現する「洪積砂礫層」を支持層とする「頭部鋼管巻き場所打ちコンクリート杭」となっています。

 地震対策として、建物の1階床下に免震層を配置した「基礎免震構造(積層ゴム支承、鋼製履歴系ダンパー、粘性系オイルダンパーなど)」を採用しています。


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敷地西側部分です。


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「立体駐車場」が建設中です。


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東側から見た様子です。JR北長瀬駅南口のすぐ西側に建設中です。


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JR北長瀬駅を南口側から見た様子です。山陽本線の広島側の岡山駅の次の駅です。駅舎は豪華な作りになっています。

 開業が2005年10月1日と新しく、エレベーターや車椅子対応トイレも完備しており、バリアフリーが図られています。


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JR北長瀬駅の橋上駅舎と「岡山市立市民病院」は、歩行者デッキで直結します。


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この部分が結ばれます。


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歩行者デッキの基礎工事が行われています。


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JR北長瀬駅です。相対式2面2線の地上駅です。橋上駅舎となっています。線路が3本見えますが、真ん中の中線のように見える線路は、JR貨物の貨物駅「西岡山駅」の設備です。


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「岡山市立市民病院」は、JR北長瀬駅の下りホームのすぐ南側に建設中です。

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2014年12月30日 (火)

姫路市 姫路駅北駅前広場の整備 2015年1月7日(水)始発よりバス乗り場が大幅に変更!

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-姫路駅北駅前広場の整備-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わります。

 広場は、再整備する大手前通り(十二所前線以南)や隣接する西側の街区を加えると、約5倍の面積約30,000㎡に拡張されます。

● 姫路駅前バス乗り場が大幅な変更
 姫路駅前再開発工事が最終段階に入ってきています。これに伴い、現:神姫バスターミナル乗り場が閉鎖となることから、2015年1月7日(水)始発より バス乗り場が大幅に変更 になります。 新バスターミナル全面オープンは、2015年3月下旬予定です。

 神姫バス 新着情報(PDF:2014/12/15)
 再開発工事に伴い、平成27年1月7日(水)始発より姫路駅前バスのりばが大幅に変更となります。  


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整備中の「姫路駅北駅前広場」です。


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南側に完成した「バス乗降場」に続き、北側に島式の「バス乗降場」が整備中です。


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島式の「バス乗降場」は、先に南側に完成した「バス乗降場」の北側に整備中です。


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2015年1月7日(水)始発より供用開始される島式の「バス乗降場」です。レンガが敷かれています。


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「エレベーター」です。


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島式の「バス乗降場」を南西側から見た様子です。


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バス乗降場の部分には、「ピンコロ石」が敷かれています。


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島式の「バス乗降場」を西側から見た様子です。


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地下街「グランフェスタ」と通じる階段とエスカレーターです。


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島式の「バス乗降場」を北西側から見た様子です。


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バス乗降場の部分には、「ピンコロ石」が敷かれています。


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「連絡デッキ」の下も島式の「バス乗降場」となります。


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島式の「バス乗降場」の西端を北東側から見た様子です。


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次に、島式の「バス乗降場」の北側の現:神姫バスターミナル乗り場の部分に、相対式の「バス乗降場」が整備されます。新バスターミナル全面オープンは、2015年3月下旬予定です。


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「キャッスルビュー(眺望デッキ)」から北側を見た様子です。


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「大手前通り」の正面には、「平成の大修理」が行われている世界遺産の国宝「姫路城」が見えます。2015年3月27日に「姫路城」はグランドオープンを迎えます。

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姫路市 姫路ターミナルスクエアビル 2014年12月29日の建設状況

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-姫路ターミナルスクエアビル-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わります。

 関連工事として、「西側一般車乗降場」の上に神姫バスにより「神姫バス」により「姫路ターミナルスクエアビル」が建設中です。
 概要は、地上9階、高さ41.85m、延床面積13,134.16㎡となっています。2015年春のオープン予定です。


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「姫路ターミナルスクエア」のロゴです。 


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JR姫路駅の中央コンコース前あたりから見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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歩行者デッキの階段から見た様子です。


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下層階部分です。「姫路ターミナルスクエアビル」の1階部分には、東側と南側に「バスターミナル」、西側に「西側一般車乗降場」を整備します。


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2階の半円形の特徴的な外観部分です。


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「姫路ターミナルスクエアビル」の1階南側の「バス乗降場」です。屋根の設置も終わっています。奥は「西側一般車乗降場」となります。


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1階東側も「バス乗降場」となります。


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この部分も「バス乗降場」となります。


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「姫路ターミナルスクエアビル」の2階部分で、既存の歩行者デッキと2本の歩行者デッキで接続されています。


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南側の屋根付きの歩行者デッキです。


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2階部分と3階部分の植栽も終わっています。


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北側の屋根付きの歩行者デッキです。


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歩行者デッキを北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北側の道路です。


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北側の「西側一般車乗降場」の入り口です。「西側一般車乗降場」の入り口から東側分部の既存の道路は廃止されます。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。

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2014年12月29日 (月)

フォーシーズンズホテル京都 2014年12月22日の建設状況

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-フォーシーズンズホテル京都-
 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」は、カナダに本拠を置く高級ホテルチェーンです。日本国内には現在、「フォーシーズンズ・ホテル丸の内 東京」の1ヶ所のみです。

 「フォーシーズンズホテル京都」は、武田病院グループが運営していた「東山武田病院」の跡地に建設されています。
 祇園、清水寺、京都国立博物館、三十三間堂などの観光名所にも近接した大変利便性の高い場所です。

 「フォーシーズンズホテル京都」を開発するのは、マレーシアの「ベルジャヤ・ランド」です。建物はL字型で、地上4階、地下3階となっています。

 客室数は179室(123室と56室の長期滞在用ユニット)で、客室のほか宴会場や会議室、チャペル、レストラン、ラウンジ、プール、スパなどを整備します。総事業費は約420億円、開業は2016年春を予定しています。

フォーシーズンズホテル京都の概要
◆ 計画名-(仮称)京都東山ホテル開発計画
◆ 所在地-京都府京都市東山区馬町通妙法院北門前妙法院前側町447-1、他
◆ 階数-地上4階、地下3階
◆ 高さ-塔屋等の高さ14,80m
◆ 敷地面積-20,478.06㎡
◆ 建築面積-8,093.47㎡
◆ 延床面積-34,725.42㎡(容積対象外面積2,644.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-179室(123室と56室の長期滞在用ユニット)
◆ 建築主-京都東山ホスピタリティアセット特定目的会社
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2013年09月01日
◆ 開業-2016年春予定
◆ 総事業費-約420億円


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西側の通り「東大路通」沿いの北西側から見たイメージ図だと思われます。


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南側の通称「女坂」から見たイメージ図だと思われます。


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仮囲いに掲示してある「フォーシーズンズホテル京都」のロゴです。


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敷地は「L字型」の20,478.06㎡です。敷地の形状に合わせて7棟の低層の建物を配置します。

 敷地内には800年の歴史を持つといわれる「積翠園(しゃくすいえん)」がありますが、ホテルの庭園として保存します。


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西側の通り「東大路通」沿いの北側のゲートです。


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「クローラークレーン」です。


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西側の通り「東大路通」沿いの南側のゲートです。


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敷地が「L字型」のため南側は「妙法院」と「智積院」の間の坂道に接しています。


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この急な坂道は近くに「京都女子大学」および系列の学校があるので通称「女坂」と呼ばれています。

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学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2014年12月25日の建設状況

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-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-

 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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少し東寄りです。


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敷地東側部分です。「逆打ち工法」では、最初に1階床を完成させて、重機等が乗入れる「作業床」として使用します。すでに「ラフテレーンクレーン」と「油圧ショベル」が1階床の上で稼働しています。


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鉄筋の配筋が行われています。


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たくさんの方が、鉄筋の配筋の作業しています。


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更に西側です。


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敷地西端部分です。


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「1次根切り(掘削)」が最終段階となっています。

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2014年12月28日 (日)

名古屋鉄道、近畿日本鉄道、三井不動産 名古屋駅に地上50階~60階の大型複合ビルを建設!

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-名古屋駅ビル-

 「名古屋鉄道」は、名古屋駅前の再開発事業を担当する「名駅再開発推進室」を2014年7月1日付で設置しました。

 2027年のリニア中央新幹線開業をにらみ、名鉄百貨店本店などのビルの建て替え、名鉄名古屋駅の改修を柱とする基本計画づくりを、「特命チーム」の新設で計画を加速しています。

 日本経済新聞の報道によると、「名古屋鉄道、近畿日本鉄道、三井不動産」は、名古屋駅に地上50階~60階建ての大型複合ビルを建設するようです。
 総事業費は約2000億円で、リニア中央新幹線が開業する2027年までの開業を目指します。

 日本経済新聞(2014/12/27)
 名古屋駅ビルに2000億円 名鉄など、リニア開業視野 

 高さは不明ですが、最近のオフィスビルは階高が5mくらいあるので、地上50階なら高さ250m、地上60階なら高さ300mくらいになると思われます。

 再開発の対象範囲は、北側から「名鉄百貨店本館、名古屋近鉄ビル、名鉄バスターミナルビル、大手町建物名古屋駅前ビル、名鉄レジャック」を想定しています。

 「2027年までの開業を目指す」とかなり先の話になります。なにせ地下に「名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅」があるので、再開発を行う場合は超の上に超が付く難工事が予想されます。
 また一気に再開発を行うと商業施設の売上が建て替え期間中は0円になるので、当然工期を分けて行われます。そのため工期は10年近くになると思われます。


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名鉄百貨店本館
 一番北側の地上10階、地下2階の「名鉄百貨店本館」です。名鉄百貨店は名古屋鉄道の100%子会社です。


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名古屋近鉄ビル(近鉄パッセ)

 地上10階、地下1階の「名古屋近鉄ビル」です。近鉄日本鉄道グループの「近鉄百貨店名古屋店」が入っています。「近鉄パッセ」の名称で有名です。


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名鉄バスターミナルビル(名鉄百貨店本店メンズ館)

 地上18階、地下1階の「名鉄バスターミナルビル」です。名鉄百貨店本店の「メンズ館」が入っています。

 ちなみに名古屋名物「ナナちゃん人形(身長610cm)」は、メンズ館1階のエントランス前にいます。

 他に、名鉄バスセンター、名古屋鉄道本社および関連企業のオフィス、名鉄グランドホテルなどが入っています。


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大手町建物名古屋駅前ビル(旧ヤング館)

 地上11階、地下1階の「大手町建物名古屋駅前ビル」です。かつて名鉄百貨店のヤング向け別館が入っていました。現在はヤマダ電機の「LABI名古屋」がメインテナントとなっています。

 「大手町建物名古屋駅前ビル」は場所的に名古屋鉄道系のビルのイメージがありますが、名古屋鉄道系ではありません。正確には分かりませんが、三井不動産系のビルのようです。


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名鉄レジャック

 「大手町建物名古屋駅前ビル」から太閤通を越えた南側にあるレジャー施設「名鉄レジャック」も再開発の想定範囲のようです。


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地上8階の「名鉄レジャック」です。

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四条河原町エリア オープンした日本最大級・最多フロアの「H&M KYOTO」

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-H&M KYOTO-

 「H&M」は、日本国内で怒涛の勢いで出店しています。「H&M」の出店は普通の光景になったので、もうあまりニュースにもなりませんが、意外にも京都府内にはありませんでした。

 京都にも遂に「H&M」がやってきました。場所は四条河原町交差点のすぐ北側の「京都市中京区河原町通四条上る二丁目下大阪町354」で、2014年11月29日(土)にオープンしました。
 大規模小売店舗立地法の届出では、2014年10月1日がオープン予定日だったので、少し遅れたようです。

 ナムコのゲームセンター「ワンダータワー京都店」が入っていた「四条河原町ビル」をリニューアルし、「H&M KYOTO」がテナントとして入居しました。
 7フロアで、売場面積は日本最大級の約3,400㎡です。レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー、ベビーなどの全コンセプトを展開しています。


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正面から見た様子です。


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「H&M」のロゴです。景観条例が非常に厳しい京都市ですが、大きな赤いロゴはOKが出たんですね。


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南西側から見た様子です。


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1階部分です。

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2014年12月27日 (土)

梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事 2014年12月25日の状況

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-梅田1丁目1番地計画-
 黒田博樹投手が、8年ぶりに古巣・広島への復帰を決めたそうです。年俸は総額4億円超とみられます。「パドレス」に至っては年俸1,800万ドル(約21億6000万円)を提示していました。

 人生はお金じゃないとは言いますが、お金でほぼすべての事が解決出来るのも事実です。私は貧乏人なので、「人生はお金!」と思っている派です(笑)。

 「育ててもらった広島で野球人生の集大成を飾る道を選んだ」という男気あふれる決断でカッコ良すぎます。
 こんなサムライがまだ日本にいたのか!と朝から爽やかな気分です。私は阪神ファンですが、来シーズンは広島に優勝して欲しいと心から思います。

 本題に戻って、阪急阪神ホールディングスは、阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画(阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を2014年10月1日に事業着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2014/09/25)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画) 2014年10月1日(水)に事業着手します ~ 2022年春頃の全体竣工を目指します ~

 Ⅰ期工事として、新阪急ビル解体工事を開始します。今後も行政及び関係先と引き続き協議を行い、2022年春頃の全体竣工を目指します。

梅田1丁目1番地計画ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1番他(地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 敷地面積-約12,200㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約257,000㎡(容積率2,000%)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、ホール等
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年秋頃予定(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年春頃予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年春頃予定
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年秋頃予定
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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解体工事が行われている「新阪急ビル」です。建物全体に足場の設置が終わっています。年明けから重機を使った本格的な解体工事が始まるのでしょうか?

 解体工事の工事名は「梅田1丁目1番地計画 新阪急ビル地上等解体工事」で、解体工事の工期は、2014年10月1日~2015年7月31日(予定)となっています。


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塔屋も足場の設置が終わっています。


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「新阪急ビル」を北東側から見た様子です。


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「新阪急ビル」を南東側から見た様子です。


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「新阪急ビル」の西側壁面も足場の設置が終わっています。


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「新阪急ビル」を南西側から見た様子です。


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「大阪神ビルディング」の東側解体工事着手は、2015年春頃の予定です。


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「梅田新歩道橋(よろこビックリ梅田新歩道橋)」の周辺に空調設備が移設されています。


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地上から見た空調設備です。


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道路の植栽が撤去されています。工事に伴う車線の変更が行われるのでしょうか?


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「大阪神ビルディング」1階の北側でも工事が行われています。内部でどんな工事が行われているのか? 外からは見えないのでよく分かりません・・・


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工事名は「梅田1丁目1番地計画 大阪神ビルディング階段施工に伴う盛替工事」で、工期は、労災保険関係成立票によると2014年2月17日~2015年5月30日(予定)となっています。


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「梅田新歩道橋(よろこビックリ梅田新歩道橋)」の階段が閉鎖されて工事が行われています。

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京都・嵐山 日本初進出のスターウッド最高級カテゴリーブランド「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」 2014年12月22日の建設状況

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-翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都-
 森トラストグループは、京都・嵐山にて計画中の「(仮称)京都嵐山計画」を、日本初進出となる、「スターウッド ホテル&リゾート」の最高級カテゴリーブランド「翠嵐(すいらん) ラグジュアリーコレクションホテル 京都」として2015年春に開業することで、「スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.」と合意しています。

 引用資料 森トラスト・プレスリリース(PDF:2014/12/02)
 日本初進出のスターウッド最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」 保津川越しに嵐山の絶景を望む歴史的景勝地に誕生 「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」2015年春開業(予定) 

 「ラグジュアリーコレクション」は、世界約100ヶ国で1200のホテルを所有・運営する「スターウッド ホテル&リゾート」が展開する9つのブランドの中でも、最高級カテゴリーに位置付けられるホテルブランドで、今回が日本初進出となります。

 京都の外資系高級ホテルは、2006年に「ハイアットリージェンシー京都」、2014年2月に「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業しました。
 2016年には「フォーシーズンズホテル京都」が営業開始する予定です。国際観光都市の京都では、外資系高級ホテルのオープンが続いています。

「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の概要
◆ 計画名-(仮称)京都嵐山計画
◆ 所在地-京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12番
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 敷地面積-4,429.2㎡
◆ 延床面積-2,999.9㎡
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-39室
◆ 建築主-森トラスト
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年01月07日(着工)、2014年01月15日(地鎮祭)
◆ 開業-2015年春予定


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ホテル計画地周辺図です。「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」は、世界遺産の「天龍寺」、紅葉が有名な「宝厳院(ほうごんいん)」、桜や紅葉の名所で知られる亀山公園に隣接し、敷地前面には「保津川」が流れる超一級の歴史的景勝地に開業します。


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「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」です。


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嵐山地区は、景観条例が特に厳しい場所です。高さが低くてあまり目立たないので着工前との変化が分かりにくいと思います。「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の着工前の写真も載せておきます。


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奥まった場所に建設中なので、建設現場は外から見る事が出来ません。この参道のような部分も敷地です。生垣の右側は「小倉百人一首殿堂 時雨殿」です。


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「保津川」沿いの遊歩道から見た様子です。「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の建設地は、老舗旅館「嵐亭(らんてい)」があった場所です。

 「嵐亭」は京阪電気鉄道の子会社「京都センチュリーホテル」から「森トラスト」に2011年12月に売却されました。


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嵐山地区は、2013年9月16日に「台風18号」による大規模な洪水に見舞われ、多くの旅館や売店が被災しました。

 あれから1年以上経過して、パッと見はすっかり元通りに戻ったように見えます。しかし、写真では分かりませんが、川沿いを歩くと洪水による水害の爪痕はまだあちこちに残っています。

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2014年12月26日 (金)

京都大学(医病)総合高度先端医療病棟 2014年12月22日の建設状況

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-京都大学(医病)総合高度先端医療病棟-

 「京都大学」は、京大病院東構内に「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」を建設しています。

 概要は、免震構造の地上8階、地下1階、最高部高さ34.99m、延床面積22,708.19㎡となっています。「接続棟」と「渡り廊下」も同時に建設します。

 災害発生時の対応強化や、重症患者の転送受入、臓器移植時の搬送などに対応するため、屋上部にヘリポート(24m×24m)を設置する計画です。病床数は計414床を予定しています。


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南東側から見た様子です。地上に姿を現していました。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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建設中の「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」の北側にある2010年3月に竣工した「積貞棟」です。

 「積貞棟」は、任天堂の故山内溥氏により、築後30年以上が経過した病棟を抱える本院の現状に「京大病院にふさわしい病棟を建ててほしい」との寄附により建設されました。

 概要は、地上8階、地下1階、延床面積約20,379㎡なので、「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟」の方が少し広くなります。

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2014年12月25日 (木)

京都河原町通りのファッションビル (仮称)京都BAL再開発計画 2014年12月22日の建設状況

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-(仮称)京都BAL再開発計画-

 河原町通りのファッションビル「京都BAL」の全面建て替えが行われています。旧京都BALの南隣にテナントがずっと入らない幽霊のような空きビルがありましたが、そのビルも一体的に再開発されています。

 旧京都BALは、途上8階、地下2階、延床面積約9,400㎡でした。「(仮称)京都BAL再開発計画」は、地上6階、塔屋1階、地下2階と階数が2階減りますが、敷地面積が広くなるので、延床面積18,552.96㎡とほぼ2倍になります。

 売場面積約11,000㎡を確保する見込みで、ジュンク堂書店や無印良品など従来の店舗は新しいビルにそのまま入る予定です。オープンは2015年秋頃を予定しています。


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約4ヶ月ぶりの撮影でしたが、一気に地上に姿を現していました。


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鉄骨建方が行われています。


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。

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(仮称)京都BALアネックス計画 オープンした「フライング タイガー コペンハーゲン 京都河原町ストア」

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フライング タイガー コペンハーゲン 京都河原町ストア-

 「Zebra Japan」は、2014年11月20日に、京都市にライフスタイル雑貨ストア「Flying Tiger Copenhage(フライングタイガーコペンハーゲン)京都河原町ストア」をオープンしました。

 フライング タイガー コペンハーゲン(PDF:2014/10/24)
 「Flying Tiger Copenhagen 京都河原町ストア」11月20日(木)オープン!

 出店場所は、河原町通りに面した商業施設「ミーナ京都」の向かい側にあったパチンコ店跡地です。「(仮称)京都BALアネックス計画」として建設されました。

 日本屈指の観光地で、世界的にも知名度の高い古都・京都にオープンすることで、新たな情報発信の場を設けます。

 店舗は3フロア構成で、1階・2階に「Flying Tiger Copenhage(フライングタイガーコペンハーゲン)京都河原町ストア」、3階には、新業態のゲームバー「Spilbar Flying Tiger」を、デンマーク・コペンハーゲンに続く世界2号店「Spilbar KYOTO(スピルバー 京都)」として国内初出店しました。

● スピルバー 京都
 「Spil」はデンマーク語でゲーム、「Bar」はコーヒーやお酒を飲みながら人々が集まる場所という意味で、楽しいという感情を共有することで、人と人との直接的なつながりをつくりたいという思いを込めています。

 店内には、卓球やテーブルサッカー、ボードゲームなどをはじめとした、少人数から大人数まで楽しめるゲームを用意しています。


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北西側から見た様子です。


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1階を南側から見た様子です。


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1階を北側から見た様子です。


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店舗は3フロア構成で、1階・2階が「Flying Tiger Copenhage(フライングタイガーコペンハーゲン)京都河原町ストア」、3階が「Spilbar KYOTO(スピルバー 京都)」となっています。

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2014年12月24日 (水)

西日本鉄道 京都・木屋町通 プレミアムタイプの宿泊主体型ホテル「(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画」の建設予定地

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-(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画-

 「西日本鉄道」は、福岡市に本社を置く、鉄道路線、バス路線などの路線網を持つ大手私鉄です。

 「西日本鉄道」は、2016年夏に京都市中京区の木屋町御池南東角にプレミアムタイプの宿泊主体型ホテルを開業する予定です。
 京都への出店は初めてで、国際観光都市・京都への進出でブランドイメージを高め、関西への本格進出の足がかりにします。

 引用資料 西日本鉄道・ニュースリリース(PDF:2014/08/01)
 京都にプレミアムタイプのホテルを出店します

 進出予定地は、市営地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩1分で、鴨川に面した好立地で、四条河原町にも近く、五山の送り火や東山などの眺望も楽しめます。

 地上5階、地下1階、ツインを中心に約200室を設けます。外観や内装は和の風情を取り入れ、投資額は約100億円を予定しています。

 関西では、「ソラリア」の名称を聞くことはほとんどありませんが、「西日本鉄道」の「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」である福岡市の天神地区には、「ソラリア」の名称が付く施設が集積しています。 

 私は、転勤で半年くらい福岡市に住んだことがありますが、職場が天神地区にあったので「ソラリア」の施設で買い物をして、「ソラリア」の施設で映画を見るような生活をしていました。

(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町509番2他
◆ 交通-地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約18m
◆ 敷地面積-2,171.76㎡
◆ 建築面積-約2,000㎡
◆ 延床面積-約9,200㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 客室数-200室程度(ツインルームがメイン)
◆ 建築主-西日本鉄道
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2015年03月20日予定
◆ 竣工-2016年07月20日予定
◆ 開業-2016年夏予定
◆ 総投資額-約100億円


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「位置図」です。京都最大の繁華街である「四条河原町」に近接した三条エリアで、京都を代表する景勝地である「鴨川」に面し、東山への眺望も望める絶好のロケーションです。

 地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分と、抜群の交通アクセスです。


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南東側の「鴨川」沿いの遊歩道から見た建設予定地です。奥に見えるのは「京都ホテルオークラ」です。


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北西側から見た建設予定地です。


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現在は駐車場となっています。


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「(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画」の建築計画の概要です。

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京阪電気鉄道 京都・四条河原町 店舗とホテルの複合ビル「BIO-Style京都・四条河原町プロジェクト」の建設予定地

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-BIO-Style京都・四条河原町プロジェクト-
 京阪電気鉄道は、「京都タカシマヤ」と「ザ・京都レジデンス四条河原町」に挟まれた敷地に「BIO-Style京都・四条河原町プロジェクト」を建設する予定です。

 引用資料 京阪電気鉄道・最新情報(2014/11/05)
 「BIO-Style」と京都・四条河原町での展開について

 「BIO-Style京都・四条河原町プロジェクト」は、敷地面積約3,800㎡に建設されます。概要は、地上9階、地下1階、延床面積約24,500㎡となります。

 フロア構成は、地下1階~3階が店舗(オーガニックショプ・ カフェ 、レストラン、スパ、エテ スパ、エステなど )、4階~9階がホテルとなります。


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建設予定地は、「京都タカシマヤ(高島屋京都店)」の南側の一等地です。


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南東側から見た建設予定地です。北側の建物は「京都タカシマヤ(高島屋京都店)」です。


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東側から見た建設予定地です。まだ「建築計画の概要」は掲示されていませんでした。


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北東側から見た建設予定地です。南側には「ザ・京都レジデンス四条河原町」が建設中です。


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「京阪電気鉄道」が建設している地上11階、地下1階、総戸数204戸(+店舗1戸)のマンション「ザ・京都レジデンス四条河原町」です。すでに全戸完売しています。

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2014年12月23日 (火)

京都市 京都随一の繁華街「四条通」の歩道拡幅 2014年12月22日の工事状況

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-四条通歩道拡幅-

 京都市は、「歩くまち・京都」を掲げる市の重点事業として「四条通」の歩道拡幅を行っています。工期は2014年11月17日~2015年10月末の予定です。

 引用資料 京都市・公式HP 広報資料・お知らせ(2014/11/04)
 四条通歩道拡幅工事の着手について

 整備は、基本的に現行3.5mの歩道幅を6.5m拡幅し、車道を片側1車線に狭めます。車両の停車スペースを設ける箇所の歩道幅は約4.2mとなります。

 バス停は、現在は東西行き合わせて16ヶ所に分散していますが、歩道拡幅後は計4ヶ所(西行き2ヶ所、東行き2ヶ所)に集約します。
 拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」とする予定で、バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。

 タクシー乗り場は、拡幅した歩道に切り込む形で整備します。また、物流業者の荷物の積み卸しや一般車両の乗降などのために停車できる「沿道アクセススペース」を確保します。

● かなり思い切った取り組み
 都心の幹線道路の車線を減らすのは全国初の取り組みで、不便を強いられると関係者も多いので、反対意見も多かった事が容易に想像出来ます。

 大阪と同じで、京都も外国人観光客が急増しています。京都は明確に「観光で生きる!」事を鮮明にしています。つい最近、景観保全を目的にした行政代執行も行われました。

  時間がゆっくり流れる京都ですが、世界屈指の観光資源を持つ京都は何もしなかった事が逆に良かったように私は思います。時代が京都に味方しています。

 幸いにも京都府に本社を置く企業の業績も好調で、「村田製作所、日本電産、京セラ」が時価総額2兆円超、「任天堂、オムロン」が時価総額1兆円超です。
 正確に計算した訳ではありませんが、京都府に本社を置く上場企業の株式時価総額の合計は、東京都、愛知県、大阪府、神奈川県に次いで多いと思われます。
 兵庫県は意外にも時価総額1兆円超は、「シスメックス」の1社のみです(2014年12月22日終値時点)。


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区間は、「四条通(川端通から烏丸通まで)」の延長1,120m(幅員22m)です。事業費は、約29億円となっています。


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「整備後のイメージ」です。バス停は、拡幅した歩道からさらに道路に張り出した「テラス型バス停」とする予定です。

 バスの停車中、後続の車両は車道で発車を待つことになります。これにはビックリ仰天です。「通過するだけの車両は四条通を走るな!」という明確な京都市の意思表示ですね。


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現在の「四条通」です。車道は4車線となっています。


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しかし、両側の歩道側の車線は、駐停車車両によりほとんど機能していません。歩道側車線のスペースを活用し、歩道を拡幅します。


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すでに本格的に歩道の拡幅工事が始っています。


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歩道が拡幅される部分です。


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現在の歩道幅員は3.5mとかなり狭いです。土・日・祝日は通行人で溢れかえります。


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歩道の拡幅工事の様子です。この部分は「タクシー乗り場」もしくは「沿道アクセススペース」のようですね。


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工事区間は、車道2車線となっています。渋滞していましたが、なんとか動いていました。


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「車道狭っ!」と感じますが、完成時は中央に「ゼブラゾーン(車両の走行を誘導するための縞模様の導流帯)」が設けられるのでもう少し広くなります。


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複数ヶ所で歩道の拡幅工事が行われています。

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おめかし(外装リニューアル)が終わり、美しく生まれ変わった「大丸京都店」

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-大丸京都店-

 J.フロントリテイリンググループの大丸松坂屋百貨店「大丸京都店」は、2014年10月8日(水)に外装リニューアルオープンしました。

 「大丸京都店」は、半世紀ぶりに外装リニューアル工事を「竹中工務店」の施工で行いました。
 外装コンセプトは、 ”心斎橋店をモチーフに神戸店・札幌店の「ネオ・クラッシック」デザインの流れを継承し、永続性と大丸のアイデンティティを表現。” となっています。

 「大丸京都店」のシンボル、「孔雀のモニュメント」の修復や大型のデジタルサイネージ(縦1.2m×横6.7m)を設けて地域のランドマークを目指しています。


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南東側から見た様子です。”おめかし” が終わり外観すべて姿を現していました。


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東側壁面も綺麗に。”おめかし” がされています。外装は、古典主義建築の定石であるファサード表現「3層構成」を踏襲しています。


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上層階は「塗り壁(クラウン)」となっています。


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中層階は「レンガタイル(ボディ)」となっています。


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下層階は「大理石(ベース)」となっています。


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真新しい「DAIMARU」のロゴです。


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正面です。


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孔雀のブロンズ像の背面に縦11m×横6.6mの「太陽光パネル」を設置しています。外装の雰囲気を損なわないように配慮した、ガラスと一体化した太陽光パネルを採用しています。


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孔雀のブロンズ像です。「大丸京都店」のシンボル、縦7m、横5m、重さ2.5トンの「孔雀のモニュメント」が修復されて復元されています。


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西側壁面です。


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地上15.5mの壁面には、縦1.2m×横6.7mの大型の「デジタルサイネージ」が設置されています。大型と言っても京都らしく景観を損なわないように非常に控え目です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から引いて見た様子です。

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2014年12月22日 (月)

三井不動産 (仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業 2014年12月15日の建設状況

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-(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業-
 「三井不動産」は、2014年7月17日(木)に吹田市千里万博公園で、「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」の本体工事に着工しました。

 三井不動産・ニュースリリース(2014/07/17)
 「エキスポランド」跡地のエンターテインメントとショッピング機能を兼ね備えた大型複合施設 「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」7月17日着工 2015年秋開業予定

 敷地面積約172,239.68㎡、施設は鉄骨造地上1~3階建(一部地下1~2階建)、立体駐車場を含めた総延床面積約223,000㎡です。

 「海遊館」が手がける新しいタイプの水族館や日本最大級の観覧車、エンターテインメント空間の中で英語を学べる日本初の「エデュテイメント」施設、人気キャラクターをテーマにした体験型「エデュテイメント」施設、大自然を五感で体感する映像施設、日本最大級の超大型スクリーンを備えたシネマコンプレックスなどを誘致します。

(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園地内23-17一部他
◆ 交通-大阪モノレール万博記念公園駅徒歩2分
◆ 階数-地上1~3階(一部地下1~2階)
◆ 敷地面積-172,239.68㎡
◆ 延床面積-約223,000㎡
◆ 店舗面積-約88,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ショッピングセンター、水族館、複合映画館、教育施設、大型観覧車、フードコート、スポーツ施設など
◆ 店舗数-約300店
◆ 駐車台数-約4,100台
◆ 建築主-三井不動産
◆ 環境デザイン-フェルナンド・バスケス
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店、竹中土木JV
◆ 着工-2014年07月17日(安全祈願祭)
◆ 竣工・開業-2015年秋予定


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大阪モノレール「万博記念公園駅」前から見た様子です。


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「大阪モノレール」の車窓から「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」の工事現場を西側から東側に見ていきます。


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更に東側です。


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更に東側です。


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地上から見た「ブレース」です。


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更に東側です。奥の多数のクローラークレーンは、ガンバ大阪の「(仮称)吹田市立スタジアム」の工事現場です。


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敷地の北東側でも何かの工事が始まっています。


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仮囲いが一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。何の工事でしょうか?


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南西側から見た様子です。敷地は南西側が高くかなり高低差があります。完成後に施設を移動するにはなかりの上下動が必要になりそうです。


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西側から見た様子です。


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敷地北西側の建物です。


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北東側から見た様子です。下の道路は「万博外周道路」です。


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アップです。


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東側の「万博外周道路」沿いのゲートです。


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盛土の盛り方を変更しています。


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この部分は何でしょうか?

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2014年12月21日 (日)

豊中市 (仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業 2014年12月15日の建設状況

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-(仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業-

 「読売新聞、讀賣テレビ放送、関西電力、関電不動産、MID都市開発」の5社は、大阪府豊中市の千里中央にある「よみうり文化センター」の再整備事業を計画しています。

 引用資料 関電不動産・ニュースリリース(PDF:2014/04/02)
 よみうり文化センター(千里中央)再整備事業 4月着工 

 地上51階、地下1階、高さ184.92m、延床面積108,716.01㎡の大規模再開発プロジェクトとなります。

 「Ⅰ期工事」として事業計画地南側の「タイムズよみうり文化センター駐車場」を解体し、商業施設を整備した後、Ⅰ期部分を供用しながら北側の「よみうり文化センター」を解体し、「Ⅱ期工事」として住宅施設・商業施設を整備します。

(仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業の概要
◆ 所在地-大阪府豊中市新千里東町一丁目1番の3
◆ 階数-地上51階、地下1階(住宅施設)、地上7階、地下1階(商業施設)
◆ 高さ-最高部184.92m(住宅施設)、37.14m(商業施設)
◆ 敷地面積-12,239.48㎡(施設全体)
◆ 建築面積-10,353.63㎡(施設全体)
◆ 延床面積-108,716.01㎡(容積対象床面積73,346.45㎡)
◆ 構造-(商業施設)鉄骨造、(住宅施設)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-543戸
◆ 建築主-(商業施設)読売新聞、讀賣テレビ放送、(住宅施設)MID都市開発、関電不動産、関西電力
◆ 設計者-(商業施設)日建設計、(住宅施設)大林組
◆ 施工者-(商業施設)清水建設、(住宅施設)大林組
◆ 工事期間
 ◇ 商業施設Ⅰ期新築-2014年04月中旬~2015年06月下旬予定
 ◇ 既設建物解体-2015年07月上旬~2016年01月下旬予定
 ◇ 商業施設Ⅱ期新築-2016年02月上旬~2017年03月下旬予定
 ◇ 住宅施設新築-2016年02月上旬~2019年04月下旬予定


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施設の平面図です。


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Ⅰ期工事(タイムズよみうり文化センター駐車場の敷地)

 先に、「Ⅰ期工事」として南側の「タイムズよみうり文化センター駐車場」を解体し、商業施設を整備します。約4ヶ月ぶりの撮影でしたが、一気に鉄骨が地上に姿を現しており驚きました。


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少し角度を変えた様子です。


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タワークレーンを建てずに、「クローラークレーン」で鉄骨建方を行うようです。


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部材が並べられています。


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柱を自立させるための「建入れ直し治具」です。鉄骨建方時に「建入れ直し治具」をセットする事により柱は自立します。

 「建入れ直し治具」は、柱の転倒防止、目違い調整、倒れ調整、レベル調整などのために取り付けます。


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南側壁面です。


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大阪モノレール「千里中央駅」のホーム西端から見た様子です。


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Ⅱ期工事(よみうり文化センターの敷地)
 
 商業施設を整備した後、Ⅰ期部分を供用しながら北側の「よみうり文化センター」を解体し、「Ⅱ期工事」として住宅施設・商業施設を整備します。

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JCHO大阪病院(旧大阪厚生年金病院) 2014年12月18日の建設状況

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-JCHO大阪病院(旧大阪厚生年金病院)-

 「JCHO大阪病院(独立行政法人地域医療機能推進機構大阪病院)」は、大阪市福島区福島四丁目にある地域医療支援病院・救急指定病院・大阪府がん診療拠点病院です。

 「大阪厚生年金病院」の名称で親しまれてきましたが、2014年4月から「独立行政法人地域医療機能推進機構」に経営母体が変わり、名称が変更になっています。
 許可病床数565床(一般病床)で、「大阪病院附属看護専門学校(旧大阪厚生年金看護専門学校)」を併設しています。

● 新病院建設工事
 「JCHO大阪病院」は、 地上13階、塔屋2階、地下1階、高さ67.85m、延床面積47,041.40㎡(新築部分)からなる免震構造の新病院建設工事を行っています。

 竣工は、2015年2月28日予定で、2015年5月頃の引っ越しと2015年度内のグランドオ-プン(現病院解体後に新駐車場設立)を予定しています。


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南側の「下福島公園」のグラウンドから見た様子です。外観は完成しています。


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少し角度を変えた様子です。


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新病院への引っ越しが完了すると敷地西側の現病院は解体され新駐車となります。多くの病院はこのように敷地の半分を駐車場として残し、老朽化すると交互に建て替える場合が多いです。


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東側の「あみだ池筋」から見た様子です。この部分にあった立体駐車場はすでに解体されていました。


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配置図です。


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南側立面図です。

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2014年12月20日 (土)

奈良県・県営プール跡地 優先交渉権者は「森トラストグループ」 奈良県悲願の外資系高級ホテル(4つ星ホテル)が進出!

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-県営プール跡地活用プロジェクト-

 奈良県は、日本屈指の観光資源があるにも関わらず、宿泊施設の客室数が全国ワースト1、宿泊客数がワースト2という不名誉な記録を持っています。

 奈良県は、奈良市の平城宮跡近くの県営プール跡地で進める高級ホテル誘致計画で、「ホテル事業計画提案競技」の優先交渉権者を「森トラストグループ(構成員 MAプラットフォーム、山下設計)」に決定したと発表しました。

 引用資料 奈良県公式HP・新着情報(2014/12/19)
 ホテル事業計画提案競技の結果について

 提案競技の対象となったのは、県営プール跡地(21,951.44㎡)+奈良警察署跡地(9,241.27㎡)です。全体事業用地は31,192.71㎡となっています。

 今後、「森トラスト」が世界的にも認知度の高い4つ星ホテル運営会社と正式交渉を進めます。誘致は外資系高級ホテルがゼロの奈良県の悲願でした。
 客室数は、VIPルームを含む151室の予定で、2020年の東京オリンピックまでの完成を目指します。


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「平面ダイアグラム(1:5000)」です。


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県営プール跡地は、 4つの歴史地区をつなぐ観光拠点にあります。

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うめきた2期 8haの緑化案 国や関西経済界と合意

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-うめきた2期-
 大阪府・市や国、関西の経済団体などでつくる「大阪駅周辺地域部会」第6回会合が、12月18日に大阪市内で開かれました。

 大阪府・大阪市が9月に提出した大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」の敷地面積(約16.2ha)の半分にあたる約8haを「みどり(緑化)」とするまちづくり方針案について、国や関西経済界も合意しました。

 産経新聞(2014/12/18)
 「東京一極集中」是正するプロジェクトに うめきた2期「8ヘクタール緑化」案、国や関西経済界と合意

 2期の敷地面積約16.2haですが、約8haを緑化するとし、敷地から道路を除いた開発部分約9.1haの約87%が緑化される計算になります。
 橋下市長は「みどりを軸にした斬新なまちづくりは、東京一極集中を是正する日本のためのプロジェクトにもなる」と話したそうです。

 申し訳ないですけれど、こんなことで「東京一極集中を是正」なんてなりません。それは橋下市長自身が一番よく分かっていると思います。

 私は、今年の10月末に東京に撮影に行きましたが、2020年のオリンピックを控えた東京の開発は凄まじく、例えれば「グランフロント大阪」を同時に10ヶ所以上建設している感覚です。
 凄過ぎて笑ってしまいましたが、今までで以上に危機感を感じました。「このままでは、東京で何かあったら日本は完全に終わってしまう・・・」という恐怖感さえ覚えました。

 国は国策で東京を開発しています。関西の経済団体と言っても電力会社、ガス会社、鉄道会社以外は拠点を東京に移して心ここにあらずです。
 「ヒト・モノ・カネ」をすべて東京に集められた状態で、「うめきた2期」をどうしたらいいのか私にもよく分かりません・・・

 橋下市長が、劇薬で副作用も多い「カジノを含めた統合型リゾート(IR)」の誘致にあんなに必死になるのも東京一極集中の凄まじさを身をもって体感しているからだと思います。
 私も反対意見が多いですが、現状を変えるには「カジノを含めた統合型リゾート(IR)」の誘致しかないと思っています。

 幸いにも外国人観光客の急増で「関西国際空港」の旅客数が急増しています。私は観光が関西発展のキーワードだと思っています。
 観光で存在感を見せつければ中央も見る目が変わって、他の分野にも波及していく可能性があります。


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中央部分です(撮影日2014年12月3日)。


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北側部分です(撮影日2014年12月3日)。

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2014年12月19日 (金)

地上55階、高さ193mの「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」 2014年12月18日の建設状況

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-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画-

 大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」が計画されています。

 概要は、地上54階、塔屋2階、地下0階、高さ193.000m、総戸数876戸(予定)となっています。
 「福島区民氏」によると、階数が地上54階→地上55階(高さ変更なし)、延床面積が 99,400㎡→99,700㎡、総戸数が876戸(予定)→896戸(予定)に変更のお知らせがあったそうです。

 2014年12月18日現在では、まだ「建築計画のお知らせ」の数値は変更されていませんでした。

(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目7番1、8番3
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部193.000m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡
◆ 建築面積-約3,860㎡
◆ 延床面積-約99,700㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-896戸(予定)
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年03月31日予定


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西側から見た様子です。前回と比べ工事現場らしくなりました。


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大堀のOHマシン「OH300」です。3軸の「アースオーガ」が装着されています。「OHPW(3軸ソイル)工法」により「山留め壁」を構築中です。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。


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TMB掘削バケット
 現場に「TMB掘削バケット」がありました。基礎杭は、竹中工務店が開発した円錐状の節(拡径部)を複数設けた場所打ちコンクリート杭工法「TMB(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」が採用されている可能性があります。

 ただ、普通の「拡底バケット」が見当たりませんでした。「TMB掘削バケット」を「拡底バケット」の代用として使用している可能性が0%では無いので、「TMB(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」が採用されているのかはもう少し様子を見ないと分かりません。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。この「アースドリル掘削機」には、「TMB掘削バケット」が装着されていました。


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「鉄筋」が運ばれてきました。奥にはスパイラル状の模様が入った鋼管が見えます。基礎杭は「場所打ち鋼管コンクリート杭」の可能性が高いです。


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大量の鉄筋が積まれています。奥では「鉄筋かご」を組んでいます。


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(おまけ)
 昨日、「大阪城ホール」で行われた「miwa」のアリーナツアー「miwa -39 live ARENA tour- “miwanissimo 2014”」に行ってきました。

 私くらいの年齢の方には「miwaって誰やねん?」って言われそうですが、昨年に続き、今年も紅白歌合戦に出場するので、そこそこ知名度はあると思います。

 慶應義塾大学卒の24歳で、非常に小柄で身長は148.9cmです。顔は「川口春奈」や「栗山千明」に似ていると私は思います。


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(おまけ)
 分かってはいましたが、「miwa」のファン層は20代前半までがほとんどでした。まるで大学のキャンパスのような雰囲気でした。男女比は男子6、女子4くらいでした。 

 アウェー感ありまくりで、私一人だったら絶対に行く勇気はありませんでした。中に入っても私くらいの年齢は30人に1人くらいだったと思います(笑)。まあ始まったら関係ないですが・・・

 アリーナ4列目という初参戦では凄くハードルの高い席でしたが、セットリストの曲をブルーレイで何度も見て覚えて行ったので、思いっ切り楽しめました。


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(おまけ)
 グッズのマフラータオルです。他のライブは、タオル回しは1曲くらいですが、「miwa」は、本人が「フライングV」などのエレキギターをガンガン弾く演奏スタイルなので、ノリノリの曲が多く半分くらいの曲をタオル回しするので疲れました・・・

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大阪市 中之島四丁目の市有地(約12,300㎡)売却に向けたマーケット・リサーチ 2大学が開発に関心

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-中之島四丁目・大阪市の市有地-

 「大阪市」は、北区中之島四丁目にある市有地の売却に向けて、マーケット・リサーチを実施しています。
 大学など高等教育関連施設か、業務・商業・宿泊・文化施設などの用途での提案を求めます。

 「建築ニュース」によると調査票を提出した2大学にヒアリングしたそうです。業務・商業・宿泊・文化施設などの用途での提案はなかったようです。2015年度中にプロポーザル方式で敷地全体を一括して売却します。

 建設ニュース(2014/12/12)
 2大学が開発に関心/中之島4丁目の市有地売却に向けたマーケット・リサーチ/大阪市 

 大阪市が中之島四丁目に所有するのは敷地面積約25,200㎡です。東側の約半分は、新美術館の用地となります。
 残りの西側の約半分の約12,300㎡を売却します。街区の北西側の敷地は、「大林組」が約4,036㎡、「京阪電気鉄道」が約1,444㎡所有しています。

 私は、開発事業者の公募には「大林組、京阪電気鉄道連合」も応募し、敷地面積約12,300㎡+約4,036㎡+約1,444㎡=約17,780㎡を一体的に大規模に再開発するという壮大な妄想を抱いていましたが、壮大な妄想が崩れ去る雲行きです・・・


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大阪市が中之島四丁目に所有するのは敷地面積約25,200㎡です。東側の約半分は、新美術館の用地となります。121億円かけて新美術館を整備する予定です。


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(おまけ)
 堂島川の対岸では、今年も光とアートの祭典「中之島ウエスト・冬ものがたり」の季節がやってきました。

 鮮やかな色の噴水や音楽の「中之島ウォーターファンタジア」が開かれています。開催期間は12月15日(月)~12月25日(木)、開催時間は午後6時~9時(1時間に4回開催)となっています。


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(おまけ)
 毎年恒例の巨大アヒルの「ラバーダック」ですが、今年もやってきました。

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2014年12月18日 (木)

吹田市 ガンバ大阪「(仮称)吹田市立スタジアム」 2014年12月15日の建設状況

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-(仮称)吹田市立スタジアム-
 万博記念公園に「ガンバ大阪」が、新スタジアムを建設しています。新スタジアムは、吹田市が万博記念機構から借りた土地に、ガンバ側のスタジアム建設募金団体が建設し、吹田市に寄付する予定です。

 2013年12月15日(日)に「スタジアム起工式」が行われ着工されました。着工で勢いづいたのか寄付金が133億円を超え、残り7億円を切りました(2014年12月18日現在)。

 みんなの寄付金でつくる日本初のスタジアム!

(仮称)吹田市立スタジアムの概要
◆ 所在地-大阪府吹田市千里万博公園23番1 他2筆
◆ 階数-地上6階
◆ 高さ-40.33m
◆ 建築面積-約24,712㎡
◆ 延床面積-約66,355㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 収容人員-約40,000人
◆ 建築主-スタジアム建設募金団体
◆ コンストラクション・マネジメント業務-安井建築設計事務所
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2013年12月01日(着工)、2013年12月15日(スタジアム起工式)
◆ 竣工-2015年09月30日予定(労災保険関係成立票より)


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新スタジアムの完成予想図です。約40,000人席のすべてを屋根で覆います。構造は「鉄筋コンクリート造、鉄骨造」です。

 世界で初めて超軽量免震屋根架構「3Dトラス構造」を採用しています。Jリーグの試合だけでなく、国際試合も開催できる仕様になります。


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「竹中工務店」の現場事務所に「ガンバ 3冠 おめでとう」と書いてありました。手作り感がいいですね。それにしても「Jリーグ、ナビスコ杯、天皇杯」の3冠は凄いですね。


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建設現場に2014年11月27日に撮影した空撮写真が掲示されていました。もうこんなに工事が進んでいたんですね。


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大阪モノレール」の車窓から見た「(仮称)吹田市立スタジアム」の建設現場です。


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「万博外周道路」越しに見た「(仮称)吹田市立スタジアム」の建設現場です。


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西側のメインスタンド部分です。手前は「南第1駐車場」です。


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南側のアウェイスタンド部分です。


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東側のバックスタンド部分です。


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こんな複雑な形状も「鉄筋コンクリート造(RC造)」なんですね。


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スタンド部分も「鉄筋コンクリート造(RC造)」となっています。


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北東角部分です。


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北側のホームスタンド部分です。


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「竹中工務店」は、「(仮称)吹田市立スタジアム」において、竹中工務店が開発した圧縮強度200N/㎜2の「超高性能コンクリート」を用いたスリム柱の取付け工事を行いましたが、この部分の斜めの柱10本だと思われます。


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この部分の斜めの柱(断面360mm×360mm)が、「圧縮強度200N/㎜2の超高性能コンクリートを用いたスリム柱」だと思われますが、間違っていたらゴメンナサイ・・・

 竹中工務店・ニュースリリース(2014/11/14)
 圧縮強度200N/㎜2の超高性能コンクリートを用いたスリム柱 (仮称)吹田市立スタジアムで取付け完了 


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「(仮称)吹田市立スタジアム」前の「万博外周道路」のバス停が綺麗に再整備されていました。

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2014年12月17日 (水)

旧大阪屋本社跡地 地上38階、高さ約131mの「(仮称)西区新町タワープロジェクト」に建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)西区新町タワープロジェクト-

 「大和ハウス工業」と「近鉄不動産」は、出版取次販売会社の「大阪屋」の本社ビルを2014年4月2日に取得し、解体工事を行っています。

 12月13日の「建設ニュース」に概要が載っていたので、現地に建築計画のお知らせが掲示されたと判断して見に行きました。

 概要は、地上38階、地下1階、高さ131.100m、延床面積34,766.95㎡の超高層タワーマンションとなります。

(仮称)西区新町タワープロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区新町二丁目1番2(地名地番)
◆ 階数-地上38階、地下1階
◆ 高さ-131.100m
◆ 敷地面積-2,181.69㎡
◆ 建築面積-1,306.34㎡
◆ 延床面積-34,766.95㎡(容積率対象面積23,981.01㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-不明
◆ 建築主-大和ハウス工業(60%)、近鉄不動産(40%)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-未定
◆ 解体工事-2014年06月23日~2015年02月28日予定
◆ 着工-2015年07月01日予定
◆ 竣工-2018年03月31日予定


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南東側から見た様子です。


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解体工事が行われている「大阪屋」の旧本社ビルです。解体工事の工期は、2014年6月23日~2015年2月28日(予定)となっています。解体工事は「青木あすなろ建設」により行われています。


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アップです。重機を使ってバリバリ解体しています。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)西区新町タワープロジェクト」の建築計画のお知らせです。「大和ハウス工業(60%)、近鉄不動産(40%)」の共同事業になります。


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「東 立面図」です。階数は、地上38階、地下1階、高さは131.100mとなっています。高さは最高部、建築物、軒高のどの部分が131.100mかは不明ですが、最高部の可能性が高いですね。


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「配置図」です。


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敷地の南側には「新町南公園」があります。南側は「新町南公園」、東側は「なにわ筋」に面しているので、南側と東側の眺望は約束されています。

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大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー 2014年12月15日の建設状況

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-大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー-

 「(仮称)大阪市西区新町1丁目マンション計画」は、大阪厚生年金会館跡地に建設中の超高層タワーマンションです。

 地上53階、塔屋3階、地下1階、総戸数874戸(他に店舗1戸)、高さ189.55mです。正式名称は「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」となっています。

大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市西区新町1丁目マンション計画
◆ 所在地-大阪府大阪市西区新町一丁目1番19の一部(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅下車徒歩6分、地下鉄中央線「本町」駅下車徒歩6分、地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅下車徒歩10分
◆ 階数-地上53階、塔屋3階、地下1階
◆ 建物高さ-最高部189.55m
◆ 敷地面積-4,297.04㎡
◆ 建築面積-2,669.12㎡
◆ 延床面積-99,731.33㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(そのうち34本は、「ナックル・パイル(節付き拡底杭)」を採用)
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-874戸(他に店舗1戸)
◆ 建築主-オリックス不動産、大京、京阪電鉄不動産、大和ハウス工業、大阪ガス都市開発
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2012年04月01日
◆ 竣工-2015年03月23日予定
◆ 入居開始-2015年03月24日予定


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。天気が悪かったので撮影する予定は無かったのですが、外溝の工事が一気に進んでいたので急遽撮影しました。次回の撮影は、竣工後に快晴の日を選んで一発卒業したいと思います。

 竣工は2015年3月23日の予定ですが、もっと早く竣工しそうに見えます。ただ公式HPの物件概要は変更されていません。


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敷地東側の「オリックス劇場」との境目です。この部分がメインエントランスになるのでしょうか?


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南側部分は、東側が「EPG構法」の「ガラスカーテンウォール」となっています。


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南西側から見た下層階の様子です。


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敷地南側の植栽も終わっています。


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敷地西側です。


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西側部分も一部が、「EPG構法」の「ガラスカーテンウォール」となっています。


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北西側から見た下層階の様子です。


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敷地北側には広場が整備されています。


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敷地北側の植栽も終わっています。


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広場には、ベンチも整備されています。

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2014年12月16日 (火)

旧大阪府商工会館跡地 地上38階、高さ約134mの「(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事」に建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事-

 「大阪屋」の本社ビル跡地に「(仮称)西区新町タワープロジェクト」の「建築計画のお知らせ」が掲示されたので見に行ってきました。

 もしかしてと思って、「旧大阪府商工会館跡地」も見に行ったのですが、「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。ラッキー!
 地上38階、塔屋2階、地下1階、高さ134.140mの超高層タワーマンションです。予想通り超高層タワーマンションでしたが、予想より規模が大きかったので思わずガッツポーズをしてしまいました(笑)。

 大阪市内では今月はこれで、「(仮称)新MID大阪京橋ビル」、「(仮称)西区新町タワープロジェクト」、「(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事」と高さ100m以上の超高層ビルの新規が3連発ですね!

 「旧大阪府商工会館」は、地上7階、地下1階、延床面積8,318㎡のオフィスビルでした。1960年に竣工しましたが、2013年3月から閉鎖されています。
 大阪府は、一般競争入札で売却しました。最低落札価格は19億1790万円でしたが、2013年7月29日に「東急不動産」が28億313万4000円で落札しました。

(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1番3(地名地番)
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部134.140m、建築物128.200m、軒高(不明)
◆ 敷地面積-1,671.87㎡
◆ 建築面積-1,129.96㎡
◆ 延床面積-30,021.49㎡(容積率対象面積20,051.17㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-不明 
◆ 建築主-東急不動産、近鉄不動産、神鋼不動産
◆ 設計者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2013年11月28日~2015年03月31日予定
◆ 着工-2015年04月初日予定
◆ 竣工-2017年12月末日予定


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北西側から見た様子です。


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現在は、「竹中工務店」により「旧大阪府商工会館解体」が行われています。労災保険関係成立票では、以前は工期が2013年11月28日~2014年10月31日となっていましたが、2015年3月31日(予定)まで延長されています。

 北側のゲートが開いていたので内部を見ると「オールケーシング掘削機」が見えました。地中障害物の撤去を行っていると思われます。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事」の建築計画のお知らせです。「東急不動産」以外に「近鉄不動産、神鋼不動産」が加わっているので、3社の共同事業になります。


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「立面図」です。階数は、地上38階、塔屋2階、地下1階、高さは、最高部134.140m、建築物128.200m、軒高(不明)となっています。


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「配置図」です。


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(おまけ)
 「(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事」の北側は更地になっています。現在は、コインパーキングのショウワパーク(ショウワ電技研)が運営する「ショウワパーク南本町」となっています。この敷地も開発される臭いがプンプンします。

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大阪市中央区淡路町 「(仮称)スプランディッド北浜 & (仮称)スプランディッド北浜DUE」 2014年12月6日の建設状況

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-スプランディッド北浜 & スプランディッド北浜DUE-

 再開発ヲタの習性なのか? 街の中で広い更地を見つけるとつい期待してしまいます。大阪市中央区淡路町と平野町にまたがる敷地面積約2,300㎡の更地も何が建設されるのか注目していました。

 超高層タワーマンションかも? と少しだけ期待しましたが、結果的には「信和不動産」が敷地を2分割して「(仮称)スプランディッド北浜 新築工事」と「(仮称)スプランディッド北浜DUE 新築工事」を建設する事になりました。

 「建設ニュース」によると敷地北側の「(仮称)スプランディッド北浜 新築工事」が総戸数201戸(うちワンルーム180戸)、敷地南側の淡路町側の「(仮称)スプランディッド北浜DUE 新築工事」が総戸数227戸(うちワンルーム205戸)になるようです。

 「Perfume(パフューム)」じゃないですけれど ♪ ディスコ ディスコ ワンルーム・ディスコ ♪ 中心のマンションになるようです(笑)。


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敷地南側の「(仮称)スプランディッド北浜DUE 新築工事」の建設現場です。地上15階、地下0階、高さ44.835m、総戸数227戸(うちワンルーム205戸)のマンションが建設中です。


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「(仮称)スプランディッド北浜DUE 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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敷地北側の「(仮称)スプランディッド北浜 新築工事」の建設現場です。地上15階、地下0階、高さ44.835m、総戸数201戸(うちワンルーム180戸)のマンションが建設中です。


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「(仮称)スプランディッド北浜 新築工事」の建築計画のお知らせです。

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2014年12月15日 (月)

大阪市立東商業高等学校跡地 (仮称)プレサンスタワー大阪本町 新築工事 2014年12月6日の状況

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-(仮称)プレサンスタワー大阪本町 新築工事-
 大阪市営地下鉄堺筋線・中央線の「堺筋本町駅」のすぐ南側に「大阪市立東商業高等学校」がありました。
 「大阪市立東商業高等学校」は、少子化による学校統廃合のために2012年3月に移転しています。

 大阪市立東商業高等学校跡地は、大阪市の一般競争入札により、「プレサンスコーポレーション」が52億1200万円で落札しています。

 大阪市から落札した敷地面積は5,455.98㎡です。敷地の東側部分の2,956.30㎡に地上30階、高さ99.44m、延床面積31,448.70㎡の超高層タワーマンションが建設されます。

 敷地は「L字型」で敷地の西側には、5,455.98㎡-2,956.30㎡=2,499.68㎡がまだ残っています。

(仮称)プレサンスタワー大阪本町 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区久太郎町一丁目31番他(地名地番)
◆ 階数-地上30階、地下0階
◆ 高さ-最高部99.44m、建築物96.440m、軒高(不明)
◆ 敷地面積-2,956.30㎡
◆ 建築面積-1,371.00㎡
◆ 延床面積-31,448.70㎡(容積率対象面積23,794.00㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-不明 
◆ 建築主-プレサンスコーポレーション
◆ 設計者-日企設計
◆ 施工者-未定
◆ 解体工事-2014年06月02日~2014年12月20日予定
◆ 着工-2015年05月31日予定
◆ 竣工-2017年11月30日予定


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南東側から見た様子です。解体工事の工期は、2014年6月2日~2014年12月20日予定となっていましたが、「大阪市立東商業高等学校」の地上躯体の解体工事は終わっているようです。


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南西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。敷地は「L字型」で敷地の西側には、5,455.98㎡-2,956.30㎡=2,499.68㎡がまだ残っています。


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「(仮称)プレサンスタワー大阪本町 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「配置図」です。大阪市から落札した敷地面積は5,455.98㎡ですが、敷地東側の長方形の敷地面積2,956.30㎡に建設されます。


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「東立面図」です。高さは、最高部99.44m、建築物96.440m、軒高(不明)となっています。

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(仮称)中央区備後町2丁目計画 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビル 2014年12月6日の解体状況

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-(仮称)中央区備後町2丁目計画-

 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 同一区画にあり、北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。敷地面積は合計で約4000㎡です。

 「建設ニュース」によると、3棟の敷地はいずれも用途地域が商業で、容積率が600%、建ぺい率が80%で、大阪市の船場都心居住促進地区に位置し、住宅を建設する場合、容積率を800%まで割り増すボーナス制度が活用できるようです。


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北西側の「瀧定大阪旧本社ビル」です。「住友不動産」が「瀧定大阪」から2013年11月29日に取得しています。

 解体工事が行われています。解体工事の工事名は「(仮称)中央区備後町2丁目計画に伴う解体工事」となっています。


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内部では解体工事が行われています。


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南西側の「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」です。「住友不動産」が「新生紙パルプ商事」から2013年12月18日に取得しています。「新生紙パルプ商事大阪支店」として現在も使用されています。


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南東側が名称不明のビルです。


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足場の設置が終わっています。このビルには、かつて「大和銀行(現りそな銀行)公務部」が入っていたそうです。「住友不動産」が「瀧定大阪」から2013年11月29日に取得しています。


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同じ街区の南東側には、雑居ビルが複数棟あります。


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(おまけ)
 「瀧定大阪旧本社ビル」の北西側にあった「船場サテライトビル瀧定大阪別館」は解体されて「京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産」により地上15階、総戸数126戸のマンション「ザ・大阪レジデンス 備後町」が建設中です。

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2014年12月14日 (日)

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称) 2014年12月11日の建設状況

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-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)-

 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。

学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年08月31日予定


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少し東寄りです。


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敷地東側部分です。1階床のコンクリートの打設が終わっています。「逆打ち工法」では、最初に1階床を完成させて、重機等が乗入れる「作業床」として使用します。


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鉄骨に鉄筋の配筋が行われています。


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この部分は、上に「粘性制震壁」のような「制振装置」を設置するのでしょうか?


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敷地西側部分です。

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(仮称)南森町 免震タワープロジェクト 2014年12月6日の状況

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-(仮称)南森町 免震タワープロジェクト-

 JR東西線「大阪天満宮駅」、地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」のすぐ東側の「南森町中央ビル」があった場所に、地上23階、地下0階、高さ76.020m、総戸数131戸のタワーマンション「(仮称)南森町集合住宅 新築工事」が建設予定です。

 まだ着工前ですが、11月27日に「(仮称)南森町 免震タワープロジェクト」として、公式HPがオープンしています。

 近くに「エルグレースタワー大阪同心」が建設中なので、同じ物件と勘違いしそうですが、全く別の物件です。

(仮称)南森町 免震タワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)南森町集合住宅 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区東天満二丁目9番(地番) 
◆ 交通-JR東西線「大阪天満宮」駅徒歩1分、 地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」駅徒歩4分 
◆ 階数-地上23階、地下0階
◆ 高さ-76.020m
◆ 敷地面積-1,278.07㎡
◆ 建築面積-863.91㎡
◆ 延床面積-12,815.00㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-131戸
◆ 建築主-近鉄不動産、NIPPO
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計、鴻池組  
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2015年01月予定
◆ 竣工-2017年02月予定
◆ 入居開始-2017年03月予定


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南西側から見た様子です。


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まだ着工前ですが、「(仮称)南森町 免震タワープロジェクト」として、公式HPがオープンしています。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)南森町集合住宅 新築工事」の建築計画のお知らせです。建築主に「都市環境開発」が入っていますが、公式HPの物件概要を見ると、事業主(売主)は「近鉄不動産、NIPPO」の2社だけになっています。


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「南側 立面図」です。最高部の高さが76.020mとなっています。

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2014年12月13日 (土)

(仮称)西区新町タワープロジェクト 大阪屋本社ビル跡地は、地上38階、高さ約131mの超高層タワーマンション!

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-(仮称)西区新町タワープロジェクト-

 「大和ハウス工業」と「近鉄不動産」は、出版取次販売会社の「大阪屋」の本社ビルを2014年4月2日に取得し、解体工事を行っています。

 現地に建築計画のお知らせが掲示されたようで、「建設ニュース」によると跡地には、地上38階、地下1階、高さ131.1mの超高層タワーマンションが建設されるようです。

 建設ニュース(2014/12/13)
 西大橋の大阪屋本社ビル跡地に38階建て超高層マンションを計画/設計は大林組、15年7月に着工/大和ハウス工業と近鉄不動産

 南側に公園のある好立地なので、超高層タワーマンションが建設されるのは間違いないと思っていましたが、予想通りでしたね。

(仮称)西区新町タワープロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区新町二丁目1-2(地番)
◆ 階数-地上38階、地下1階
◆ 高さ-131.1m
◆ 敷地面積-2,181.69㎡
◆ 建築面積-約1,306㎡
◆ 延床面積-約34,766㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-未定
◆ 建築主-大和ハウス工業(60%)、近鉄不動産(40%)
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-未定
◆ 着工-2015年07月01日予定
◆ 竣工-2018年03月31日予定


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解体工事が行われている「大阪屋」の旧本社ビルです(撮影日2014年10月8日)。

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ピアッツァタワー上本町 2014年12月6日の建設状況

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-ピアッツァタワー上本町-

 「(仮称)大阪市天王寺区上本町5丁目マンション」は、近鉄の「大阪上本町駅」北側の千日前通を渡ってすぐの所に建設中のタワーマンションです。

 概要は、地上24階、地下1階、高さ78.53m、総戸数127戸で、正式名称は「ピアッツァタワー上本町」となっています。

ピアッツァタワー上本町の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市天王寺区上本町5丁目マンション
◆ 所在地-大阪府大阪市天王寺区上本町五丁目16-1(地番) 
◆ 交通-近鉄「大阪上本町」駅より徒歩2分、地下鉄谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅徒歩3分
◆ 階数-地上24階、地下1階
◆ 高さ-78.53m
◆ 敷地面積-1,508.34㎡
◆ 建築面積-830.17㎡
◆ 延床面積-15,199.11㎡(容積対象床面積10,556.98㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭(28本)、一部を除き拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(制振間柱工法)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-127戸
◆ 建築主-フクダ不動産
◆ 設計・監理・監修-フクダ不動産 、Ryo設計室
◆ 構造・設計-エスパス建築事務所、森本組
◆ 施工者-森本組
◆ 着工-2013年12月上旬
◆ 竣工-2015年08月中旬予定
◆ 入居開始-2015年09月中旬予定


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。北西側が高い傾斜地となっています。

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2014年12月12日 (金)

御堂筋 日本臓器製薬御堂筋ビル 2014年12月6日の解体状況

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-日本臓器製薬御堂筋ビル解体工事-
 御堂筋沿いの「日本臓器製薬御堂筋ビル」の解体工事が行われています。「日本臓器製薬御堂筋ビル」は、御堂筋東側の「銀泉備後町ビル」の南隣にあります。

 かつての「富士フイルム大阪ビル」で、以前は富士フィルムのグループ会社が入居していましたが、現在は「日本臓器製薬」が所有しています。解体後は「日本臓器製薬」の本社ビルを建設するようです。

 「日本臓器製薬」の現在の本社は、大阪市北区西天満の「住友生命御堂筋ビル」にあります。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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現在は、竹中工務店により「日本臓器製薬御堂筋ビル解体工事」が行われています。


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「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2014年8月1日~2015年4月30日(予定)となっています。

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2014年12月11日 (木)

クラッシィタワー淀屋橋 2014年12月6日の建設状況

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-クラッシィタワー淀屋橋-
 超高層タワーマンション「リーガルタワー大阪・淡路町」のすぐ南側に、超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区淡路町3丁目PRJ」が建設中です。

 概要は、地上35階、塔屋2階、地下1階、高さ127.64m、総戸数216戸(ゲストルーム1戸、スカイラウンジ1戸を除く)で、正式名称は「クラッシィタワー淀屋橋」となっています。

クラッシィタワー淀屋橋の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区淡路町3丁目PRJ
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区淡路町三丁目53番1
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅より徒歩4分、「本町」駅より徒歩4分、京阪本線「淀屋橋」駅より徒歩9分、大阪市営地下鉄堺筋線「北浜」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-127.64m
◆ 敷地面積-1,992.97㎡
◆ 建築面積-998.26㎡
◆ 延床面積-23,478.18㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、免震U型ダンパー、直動転がり支承、減衰こま)、制振構造(高減衰型粘弾性ダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-216戸(ゲストルーム1戸、スカイラウンジ1戸を除く)
◆ 建築主-住友商事、三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-(意匠)浅井謙建築研究所、(設備・構造)大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年11月初旬
◆ 竣工-2015年12月予定
◆ 入居開始-2016年03月予定


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。

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田辺三菱製薬(株) 新本社建設プロジェクト 2014年12月6日の建設状況

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-田辺三菱製薬(株) 新本社建設プロジェクト-

 「田辺三菱製薬(株) 新本社建設プロジェクト」は、薬の町として知られる「道修町(どしょうまち)」にあった旧田辺製薬本社跡地の再開発プロジェクトです。

 新本社ビルは、地上14階、地下2階、高さ69.906m、延床面積16,998.41㎡で、総工費約50億円を予定しています。

「田辺三菱製薬(株) 新本社建設プロジェクト」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区道修町三丁目2-10
◆ 階数-地上14階、地下2階
◆ 高さ-69.906m
◆ 敷地面積-2,146.36㎡
◆ 建築面積-1,287.88㎡
◆ 延床面積-16,998.41㎡(容積率対象面積15,348.33㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(地下1階柱頭免震)
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-田辺三菱製薬
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2015年01月31日予定(労災保険関係成立票より)


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北東側から見た下層階の様子です。


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低層部の北側部分です。


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なかなか高級感があります。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。外壁は、基本的に「アルミカーテンウォール」で、柱部分が柱カバー形式の「PCaカーテンウォール」となっています。


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南東側から見た下層階の様子です。

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2014年12月10日 (水)

ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH 2014年12月6日の建設状況

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-ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH-

 長堀橋交差点の南西側に超高層タワーマンションが建設中です。この敷地には、かつて「日産プリンス大阪販売・長堀店」がありました。

 計画名は「(仮称)中央区東心斎橋1丁目計画」で、地上36階、塔屋1階、地下1階、高さ125.35mの超高層タワーマンションになります。正式名称は、「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」となっています。

ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTHの概要
◆ 計画名-(仮称)中央区東心斎橋1丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目50番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅から徒歩7分、大阪市営地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅から徒歩11分
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下1階
◆ 建物高さ-最高部125.35m
◆ 敷地面積-1,523.37㎡
◆ 建築面積-952.47㎡
◆ 延床面積-24,631.59㎡(容積対象面積16,749.57㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(計25本)
◆ 地震対策-制震構造(低降伏点鋼製制振ダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-246戸
◆ 建築主-東急不動産、エヌ・ティ・ティ都市開発
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計、長谷工コーポレーション 
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2013年10月05日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年02月下旬予定
◆ 入居開始-2016年03月下旬予定


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タワークレーン1基で建設しています。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」のすぐ南側では、大林組により「日本生命長堀橋ビル解体工事」が行われ更地になっています。

 この敷地を「東急不動産65%、エヌ・ティ・ティ都市開発35%」が取得しています。現在は、「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」の資材置場となっています。

 この敷地には「(仮称)東心斎橋1丁目計画Ⅱ」が建設される予定です。名称は、「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」になると思われます。

(仮称)東心斎橋1丁目計画Ⅱの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目45番1、45番6
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-最高部約106m(推定)、建築物98.700m
◆ 敷地面積-1,456.39㎡
◆ 建築面積-886.93㎡
◆ 延床面積-20,220.77㎡(容積対象面積13,979.32㎡)
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-不明
◆ 建築主-東急不動産(65%)、エヌ・ティ・ティ都市開発(35%)
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2015年03月末日予定
◆ 竣工-2017年12月末日予定

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エルグレースタワー大阪同心 2014年12月6日の建設状況

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-エルグレースタワー大阪同心-
 JR東西線「大阪天満宮駅」、地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」の北東側の「龍海寺」北側の関西電力の建物があった場所に、地上25階、地下0階、高さ84.85m、総戸数143戸のタワーマンション「(仮称)北区同心地点計画新築工事」が建設中です。

 「(仮称)OSAKA高層邸宅プロジェクト」として公式HPがオープンしていましたが、正式名称が「エルグレースタワー大阪同心」に決まりました。

エルグレースタワー大阪同心の概要
◆ 計画名-(仮称)北区同心地点計画新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区同心一丁目51(地番) 
◆ 交通-JR東西線「大阪天満宮」駅徒歩6分、地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」駅徒歩8分、JR大阪環状線「天満」駅徒歩10分
◆ 階数-地上25階、地下0階
◆ 高さ-84.85m
◆ 敷地面積-1,684.44㎡
◆ 建築面積-848.33㎡
◆ 延床面積-16,973.92㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-143戸
◆ 建築主-関電不動産、野村不動産
◆ 設計者・監理者-浅井謙建築研究所、大林組 
◆ 施工者-大林組
◆ 竣工-2016年09月下旬予定
◆ 入居開始-2016年10月下旬予定


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正式名称は「エルグレースタワー大阪同心」となっています。


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南西側から見た様子です。南側に隣接するお寺は「龍海寺」です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)北区同心地点計画新築工事」の建築計画のお知らせです。建築計画のお知らせの工程よりも数ヶ月遅れて着工しています。


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「南立面図」です。高さは84.85mですが、最高部かは不明です。

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2014年12月 9日 (火)

祝! JR西日本 2016年度から大阪環状線に待ちに待った新型電車「323系」を投入!

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-JR西日本 大阪環状線に「323系」を投入-

 JR西日本は2014年12月8日に、大阪環状線と桜島線(JRゆめ咲線)に新型車両「323系電車」を投入すると発表しました。
 JR西日本が進めている「大阪環状線改造プロジェクト」の一環で、大阪環状線で運用されている旧国鉄の電車を全て「323系電車」に置き換えます。

 引用資料 JR西日本・ニュースリリース(2014/12/08)
 『大阪環状線改造プロジェクト』進行中!大阪環状線に新型車両「323系」を投入!

 「323系電車」は、2016年度から2018年度にかけて、168両(8両編成21本)が投入される予定です。
 旧国鉄時代に製造された「103系電車」と「201系電車」を全て「323系電車」に置き換えます。

 大阪環状線で現在運用されている車両は、「103系電車、201系電車」が4ヶ所、「221系電車、223系電車、225系電車」が3ヶ所で、ドアの数や位置が統一されていませんでした。
 ドアの数や位置が統一される事により、JR東西線に続き「可動式ホーム柵」タイプのホームドアが設置が可能になります。

 案内表示装置は車内8ヶ所(計16画面)設置し、ドア上部(2画面6ヶ所)と車端部(2画面2ヶ所)に設けます。案内情報の多言語化も図り、日本語・英語・中国語・韓国語の4ヶ国語に対応します。


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桜島線(JRゆめ咲線)の「ハリー・ポッター号」はどんなラッピングになるのでしょうか?


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JR東西線の「北新地駅」に2011年3月27日に設置された「可動式ホーム柵」タイプのホームドアです。

 大阪環状線では、ドアの数や位置が異なる車両が混在してるのでホームドアの導入は無理でしたが、JR東西線と同様に統一後は導入が可能になります。

 さすがに大阪環状線の全駅への設置は無理かも知れませんが、「大阪駅、京橋駅、鶴橋駅、天王寺駅」等の乗降客の多い駅へのホームドア設置が行われる可能性が高いと思われます。


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一足先に導入が進む「山手線」の「可動式ホーム柵」タイプのホームドアです。「大阪環状線」でもこのような光景が見られる日はそんなに遠くないと思います。

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大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 2014/12/06 Part3:下り線の軌道の移設準備が本格化!

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体が1/5を補助)
◆ 工期(予定)-2011年度~2016年度


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下りホームの西端から西側(三宮側)を見た様子です。軌道を移設するための障害となる設備がまだ一部残っています。


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駅の南西側に自生する「クスノキ」の大木を駅舎内に取り込むかたちで残します。


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更に東側です。ホームの支柱の基礎となる部分が見えています。


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今回行って驚きました。仮設の「下り降車ホーム」がすべて撤去されていました。プロ野球のシーズンは終わりましたが、12月14日の「甲子園ボウル」までは残すと思っていました。

 南側の真新しい橋桁の部分に「4番線」の軌道が移設されます。現在の「4番線」の軌道は、「下り線ホーム」となります。

 上り線の方が工事が進んでいたので、上り線を先に移設するのかと思っていましたが、ほぼ同じ進行状態になりました。


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本設の「下り降車ホーム」の構築が行われています。


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更に東側です。


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西側に振り返った様子です。


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軌道を移設する場所に障害物が残っています。


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更に東側です。


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下りホームの東端から西側を見た様子です。現在の「下り線ホーム」はかなり狭いですが、南側に拡幅される事により広くなります。


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下りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。すぐ東側では「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」が行われています。2つの事業は一体的に行われています。


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アップです。すでに下り線のレールが敷かれています。「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」は、下り線の高架橋がほぼ完成してつながっています。


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下り線の軌道の移設するために建て替えられた橋脚と橋桁です。南側にかなり拡幅されています。


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隙間の部分に本設の「下り降車ホーム」が設置されます。


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「東改札口」の旧駅舎の解体工事もほぼ終わっています。


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南側から見た様子です。


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新しい「東改札口」も一部姿を現しています。

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2014年12月 8日 (月)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 2014/12/06 Part2:上り線の軌道の移設準備が本格化!

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体が1/5を補助)
◆ 工期(予定)-2011年度~2016年度


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上りホームの東端から東側(梅田側)を見た様子です。軌道を移設するためにはまだ障害物となる設備が残っています。


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上りホームの東端から西側を見た様子です。仮設の「上り降車ホーム」がすべて撤去されています。


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更に西側です。北側の壁の鉄筋の配筋が行われています。


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更に西側です。


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大屋根の下あたりです。北側のこの部分に「1番線」の軌道が移設されます。現在の「1番線」の軌道は、「上り線ホーム」となります。


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更に西側です。


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更に西側です。軌道を移設するための障害物は撤去されています。


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上りホームの西端から東側を見た様子です。現在の「上り線ホーム」はかなり狭いですが、北側に拡幅される事により広くなります。


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上りホームの西端から西側(三宮側)を見た様子です。軌道を移設するための障害物はほぼ撤去されています。


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上り線の軌道の移設するために建て替えられた橋脚と橋桁です。

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大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 2014/12/06 Part1:大屋根の膜素材の設置作業が本格化!

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-甲子園駅・リニューアル-

 阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 現在の島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わります。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置します。
 自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れます。

 阪神電気鉄道(PDF:2011/06/08)
 甲子園駅をリニューアルします~阪神甲子園球場の玄関口が新しく生まれ変わります~

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体が1/5を補助)
◆ 工期(予定)-2011年度~2016年度


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南側から見た大規模にリニューアル工事が行われている阪神電気鉄道「甲子園駅」です。


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大屋根のアップです。


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大屋根の膜素材の設置作業が本格化しています。


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膜素材は、「日立住友重機械建機クレーン」のクローラークレーン「SC900-3(旧:住友製品)」で吊り上げています。


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北側から見た大屋根です。


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ホームから見た大屋根です。


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撮影していると、近鉄奈良線開業100周年のヒストリートレイン「デボ1形塗装色車両」がやってきました。

 2014年4月29日(火)から運行開始していますが、初めて見ました。1度は見てみたかったのでラッキー!


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大屋根の膜素材です。


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上り線ホームから見た大屋根の支柱です。


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下り線ホームから見た大屋根の支柱です。

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2014年12月 7日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟 2014/12/06 駐車場でボーリング調査!

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-ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田-
 
ヨドバシカメラは、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」を計画しています。

 完成予想図 引用元 大阪市・公式HP(PDF) 
 大深町地区(ヨドバシ梅田2期開発)

 2日前に12月3日(水)の様子をUPしたばかりですが、12月3日は時間が無くて近くに行って工事を見ることが出来ませんでした。
 何の工事をしているのか? 気になって、気になってしかたがなかったので、再度見に行きました。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」北側の駐車場です。


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12月3日(水)とは場所を変えて工事が行われていました。


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地上から見た様子です。


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アップです。明らかに「ボーリングマシン」ですね。実際に「ボーリング調査」が行われており、物凄い音が響き渡っていました。

 まだまだ安心できませんが、「ボーリング調査」を行うということは着工の可能性が高まったということですね。

 前回は、ネガティブシンキング全開の記事を書きました。私は、過去にバブル崩壊やリーマンショックで中止や延期になったたくさんのプロジェクトを全国でこの目で実際に見てきたので、着工するまでは安心出来ない精神構造になっています。


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12月3日(水)に工事が行われていた場所は、駐車場が解放されていました。駐車場は満車でした。

 ヘッドホンが壊れたので「ヨドバシカメラ」に買いに行ったのですが、土曜日という事もありますが店内は物凄い人混みでした。

 テレビ売り場で、安室ちゃんの映像がよく流れていますが、店員さんに安室ちゃんの大ファンがいるんですかね? もしそうなら今度テレビを買うときはその店員さんから買いたいです(笑)。


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作業用の車両が停車していました。

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クラッシィタワー南船場 2014年12月6日の建設状況

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-クラッシィタワー南船場-

 「(仮称)中央区南船場1丁目マンション計画」は、「住友商事」が大阪市中央区南船場に建設中の超高層タワーマンションです。正式名称は「クラッシィタワー南船場」となっています。

 概要は、地上30階、地下1階、高さ102.32mとなっています。高さ102.32mは軒高の高さで、最高部は約106m(管理人の推定)くらいあります。

クラッシィタワー南船場の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区南船場1丁目マンション計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場一丁目23番地(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅より徒歩3分、大阪市営地下鉄中央線・堺筋線「堺筋本町」駅より徒歩7分、大阪市営地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 建物高さ-最高部約106m(管理人の推定)、軒高102.32m
◆ 敷地面積-1,340.58㎡(開発区域面積)、1,336.64㎡(敷地面積)、1,192.18㎡(建築確認対象敷地面積)
◆ 建築面積-646.25㎡
◆ 延床面積-15,788.53㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(20本)
◆ 地震対策-耐震構造(HiRC工法)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-146戸
◆ 建築主-住友商事
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2013年02月25日
◆ 竣工-2015年06月下旬予定
◆ 入居開始-2015年07月下旬予定


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。

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2014年12月 6日 (土)

「梅田北ヤード」の解体工事 2014年12月3日の状況

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撮影日2014年12月3日 南側部分です。


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撮影日2014年12月3日 一部でまだ解体工事が行われています。


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撮影日2014年12月3日
 「シートパイル(鋼矢板)」を建込んで、掘削して、埋め戻して、「シートパイル(鋼矢板)」を引き抜く作業を繰り返しています。

 多分、地中障害物の撤去を行っているのだと思いますが、何の工事を行っているのかよくわかりません・・・


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撮影日2014年12月3日 良土で埋め戻した状態です。


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撮影日2014年12月3日 これは何の作業でしょうか?


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撮影日2014年12月3日 アップです。解体廃材の選別しているように見えますが、よくわかりません・・・


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撮影日2014年12月3日 中央部分です。


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撮影日2014年12月3日 北側部分です。

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2014年12月 5日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟 駐車場で着工前の事前調査?

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-ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田-
 
ヨドバシカメラは、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」を計画しています。しかし、一向に動きがありません。

 完成予想図 引用元 大阪市・公式HP(PDF) 
 大深町地区(ヨドバシ梅田2期開発)

 仙台市のJR仙台駅東口では、総延床面積約101,000㎡の「ヨドバシ仙台第1ビル計画」が着工されます。
 またオリンピックが開催される東京では、「新宿西口本店」周辺を再開発して、ツインタワーを建設して、売場面積が約40,000㎡の国内最大級の家電量販店を開業する事が報道されています。

 ヨドバシカメラとしては、「マルチメディア梅田」の経営は順調なのであえて2期棟を急ぐ必要がないのかも知れません。
 それに、大阪ステーションシティの「JR大阪三越伊勢丹」の惨状を見て、オーバーストア状態を恐れているのかも知れません。

 正直言うと私自身は、仙台と東京・新宿を優先して2期棟の着工は当分無いと諦めています。しかし微かな希望が出てきました。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」北側の駐車場です。


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駐車場の西側が「カラーコーン」で閉鎖されています。


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何かの調査もしくは工事が行われています。着工のための事前調査かは分かりません。単なる白いラインの引き直しかも知れません。あまり期待するとまたガックリくるので、期待しないで待つことにします・・・

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大阪ビジネスパーク(OBP) KDDI大阪第2ビル新築工事(TELEHOUSE OSAKA 2) 2014年12月3日の建設状況

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-KDDI大阪第2ビル新築工事-

 「KDDI」は、大阪ビジネスパーク(OBP)の「KDDI大阪ビル」西側の「城見公園」跡地に「KDDI大阪第2ビル新築工事」を建設中です。

 概要は、地上20階、塔屋2階、高さ130.00m、延床面積約52,000.00㎡で、通信局舎、オフィスで構成されるの超高層ビルです。

KDDI大阪第2ビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目2番4(地名地番)
◆ 階数-地上20階、塔屋2階
◆ 高さ-130.00m
◆ 敷地面積-13,223.30㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約2,800.00㎡
◆ 延床面積-約52,000.00㎡(容積率対象面積約48,500.00㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(耐火構造)
◆ 地震対策-基礎免震構造
◆ 用途-通信局舎、オフィス
◆ 建築主-KDDI
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年03月中旬
◆ 竣工-2015年06月末日予定
◆ 提供開始日-2015年08月下旬予定


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TELEHOUSE OSAKA 2

 「KDDI」は、総額280億円を投資し大阪市と東京都多摩市にそれぞれ、国内最大級の電力供給能力を備えたデータセンター「TELEHOUSE OSAKA 2」および「TELEHOUSE TOKYO Tama 3」を新設すると発表しています。

 引用資料 KDDI・Iニュースリリース(2014/08/26)
 東京・大阪に国内最大級の電力供給能力を備えたグローバルデータセンター「TELEHOUSE」を新設

 「KDDI」のニュースリリースによると「KDDI大阪第2ビル新築工事」は、1階が「エントランスゾーン」、2階・3階が「受電設備、自家発電機ゾーン」、5階~7階が「UPS・データセンターゾーン」となるようです。

 洪水や南海トラフの巨大地震の津波に備えて、電源設備および運用室は水害を受けにくい2階以上に設置しています。


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最高部です。「亜鉛めっき」が施されているので塔屋を構築中である事が分かります。地上に鉄骨が姿を現したのが2014年7月頃でした。猛烈な勢いで最高部に到達しました。


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この高さが最高部になると思われます。この部分は「ヘリポート」でしょうか?


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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「PCカーテンウォール」の取り付けも急ピッチで行われています。データセンターの部分は窓がありませんが、オフィスフロアの部分は窓があります。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た最高部です。


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北西側から見た様子です。

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2014年12月 4日 (木)

大阪ビジネスパーク(OBP) 地上22階、高さ約116mの「(仮称)新MID大阪京橋ビル」 建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)新MID大阪京橋ビル-

 「大阪ビジネスパーク(OBP)」の「パナソニック大阪京橋ビル」は、地上8階、地下1階、敷地面積約3,698㎡、延床面積約17,143㎡で、1974年8月に竣工しました。

 ビルを保有するのは「MID都市開発」です。「MID都市開発」は、「松下興産」を前身とする不動産会社で、現在は「関西電力」の連結子会社となっています。

 「パナソニック大阪京橋ビル」は、「竹中工務店」により解体工事が行われています。工期は、2013年12月9日~2014年12月31日の予定となっています。

 産経新聞は、跡地に20階前後の高層ビルが建設され、関西電力グループの「ケイ・オプティコム」が1棟借りする可能性が高いと報道しています。
 「ケイ・オプティコム」が、大阪・西天満など7ヶ所に分散している顧客サービス、ケーブルテレビなどの拠点を新ビルに集約し、経営効率化を図ります。

 次回は、「大阪城ホール」で12月中旬に行われる「miwa」のアリーナツアーのライブの前に撮影しようと思っていたのですが、「建設ニュース」に詳細が載っていたので「建築計画のお知らせ」が掲示されたと判断して急遽マッハ5で飛んで行きました(笑)。

(仮称)新MID大阪京橋ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目
◆ 階数-地上22階、塔屋2階
◆  高さ-116.27m
◆ 敷地面積-31,869.70㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,536.38㎡
◆ 延床面積-49,662.14㎡(容積対象面積44,344.85㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-MID都市開発
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月末予定
◆ 竣工-2017年09月末予定


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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大堀の「OHマシン(クローラー杭打機)」です。


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3軸の「アースオーガ」が装着されています。「OHPW(3軸ソイル)工法」により「山留め壁」を構築中です。


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「(仮称)新MID大阪京橋ビル」の建築計画のお知らせです。予想していたより規模が大きく、地上22階、高さ116.27mで、延床面積が5万㎡近くあります。ビッグサプライズですね!

 敷地面積は「TWIN21」も含めた施設全体で申請しています。構造は「鉄筋コンクリート造、鉄骨造」となっています。

 「鉄筋コンクリート造」を先に書いてあるので、ひょっとしたら「鉄筋コンクリート造」が主体の超高層オフィスビルになるかも知れません。
 日本では超高層オフィスビルと言えば「鉄骨造(S造)」ですが、海外では、「鉄筋コンクリート造(RC造)」が主体の超高層オフィスビルは珍しくありません。日本でも東京では少しずつ増えています。


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「(仮称)新MID大阪京橋ビル」の立面図です。塔屋も同じ大きさなのでより高く見えます。


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「(仮称)新MID大阪京橋ビル」の配置図です。

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京都・嵐山 日本初進出のスターウッド最高級カテゴリーブランド「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」 2015年春開業!

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-翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都-
 森トラストグループは、京都・嵐山にて計画中の「(仮称)京都嵐山計画」を、日本初進出となる、「スターウッド ホテル&リゾート」の最高級カテゴリーブランド「翠嵐(すいらん) ラグジュアリーコレクションホテル 京都」として2015年春に開業することで、「スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.」と合意しました。

 引用資料 森トラスト・プレスリリース(PDF:2014/12/02)
 日本初進出のスターウッド最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」 保津川越しに嵐山の絶景を望む歴史的景勝地に誕生 「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」2015年春開業(予定) 

 「ラグジュアリーコレクション」は、世界約100ヶ国で1200のホテルを所有・運営する「スターウッド ホテル&リゾート」が展開する9つのブランドの中でも、最高級カテゴリーに位置付けられるホテルブランドで、今回が日本初進出となります。

 京都の外資系高級ホテルは、2006年に「ハイアットリージェンシー京都」、2014年2月に「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業しました。
 2016年には「フォーシーズンズホテル京都」が営業開始する予定です。国際観光都市の京都では、外資系高級ホテルのオープンが続いています。

「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の概要
◆ 計画名-(仮称)京都嵐山計画
◆ 所在地-京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12番
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 敷地面積-4,429.2㎡
◆ 延床面積-2,999.9㎡
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-39室
◆ 建築主-森トラスト
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年01月07日(着工)、2014年01月15日(地鎮祭)
◆ 開業-2015年春予定


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「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」は、世界遺産の「天龍寺」、紅葉が有名な「宝厳院(ほうごんいん)」、桜や紅葉の名所で知られる亀山公園に隣接し、敷地前面には「保津川」が流れる超一級の歴史的景勝地に開業します。


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「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の建設地は、老舗旅館「嵐亭(らんてい)」があった場所です。

 「嵐亭」は京阪電気鉄道の子会社「京都センチュリーホテル」から「森トラスト」に2011年12月に売却されました(2006年12月撮影)。


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ホテル計画地周辺図です。

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2014年12月 3日 (水)

姫路市 (仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 2014年11月30日の建設状況

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-(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル-
 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。

 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 「Bブロック」には、「山陽企業(本社姫路市)」が、地上8階、高さ約40mのビルを建設します。
 国内最大級という12スクリーンを有するシネコンと約30の物販、飲食店が入る計画で、2015年7月の完成予定です。

 「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル」は、2014年7月8日(火)に「地鎮祭」が行われ着工されました。「キャスティ21コアゾーン」での着工は初めてです。


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鉄骨建方が本格的に行われています。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 本体棟」の中高層建築物建築計画概要標識です。


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「(仮称)キャスティ21コアゾーンBブロック商業ビル 駐車場棟」の中高層建築物建築計画概要標識です。

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阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業 Part5:青木駅~魚崎駅間編 2014年11月24日の建設状況

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-阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業-
 「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」は、阪神電鉄の「住吉駅~芦屋市境」までの約4kmの区間を高架化するプロジェクトです。

 11ヶ所の踏切が除却し、33ヶ所の交差道路の改良により都市交通の改善を図るべく、1992年に事業着手し、工事を進めています。

 引用資料 神戸市HP → 阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業

阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業
◆ 事業名称-阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業
◆ 延長-約4,000m
◆ 踏切除却数-11ヶ所
◆ 対象駅-青木駅、深江駅
◆ 事業主体-神戸市
◆ 下り線高架工事着手-2011年04月
◆ 下り線高架化切替-2016年春予定
◆ 総事業費- 約653億円


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「青木駅」西側の踏切越しに西側を見た様子です。


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更に西側です。


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更に西側の踏切越しに東側に振り返った様子です。


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踏切越しに西側を見た様子です。


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更に西側の踏切から東側に振り返った様子です。


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踏切からに西側を見た様子です。このあたりから「魚崎駅(うおざきえき)」にかけて勾配が続きます。


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更に西側です。このあたりは盛土区間で、すでに高架になっていますが、より高さの高い高架橋に造り替えています。


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更に西側から東側に振り返った様子です。盛土区間を高架橋に造り替えた部分です。


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西側を見た様子です。


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更に進むと「魚崎駅(うおざきえき)」が見えてきました。


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「魚崎駅」は、西側の「住吉川」が天井川になっているので、西側が高い傾斜地にあります。


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「魚崎駅」のホーム東端から西側を見た様子です。「魚崎駅」の西側には天井川の「住吉川」があります。

 堤防の高さを超えるため必然的に高架の高さになります。駅の西側は地上部にありますが、ホームの東側は高架の高さになっています。


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アップです。高架橋を建設しています。


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「魚崎駅」のすぐ東側部分です。今回の全8記事の阪神電鉄の連続立体交差事業の特集はこれで終わりです。

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2014年12月 2日 (火)

姫路市 姫路駅北駅前広場の整備 2014年11月30日の建設状況

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-姫路駅北駅前広場の整備-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わります。

 広場は、再整備する大手前通り(十二所前線以南)や隣接する西側の街区を加えると、約5倍の面積約30,000㎡に拡張されます。


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整備中の「姫路駅北駅前広場」です。


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南側に完成した「バス乗降場」に続き、北側に島式の「バス乗降場」が整備中です。


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整備中の島式の「バス乗降場」です。レンガが山積みされています。


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「エレベーター」です。作動テストを行っていました。


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地下街「グランフェスタ」と通じる階段とエスカレーターです。


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整備中の島式の「バス乗降場」を別角度から見た様子です。


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地下街「グランフェスタ」と通じる階段とエスカレーターです。


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レンガを敷いています。


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「連絡デッキ」の下も島式の「バス乗降場」となります。


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「キャッスルビュー(眺望デッキ)」から北側を見た様子です。


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「大手前通り」の正面には、「平成の大修理」が行われている世界遺産の国宝「姫路城」が見えます。10月末にはあったクローラークレーンが姿を消していました。


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先に完成した「姫路駅北駅前広場」の東側部分です。撮影が日曜日ということもありますが、地上を歩く歩行者が前と比べてかなり増えました。


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「キャッスルガーデン」を西側から見た様子です。


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「キャッスルガーデン」を東側から見た様子です。


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「芝生広場」です。多くの人で賑わっています。


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ただ芝生が全滅に近い状態になっていました。人が歩かない部分はきれいな緑だったので季節のせいではありません。多くの人が上を歩くからだと思います。

 このままでは芝生の全滅は時間の問題で、土がむき出しになると思います。この事態は姫路市も想定外だったと思います。
 芝生部分を立ち入り禁止にしたら広場の意味が無いし、人工芝やレンガにしたら味気無いし・・・ どうしたらいいのでしょうか? 

 姫路駅北駅前広場の整備は非常に順調ですが、すべてがうまいこと行くとは限りませんね・・・ 「好事魔多し」という言葉を思い出しました。

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阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業 Part4:青木駅の高架駅 2014年11月24日の建設状況

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-阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業-
 「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」は、阪神電鉄の「住吉駅~芦屋市境」までの約4kmの区間を高架化するプロジェクトです。

 11ヶ所の踏切が除却し、33ヶ所の交差道路の改良により都市交通の改善を図るべく、1992年に事業着手し、工事を進めています。

 引用資料 神戸市HP → 阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業

阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業
◆ 事業名称-阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業
◆ 延長-約4,000m
◆ 踏切除却数-11ヶ所
◆ 対象駅-青木駅、深江駅
◆ 事業主体-神戸市
◆ 下り線高架工事着手-2011年04月
◆ 下り線高架化切替-2016年春予定
◆ 総事業費- 約653億円


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「青木駅」の完成予想図です。


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「青木駅」は、島式2面4線の高架駅に生まれ変わります。


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現場に掲示してある「工事施工順序」です。現在は下り線の高架工事を行っている段階です。


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「青木駅」東側の踏切から西側を見た様子です。仮設の「青木駅」が見えます。


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仮設の「青木駅」のホーム東端から東側(梅田側)を見た様子です。


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仮設の「青木駅」のホーム東端から西側を見た様子です。下り線の高架駅舎を建設中です。


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東側に振り返った様子です。


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高架の青木駅は「RCラーメン高架橋」ですが、2階床は「鉄骨造(S造)」である事が分かります。


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更に西側です。


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仮設の「青木駅」のホーム西端から東側を見た様子です。


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ホーム西端から見た仮設の「青木駅」です。


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仮設の「青木駅」のホーム西端から西側(三宮側)を見た様子です。


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「青木駅」の下り線の高架駅舎を東側から見た様子です。


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アップです。階段が見えます。


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「青木駅」の下り線の高架駅舎を南側から見た様子です。


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「青木駅」西側の踏切から東側を見た様子です。


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アップです。仮設の「青木駅」が見えます。

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2014年12月 1日 (月)

姫路市 姫路ターミナルスクエアビル 2014年11月30日の建設状況

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-姫路ターミナルスクエアビル-

 姫路駅の駅前は、世界遺産・国宝「姫路城」を擁する城下町にふさわしく、「城を望み、時を感じ人が交流するおもてなし広場」というデザインコンセプトの下、国内最大級の駅前広場へと生まれ変わります。

 関連工事として、「西側一般車乗降場」の上に神姫バスにより「神姫バス」により「姫路ターミナルスクエアビル」が建設中です。概要は、地上9階、高さ41.85m、延床面積13,134.16㎡となっています。


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JR姫路駅の中央コンコース前あたりから見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「養生シート」が外されて下層階の特徴的な外観が姿を現しました。


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下層階の東側部分です。


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北側から見た様子です。2本の歩行者デッキで接続されました。


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北側の歩行者デッキです。


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南側の歩行者デッキです。


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「姫路ターミナルスクエアビル」の1階は、「西側一般車乗降場」となる予定です。


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歩行者デッキの下は、東側から続く「バス乗降場」の一部となります。


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南西側から見た様子です。

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阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業 Part3:深江駅~青木駅間編 2014年11月24日の建設状況

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-阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業-
 「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」は、阪神電鉄の「住吉駅~芦屋市境」までの約4kmの区間を高架化するプロジェクトです。

 11ヶ所の踏切が除却し、33ヶ所の交差道路の改良により都市交通の改善を図るべく、1992年に事業着手し、工事を進めています。

 引用資料 神戸市HP → 阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業

阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業
◆ 事業名称-阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業
◆ 延長-約4,000m
◆ 踏切除却数-11ヶ所
◆ 対象駅-青木駅、深江駅
◆ 事業主体-神戸市
◆ 下り線高架工事着手-2011年04月
◆ 下り線高架化切替-2016年春予定
◆ 総事業費- 約653億円


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「深江駅」西側の「深江薬王寺踏切」越しに西側を見た様子です。


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「深江駅」西側の「深江薬王寺踏切」手前から西側を見た様子です。


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更に西側です。


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更に西側です。まだ高架橋が完成していない区間があります。


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更に西側です。


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「深江駅~青木駅」間で、一番大きい道路の「青木幹線」越しに東側に振り返った様子です。


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「青木幹線」の「大茶園踏切」越しに東側に振り返った様子です。


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「青木幹線」の「大茶園踏切」越しに西側を見た様子です。


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「青木幹線」の「大茶園踏切」手前から西側を見た様子です。


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更に西側です。


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更に西側です。


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更に進むと建設中の高架の「青木駅」が見えてきました。


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「青木駅」東側の踏切から東側を見た様子です。

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